6月1日 | Pokopen Photographic

Pokopen Photographic

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この日は久々の+1art

+1art「プラスプラスプロジェクト vol.5」 

 

作曲+空間造形
overlap 
山根明季子 + 野口ちとせ

テーマはoverlap 。
曲家と美術家のコラボレーションによる音と空間造形の

インスタレーション。

overlapとは色んな物(振動とjか)が重なり合う

状態だそうです。

会場に展示されたその10個の状態を示すカード

から今回は2つを取り上げて展示を行った

そうで。

 

一つは空間をピンクにする。

中央の四角の部分はアニメーションとなっていて

10分程度で変化します。

 

もう一つは複数のテンポのリズムパターンを

同時に再生する。

 

早野各所に8個のスピーカーを配置して

各々別のリズムの音を流していました。

この日は17時より、Junya Hirano(environment 0g/remodel) 

DJが予定されていて準備に忙しかったようです。


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作曲家、山根明季子は物質、空間、サブカルチャー、ゲーム、

デジタル表現から受けた影響を、音に変換する作品制作を行っ

てきました。 《Overlap》と題した本展では、大量生産と成長

を迫られる消費社会下での音と音の重なりに着目しました。

 この過剰な音の重なりがドーパミンを誘発させていると山根

は言います。 会場に配置した8つのスピーカーから複数の

ビート(リズムパターン)を同時再生し、ビートが重なる

サウンドインスタレーションを行います。 また、音の飽和

と重なりに焦点を置いたテキストスコア《状態》は、本展用

にマルチプルとして制作されたカードを展示します。 

野口ちとせは、音をテーマにした独自のインスタレーションや、

赤い巨大鉛筆を増殖させるプロジェクトを通じて所有という行為

について、自身への問いかけを続けてきました。 本展では、山根

のテキストスコアの「空間をピンクにする」を実践します。 また、

本展で展示される山根のスコアマルチプルのプロデュースを担当

しました。 二人の作家が捉えた《Overlap》の表現は、コラボ

レーションによってさらなる重なりを生むことでしょう。 また、会

期中に行われるJunya HiranoによるDJ と 野営地による

パフォーマンスはいずれも、山根明季子が本展に因んで

プロデュースしたプログラムです。 こちらも必見です。