こんにちは。
「聞き方」が変われば「会話」が変わる！
引きこもりで困っているお母さんが
６か月で子どもの将来を信じて見守れるようになる
信頼と安心の親子関係ナビゲーター 安藤ひさこです。
聞き方が変われば、会話が変わる。
最近は胎菊 菊花茶を飲んでいます。
ほんのり甘くて、眼精疲労やめまいにも良いようで
今の自分にあっているなーって感じています。
【子供に対して罪悪感を感じてしまって苦しい方へ】
こもっているわが子をみるにつけ
当時を思い出すと
そんなご相談をお聞きします。
この気持ち、苦しいよね。
私も今でも消え去らない罪悪感もありますし
これは墓場まで私が抱えていくことだな…って思っているものがあります。
「申し訳ない…取り返しのつかないことをしてしまった…」
「親として失格だ」
という思いは、多かれ少なかれ誰もが持っています。
ただこの罪悪感にとらわれてしまうと
私たちは子どもを「かわいそうな人」にしてしまうし、
子どもにあなたは「無力な人だ」というメッセージになりかねない。
それは知っていてもいいのかなと思います。
でないと、その罪悪感に振り回されます。
先ほども少し書きましたが
罪悪感を感じることの苦しさから
ストレスを感じイライラするんですね。
そしてそのイライラで
子供への適切な対応をしなくなったり、
向き合うことを避けて
子どもが孤独感を強めてしまったり…
親も心と正反対のことを口走ってしまったり
とあまり良いことがないのです。
だからまずは
自分は今、罪悪感を感じて苦しんだな
取り返しのつかないことをしてしまった…って後悔しているんだ
後悔を感じるのがこわいんだな
そういう状態にあるんだって、
もう一人の自分が、自分を見る感覚で
自分をみてみましょう。
すると、少しずつその罪悪感から切り離されます。
次のステップはこれです。
『子供は子供、自分は自分』と
子供と自分は別の人格なのだ
と考えることです。
同じ一つのことを体験しても
子どもが感じることと
私たち親が感じる感情は別ののですし
同じ状況であってもとる行動は別物です。
その時々の状況で、その人の特性や感性で感じ方も考え方も変わってくるかもしれないのです。
私たちは子どもの頃
親や先生に
「相手の気持ちを考えて行動しなさい！」
と教えられてきました。
でも今考えてみると、他人の気持ちを考えることはできても、正確に理解することはできない。
子どもの頃の私たちが
一生懸命考えて相手（親、先生、友達）を思ってとった行動が、
相手から不評だったという経験がある方も多いと思います。
そこでもしかしたら
「間違えてしまった…」
「私は人の気持ちを分かってあげられない人間だ」
「取りかえしのつかないことをしてしまった」
って思いこんでしまったかもしれないのです。
ですが、子どもの私たちが、親の気持ちを考えることはできても、全部を理解することなんてできないのです。
それと同じで、わが子の気持ちを考えることができても全部を理解することはできないんです。
子供は子供、自分は自分
それがわかった時に、私は少しずつ罪悪感を手放していくことができました。
こもっていた息子を思いやる気持ちを持ちつつ、
勝手に息子の気持ちを決めつけることをやめたのです。
今の現状を悲しいと思っているかもしれないし、
苦しいと思っているかもしれないし、
どう感じているかはわからないけど、
彼なりに今精一杯生きているんだ。
そこだけわかってあげたらいい
そう思えたのです。
もし私が
全部自分のせいだ…申し訳ないことをした、
取り返しのつかないことをしてしまったと
罪悪感にとらわれ身動きができなくなっていたら…
息子は「親を苦しめている自分は申し訳ない存在だ」
「親を苦しめている自分は価値がない」
と罪悪感を感じ、ずっと自分を責めていたと思います。
でもこの罪悪感や葛藤を半分個ずつ分け合うと視点に立ってみる。
親は親の苦しみを自分のものとして引き受ける
子供は子供自身の葛藤を引き受けてもらうという視点です。
子供が葛藤で苦しむ姿を見たくないし
葛藤を子どもが感じるのが怖く感じることもあるよね。
でもね、親が全部を背負おうとして
苦しんだり、
イライラしている姿を見て、
子供は罪悪感を感じるんだよね。
先ほども書いたけど、
親がこもったことの総てを全部自分のせいだと
責めている姿を子供は喜びません。
子供の方が、本当は自分の問題だを気付いているものです。
だからこそ、子供が背負おうとしているものを
横取りしないで
子ども自身が背負っていけるように
サポートする。
荷物を横取りせずに
半分個ずつくらいの気持ちで
付き合っていく。
そうすると私たち自身も
自分の罪悪感を抱えられる大きさにでき、
子供も自分の罪悪感が軽くなり、
抱えていけるようになっていきます。
少しずつだけどね。
罪悪感がわいて苦しい時は
① 自分が罪悪感で苦しくなっていることに気づく。
② 自分は自分、子供は子供と言い聞かせてみる。
③ 半分こずつという視点
子供に自分のことを背負ってもらうなら、
私も自分の葛藤を背負う。
大人として
冷静に子どもに接することができなかった過去に対して
罪悪感を感じることはあります。
だからこそ、今ここから少しずつ私たちも
自分自身を見つめて成長させていくことも必要です。
子供に前に進むことを望むのであれば
私たちも葛藤を抱えることも必要なんですね。
辛いし、怖いし、嫌だけどね。
でもそうしていくことで、
子供も自分の罪悪感から救われて
このままの自分でいい、やってみようという気持ちになていくのです。
少しずつでいいので、自分の「こわい、苦しい、シマッタ…」という気持ちを抱えてみましょう。
でもね、コツは一人で頑張らない。
一人で抱えない。
誰かに分けてみる。
それで少し楽になることで、その余白で抱えてみようかなと思える日もきます。
だから良かったらお話してね。
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