2024年12月14日(土)14:30~16:30 福島市のアオウゼにて
「エネルギーとまちづくり」ワークショップを開催しました。
小学生4名 中学生3名 高校生4名 大人7名 計18名(6家族)が参加してくださいました。
全国ご当地エネルギー協会主催のイベントにFoE Japanが協力しての開催です。
ご当地エネルギー協会から阿部さん(あべべ)と宮本さんが福島まで来てくださり、あべべのファシリテーターで始まりました。
まちづくりワークショップは、みんなで力を合わせて私たちの街のCO2の排出量を減らしてコミュニティ力と再エネ力を増やしていくゲームです。
ひとりひとりが、工場やスーパー、農家、銀行、発電所、行政機関などを受け持ち、所持金と渡された指令に従い、必要職種カードをつけて、お金を払って事業を行います。
どのぐらい協力できるかが、達成の速さに重要だということが分かった時には、もう終盤。
でもぽかぽかメンバーはいち早く協力体制に。目標50%には惜しくも至りませんでしたが、CO2削減率100%⇒51%、コミュニティ力20%⇒73%、再エネ力20%⇒56%と健闘(比較が無いのでわかりませんが・・・)。
指令書にはトラップ(罠)があります。
これにぽかぽかメンバーは引っ掛かりませんでした。原発建設やメガソーラー建設など、福島メンバーにとっては、見たくないカードです。「トラップに引っかからなかったのは初めてです」「こんなことは珍しい」と、ファシリテーターのあべべに褒めてもらって、何だかとっても嬉しくなりました。
ゲーム終了後には、課題・課題を解決するには・何をすれば解決するか・自分が出来ることをそれぞれ自分たちが提案した問題を考えました。
最後に、今回特別参加してくれた二本松の近藤さんのソーラーシェアリング(二本松営農ソーラー株式会社)についてお話を聞き、ぽかぽかで見学に行こうと話しました。
あっという間の楽しい時間で、学びにつながるとても素敵なイベントでした。
みなさんの感想をお伝えします。
土曜日はありがとうございました!
とてもためになる会でした。最初エネルギーとは?まちづくりに関係するのかとか思ってましたが、自分達の生活や行動で大きく環境に関わってくるんだなって思いました。
また、カードゲームを通してそのエネルギーに関することを学べるのは良いな!と思い、今の学生さん達に授業で簡単に伝えられる方法なのかなと考えました。
このような機会がもっと色んな人が参加して色んな人に伝わっていけたらなって思いました!(高3)
ゲームがとても面白かったし多くの排出量を減らすことが出来たので良かったです。このような機会に参加しないと分からないことや近い将来自分たちの行動で環境を壊してしまうと実感しました。今回のエネルギーとまちづくりについての話を友達や先生にも話をしました。また、1人では変えることが出来ないからみんなに今の現状を知って欲しいと思い、学校にも今回のお話の講話があればいいとな感じました。(中3)
自然やエネルギーについてたぶんもうだめなんだろうなと暗いイメージをなんとなく思っていたのが、このゲームでみんなで参加して取り組むうちに、明るい希望が持てるんじゃないかと思えるようになりました。(中3)
今回の脱炭素町づくりワークショップは想像していたよりも、複雑で実現可能性まで考えられて、難しかったですがとてもやりがいがありました。
普段、気候変動問題には関心がありましたが、実際の生活や町の中でどのように脱炭素を実現できるのかあまり知らなかったので、今回のゲームを通して考えることができました。
このゲームを友人や学校で一緒に実施して、そこから次のアクションに繋げられたらいいなと思います!(高3)
今回参加させてもらいゲームを通して脱炭素をするためにどうすれば良いのかどのような人が係るのかを楽しくわかりやすく知ることができました。最初はゲームのやり方がわからなくて戸惑うこともありましたがやっているうちにどんどんわかっていき楽しく参加できました。
娘も初めてのエネルギーワークショップだったので不安気に参加したのですが終わってからの感想はとても楽しかったと話していました。
そして改めて温暖化のスピードの速さを知りました。うちは4Rを心がけて生活している方かなと思っていましたが、まだまだ足りていないと感じました。もっとやれることはあると思うので考えてみようと思います。
今回参加できて良かったです。ありがとうございました。(母)
最初に拝見した動画が分かりやすかったです。
地球の温暖化が進むことで、海岸消失、氷河融解、砂漠化が進み、暑さで文化消滅、野菜高騰、格差が拡大して職を失う人が出てくるなど、とても危機感を覚えました。
全員が行政や民間企業など役割を持って、まちづくりをするワークショップはとても楽しかったです。
それぞれの立場でやるべきことをやって、みんなが協力することで目標が達成されるということを実感しました。
有意義な時間でとても勉強になりました。(母)
エネルギー、脱炭素問題についてのゲームがとてもよくできていて驚きました。なにより、参加した息子、明るい希望が持てるんじゃないかと思えるようになったという感想を言ったことにとても感銘をうけました。こういう企画をもっとたくさんの学生や大人たちでできるようになれば、みんなの考えももっといいものにシェアできていくのではないかと思いました。ありがとう御座いました!(母)
参加を通じて、新たな気づきと興奮に満ちた体験をしました。カードゲームを通して、排出量等の数字が見える化され、皆で目標を達成する為に奮闘したりすることができました。とても楽しい時間でしたが、地球温暖化が進行すると、野菜などの栽培が困難になる可能性や、氷河の溶解によって古代のウィルスが解き放たれる恐れなど、このまま環境が悪化すれば地球が直面する未来を考えると、恐怖を感じました。
ワークショップを通じて、一人ひとりが地球の未来に責任を持つことの重要性を再認識しました。私たちの意識と行動が、将来の地球を守る鍵となると感じました。(母)
カードゲームを通じて何かを学ぶという初めての体験でした。「脱炭素」と言っても具体的にどんなふうに行なっていくのか、どういう人がかかわる必要があるのかを知れました。カードゲームをする前後に気候変動についてな学ぶ時間や振り返りの時間があったのも学びを深めてくれました。実際に自分の街ではどんな人たちが役割を担っているのかを知ることができたらもっと面白いと思いました!(スタッフ)