この日は久々の+1art
+1art「プラスプラスプロジェクト vol.5」
作曲+空間造形
overlap
山根明季子 + 野口ちとせ
テーマはoverlap 。
曲家と美術家のコラボレーションによる音と空間造形の
インスタレーション。
overlapとは色んな物(振動とjか)が重なり合う
状態だそうです。
会場に展示されたその10個の状態を示すカード
から今回は2つを取り上げて展示を行った
そうで。
一つは空間をピンクにする。
中央の四角の部分はアニメーションとなっていて
10分程度で変化します。
もう一つは複数のテンポのリズムパターンを
同時に再生する。
早野各所に8個のスピーカーを配置して
この日は17時より、Junya Hirano(environment 0g/remodel)
DJが予定されていて準備に忙しかったようです。
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作曲家、山根明季子は物質、空間、サブカルチャー、ゲーム、
デジタル表現から受けた影響を、音に変換する作品制作を行っ
てきました。 《Overlap》と題した本展では、大量生産と成長
を迫られる消費社会下での音と音の重なりに着目しました。
この過剰な音の重なりがドーパミンを誘発させていると山根
は言います。 会場に配置した8つのスピーカーから複数の
ビート(リズムパターン)を同時再生し、ビートが重なる
サウンドインスタレーションを行います。 また、音の飽和
と重なりに焦点を置いたテキストスコア《状態》は、本展用
にマルチプルとして制作されたカードを展示します。
野口ちとせは、音をテーマにした独自のインスタレーションや、
赤い巨大鉛筆を増殖させるプロジェクトを通じて所有という行為
について、自身への問いかけを続けてきました。 本展では、山根
のテキストスコアの「空間をピンクにする」を実践します。 また、
本展で展示される山根のスコアマルチプルのプロデュースを担当
しました。 二人の作家が捉えた《Overlap》の表現は、コラボ
レーションによってさらなる重なりを生むことでしょう。 また、会
期中に行われるJunya HiranoによるDJ と 野営地による
パフォーマンスはいずれも、山根明季子が本展に因んで
プロデュースしたプログラムです。 こちらも必見です。