スタッフ矢野です。

5月3日~6日(3泊4日)GW後半のぽかぽかプロジェクトを実施しました。

7家族21名とボランティア6名(内高校生1名岡山から1名)の27名でした。

 

 

 

当初4日~6日のつもりでしたが、3日の前入り希望者が多かったため、3日からぽかぽかが始まりました。

一日目

お昼にぶっかけうどんを食べた後、土津(はにつ)神社と椅磐(いわはし)神社を回る近隣散策に出かけました。桜はすっかり終わっていたのですが、八重桜が満開で、緑も様々な色で芽吹き、お天気に恵まれて楽しい散策になりました。

 

 

 

 

二日目

朝食後、お弁当を持って、磐梯熱海スポーツパークに行きました。GWで体育館とグランドが無料開放なのです。体育館でバトミントン、卓球をやったり、グランドではないちもんめやサッカーに興じたり、一日中たくさん遊びました。

 

 

 

 

 

  

 

最後にみんなでリレーをしました。3チームに分かれ、大人はけがをしないように準備運動もして、久しぶりに思いっきり走りました。バトンは綿棒で、ゴールはなわとびを使いました。

お天気にも恵まれ、外でいっぱい遊んんで、笑いの絶えない楽しい一日でした。

 

  

 

磐梯熱海ユラックスで温泉に入り、ぽかぽかハウスに戻って、夕食、そして子供の日の特製<チョコバナナ兜春まき>を作りました。

 

  

 

ぽかぽかハウスでは、プレイルームで遊んだり、本を読んだり、トランプやかるたで遊んだり、異年齢の子どもたちが仲良く遊びます。今回も、ぽかぽかハウスでは、大きな子どもたちが、小さな子たちを一生懸命みてくれます。小学生のお兄ちゃんが4才の子の歯磨きをしれくれたり、肩車をしてくれたり、とっても素敵です。

 

  

 

3日目

お弁当を持って、石筵ふれあい牧場に出かけました。

牧場では木の下に拠点のブルーシートを敷いて、後は自由に遊びます。おもしろ自転車、マウンテンバイク、幼児自転車、ターゲット・バードゴルフ、サッカーやバレーボール、動物を観に行ったり小川で遊んだり、途中おむすびやポカチキ(チキンハンバーグと言われましたが、イメージはチキンナゲットです)を食べて、楽しく過ごしました。

 

 

 

  

 

  

 

  

 

帰りにユラックスで温泉を楽しみ、ぽかぽかハウスへ戻りました。

今回春休みに「水俣・長崎学習旅行」に行った2家族とスタッフ3人がいました。

熊本の交流会で覚えてきた♪サンバおてもやん♪をみんなで踊りました。(すぐ覚えられて、ノリが良く、でもちょったハードです)

また、長崎で小学生が体験してきた「佐世保ごま」を回して見せてくれたり、みんなに教えてくれました。(とっても難しいんです)

 

 

 

  

 

一日中思いっきり遊んで疲れているはずの子どもたちは、そんなことはなかったかのように、ぽかぽかハウスでもたくさん遊びます。トランプやかるた大会、プレールームで滑り台やぬいぐるみ、おままごとやボール遊び、スタッフさんに肩車してもらったり、ぬいぐるみに埋めてみたり、子どもたちは遊びのプロフェッショナルです。

 

  

 

夜、小学生が寝た後、中高生の勉強タイムです。今回は中高生が5人いました。交流会でにぎやかなお隣で、一生懸命勉強する子どもたち、スタッフやお父さんも手伝って、頑張りました。(騒いでごめんね!)

 

  

 

そして子どもたちが遊んでいる間、お父さんお母さんはキッチンで大忙し、今回はお父さんも積極的に参加してくださり(無理に引きずり込んだかも・・・。)手際よく美味しいごちそうが出来ました。

今回、お父さんが3名も参加してくださいました。夜の宴会も日本酒やごちそうが並び、豊かな時間と空間でした。

最終日キッチンの締めのお手伝いにかなみさんが、GW前半に続いてお手伝いに来てくれました。おかげで東京組も午前中に猪苗代を出発でき、渋滞にさほどはまることなく帰宅することができました。

 

   

 

子育て中のお母さんは外呑みが出来ません。子どもたちが寝た後、楽しく飲める場はとても大切です。学校の事、子どもの事、家族の事、仕事の事、健康の事、放射能の事交流会では、いろいろな話が出ます。

今回、無いことにされる原発被害に政府や県を信じられなくなっているお母さんの話を聞きました。胸が押しつぶされそうでした。

まだまだぽかぽかを続けていかなくてはと、強く思いました。

参加してくださったみなさん、そして支援してくださるみなさまに、本当に感謝いたします。

 

今回も共生地域創造財団のご支援の安全安心な食材で、お母さんお父さん協力のもと、美味しいお料理を作りました。本当にありがとうございます。

メニュー

3日昼     いっぱいのせたぶっかけうどん
3日夕     たけのこごはん・かきたま汁・小松菜と厚揚げと鶏のとろとろ煮・漬け物
4日朝     オープンサンドイッチ・スープ・ウインナーとキャベツ炒め
4日昼     おにぎり・スープ・味たまご・きゅうりの漬け物
4日夕   ご飯・スープ・豆腐ハンバーグ・温野菜
5日朝    お父さんが味噌汁・納豆・魚・和え物・漬け物
5日昼   おにぎり3種・スープ・チキンナゲット・ミニトマト
5日夕   ご飯・味噌汁・豚肉の漬けしょうが焼き・キャベツ・トマト
6日朝     ごはん・カレー・お漬物

 

   

 

   

 

   

 

 

お母さんの感想

〇3泊4日天気にも恵まれ、ユラックス熱海で卓球やバドミントンやリレー等子供から大人まで身体を動かし楽しめたと思います。牧場でも自転車やゴルフとそれぞれが好きなところで遊べるのが良かったと思いました。
パパさん参加者もいて一緒に料理したりして疲れちゃったと思いますが、沢山話せて笑ってとてもいい時間を過ごす事が出来ました。
スタッフのみなさん参加者のみなさんお世話になりました。

 

〇息子も中学3年と大きくなり友だちが優先で親とは出掛けなくなりました。今回ポカポカに誘ってもらった時、行かない! と言われると思ったのですが、参加してもいいよ!と思いがけない返事でビックリ。
毎回馴染むまで時間がかかる子なので、今回もどうなるか不安での参加ではありましたが、皆さんのさり気ない声掛け気遣いのお陰で、いつもより早く馴染んだうえ下の子の面倒や同年代の女の子たちとも仲良く楽しむ姿が見れて成長を感じました。
夜の勉強もボランティアの方に教えて頂きながら取り組む姿勢に感激し、感謝感謝です。
次回はボランティアで参加を誘われてその気になってます!宜しくお願いします!!
親子共楽しい3日間でした。ありがとうございました😊

 

スタッフ感想(今回岡山から参加してくれたいのけん)

○楽しく充実した素敵な時間を過ごすことができました!
みなさんが家族のように温かく迎え入れてくださり、心からホッとできる場所だなと感じました!
子どもたちと一緒に遊んで、笑って、話をして、元気や笑顔、パワーをもらいました(愛してる)
岡山と福島は遠いですが、みなさんとの心の距離は近いと感じています。

 

スタッフ感想(スーパーボランティアなる)

○ぽかぽかには何度も参加させていただいていますが、今回は様々なスポーツ、リレーやだるまさんが転んだなど、みんなでまとまって外で行うアクティビティが多く、よりぽかぽかファミリーの絆が深まった気がしました。また、今まで低学年でみんなから可愛がられていた子が、今度は自分よりも下の子の面倒を見てあげている様子を見て、みんなの成長を見届けることができてとても嬉しく思いますし、様々な年齢が混ざった環境での経験は本当に重要だと感じました。
お母さん、お父さんとの夜の懇親会では、今でも続く原発事故、また伝えていくという大切さについてお話を聞き、胸が締め付けられるような気持ちになると同時に、引き続きこのプロジェクトに関わり、お手伝いさせていただきたいと強く思いました。この4泊5日(スタッフ前入り)、普段の仕事では得られない、とても充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

 

スタッフ感想(家族で参加したFoE Japanスタッフ)

○家族とともに初参加させていただきましたが、猪苗代の自然豊かな環境が心地よく、参加者の皆さんも温かくて、とても素敵な時間を過ごさせていただきました。
スタッフとしてお手伝いするつもりが、逆に参加者の皆さんにもてなしていただいたくらいで恐縮でした。
子ども達も年上のお兄さん、お姉さんたちに遊んでもらって喜んでいました。
夜、お酒を飲みながらお聞きしたお母さん、お父さん方のお話は、同じく子育てをする1人として胸が痛むことが多くありました。
自分がその状況になっていたら、どうしていただろうと想像せずにはいられません。
テレビやネットで見聞きするのでは感じられなかった実感があり、直接お話をお聞きすることができたことは本当に大切な経験となりました。

 

○今回はお父さんがたくさん参加してくれて、子どもたちもとても嬉しそうでした。
キッチンでも大活躍!ダイナミックな巨大ハンバーグを黙々と焼いてくれたり、皿洗いをしてくれたりと率先して協力してくれる姿に惚れ惚れしました。
5歳の息子は中学生と小学生のお兄さんに遊んでもらったことがとっても嬉しかったようで、お兄さんの名前を忘れないように一生懸命唱えながら眠りについていました。
1歳半の娘は「サンバおてもやん」が大のお気に入り!いまだに毎日踊っています(これを踊ると泣き止みます!!)
夜の席では、水俣・長崎学習旅行に参加されたお母さんたちのお話を聞きました。
「私たちも伝えていかなきゃいけない」という言葉に胸を揺さぶられました。私たちFoE Japanも、その声を多くの人に届けるために尽力していきたい、そう思いました。

 

 

※今回のぽかぽかは、「独立行政法人国立青少年教育振興機構」『子どもゆめ基金』の助成をいただいて、開催されました。