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英語学習者と世界を繋ぐキューピット

Globalish講師の高橋 アキです。

 

オンラインで大学生から70代まで

幅広い年齢の方に英語を教えたり

日本語-英語の翻訳・通訳を提供しています。

 

 

 

唐突ですが、質問です。

もしあなたが私から英語を学んでいたとして

私が「私のことは先生と呼ばないでください」と

お伝えしたらあなたはどうしますか?

 

なぜこんな質問をしているかというと

先日、別の方が

「先生と呼ばないでください」と

呼びかけをしているのに対し

✓言われた通り、先生と呼ばない

✓そうは言っても先生と呼ばせてください

というグループに分かれる現象に

遭遇したからです。

 

「先生と呼ばない」グループは、

本人が呼んで欲しくないと言っている

という意思を尊重したうえで、

心の中で「先生」をつける時と変わらない

敬愛の気持ちを込めてお名前をお呼びする

ことを選択しています。

 

一方で「先生と呼ぶ」グループは

明確な理由をお聞きしていないので

私の推測になってしまいますが

講師の方を「先生」と呼ぶことで

「先生」への尊敬の念をきちんと

表したいからではないかと思います。

 

この事例において

どちらが良い、悪いはないのですが

私は実際に生徒さんに

「先生と呼ばないでください」

とお伝えしているので

私なりの理由をご理解頂き

「講師」を「先生」と呼ばないことに感じる

抵抗感を少しでも和らげらることに

貢献できたら嬉しいです。

 

 

私なりの理由などと大きな口をたたきましたが

ネタバレするとメンターである

ミツイ直子先生の教育方針を学び

『先生』と呼んでもらわない理由に

大いに共感したからです。

 

(こちらが参照記事です)

 

    

(上記ブログからの抜粋)

 

私のことを「先生」と呼び始めると
その人の中で「ミツイ直子が先生」であり
「自分が生徒」であるという

無意識の境界線を

敷き引いてしまうことが多いからです。

そうすると多くの場合、

「自らは先生から学ぶ者」だとして
受け身の姿勢になることが多いだけでなく、
酷いケースだと
「先生の言うことは絶対だ」という

勘違いさえ生じてしまうのです。


でも、私がしたいのは

「洗脳」ではなく「教育」。
ですから、生徒さんには
「自分で考える」ことを

してもらわないといけないのです。

 

 

私たちの感覚は母国語の文化に

大きく影響されています。

目上の人への敬意を言葉で示すことを

大切にする日本語話者にとって

「先生」を「先生」と呼ばない抵抗感は

大きいことかと思います。

 

日本の文化では、「先生」が

「先生と言わないでください」と言っても

敢えて「先生」と呼び続ける姿勢は

つつましさや誠意がある人柄を感じさせ

好ましく映ります。

 

しかし、異文化コミュニケーションでは

「先生と呼ばれたくない」と伝えたのに

意見を尊重してもらえないと

ネガティブに捉えられる場合があるので

要注意です!!

 

ネーミングの呼称で相手との

心理的距離感を測る英語圏では

「ファーストネームで呼んで欲しい」

と言ってくれたのに

「それはできません!」と言うと

ファーストネームで呼んで欲しいという言葉に込めた

「あなたともっと親しくなりたい」という気持ちを

暗に拒否してしまうことに繋がってしまい

相手に「私のことが好きじゃないんだ!」と

誤解を与えてしまう場合もあります。

 

だから、

「先生」を「先生」と呼ばない文化の存在や

相手の意思を重んじる文化があるという

知識を持ち、目上の方に

「先生と呼ばないでください」と言われたら

「はい!」と相手の希望に応じる練習を

日本語でもしておくことは大切ではないかと思いました。

 

ちなみに、興味深いことに、

前事例で「先生と呼ばない」グループには

留学経験があるなど

海外への興味関心が強い人が多い傾向がありました。

 

 

一方で、日本語文化において

気をつけなくてはいけないことに

相手の言った言葉が

文字通りの意味ではないこともある

ということです。

 

以前、東京から観光目的で

京都に訪れた友人を個人的に案内してたという

京都の方からこんな話を聞きました。

 

閉店間際のお店に入店した際

お店の方が「ごゆっくり!」と

おっしゃったそうです。

 

東京からの友人は文字通りに受け取り

リラックスした雰囲気でゆっくりと

過ごしそうな様子だったそうなのですが

京都の方は

「ごゆっくり」=「早く帰って」と

裏の意味を理解していたために

どうやって東京からの友人と

お店から退店しようとやきもきした

という話でした。

(私はイギリスで同じような経験を体験したので

この現象が日本特有とはいいませんが…)

 

同じ文化を共有している人同士では

表の意味と裏の意味を使い分けられても

文化を共有していない人には

それが伝わりません。

そのことに配慮して発言することは

異文化コミュニケーションでは

欠かせないことであることを認識して

実行できるようにしておくことが大切です。

 

 

これからあなたの職場でも

海外の方が増えていくかもしれません

既にもう海外の方がいる職場でお勤めの方も

いらっしゃるのではないでしょうか?

 

日本の文化に馴染みのない方が

日本文化に馴染めるように

こうした違いを認識して

文化の違いで嫌な思いをしないように

配慮や説明をしてあげてください。

 

そして、あなたが海外に行ったとき

文化の違いで意図せず人を傷つけないように

知識を身につけ実践し、準備をしておきましょう!

 

Enjoy Learning English & Your Business!!

 

 

    

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