こんにちは。
10代20代の引きこもりを解決！
“人生どん底”から抜け出す
親子のリスタート実践プログラム
安藤ひさこです。
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【「社会参加のきっかけにはアルバイト！」ではない。】
子供が学校や仕事を辞めて家にいると
「時間がもったいない。
若いんだから何かすればいいのに」
「家でゲームする元気があるなら、
１日２日でもいいからバイトに行けばいいのに」
って思いませんか？
よほどしんどそうなときは
そうは思わなくても、
普通に家でゲームばかりしている姿を見ると
悶々とすることってありますよね。
うちも夫は
「大学やめたんなら、働いて金返せよ（親に）」
って最初息巻いていました。
夫に「そんなこと言わないでよ」って思いつつも、
私もこもりが１年、２年になると不安も出てきてね。
本人に言わなくても
「何かやることはないのかな」
って思うときもありました。
親としては引きこもりが長引くのが怖い。
なので、
長期に引きこもらせないためには
アルバイトが一番
って思いがちですが、
実はそうではありません。
世間体や経済的なことを考えると
親としてはその発想になるのですが、
それのみにしてしまうと、
すごく狭い範囲になってしまいます。
社会参加の目的は
生身の人に出会い、
触れ合う経験をしていくこと
と考えると、色々な発想がでてきます。
例えばそれが
推し活のようなものかもしれないし、
お料理教室やパソコン教室、英会話教室などの
カルチャーセンターかもしれません。
自動車学校は、わりと気持ちの負担も少なくできます。
ボランティア活動の場もよいかもしれません。
またデイサービスや自助グループのような場もあります。
その都度、
本人にとって
可能な社会参加の手段があるので
親子で話し合いながら
進めていくのがいいです。
ここで一番大切なことは何かっていうと、
親が主導権を握るのではなく
あくまで子供が主役
だということです。
親が良かれと思って
自分の考えを押し付け、
「言うことを聞かない」
「あいつはダメだな」
「もうどうしようもない」
と言っては腹を立てる
というパターンにならないようにしましょう。
そういう親の態度に子供は敏感に反応します。
また逆に
本人が「アルバイトしてみようかな」って言うのを
「アルバイトに出るのが早いんじゃないの？」
って親が決めてしまうことも
親が主導権を握ってしまうことです。
本人の意思を主体にして
「あなたの意思を尊重する。でも無理はしないでね」
を伝えていけば、
子供が自ら決めていくことを大切にできます。
でね、
ここでうまくいかなかったとしても
親がこの出来事を、
子供が自ら意思決定し、
チャレンジしたととらえれれば、
子供もその試行錯誤できた自分を
受け止めていけます。
社会参加ということでは
親からはそんなことで？ということも
子供にとって
大きなきっかけになることもあります。
まずは子供の話を聞くことから
始めてみてくださいね。
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