おはようございます、安藤です。
誰かに何かを頼むことはできますか?
それはあなたにとって簡単なことでしょうか?
それとも難しく感じることでしょうか?
上手な頼みかたを知ると、比較的頼みやすくなります。
でも頼むことができない方もいます。
実は私も得意ではありませんでした。
「NOを言われるのが怖いから頼めない。」
Yさんはそのように話してくれました。
NOを言われると、
「あ〜頼んだ私がいけなかったんだ……」
「またやらかしてしまった…」
「頼もうって思ってしまった私がいけない」
「やっぱり子どもより自分を優先する私はダメな母親だ」
強く自分を責めてしまうのです。
Yさんは同じくらいに、自分が「NO」を言うことも怖い。
「『NO』を言った私は嫌われる」
「NOをいう私は信頼してもらえない」
「NOを言ってしまった…もうこの人との関係は上手くいかない」
Yさんにとっては人にものを頼むことも、人に頼まれたことを断るということもとてもハードルが高い。
いつも強い緊張を伴うものなのです。
そんなYさんに困ったと思う出来事がおきました。
息子さんと同じ一年生、同じ登校班のお子さんの連絡帳を学校に届けてほしいと頼まれたのです。
前もってお願いされていたことなのですが、前日になって息子さんが「他のクラスにいくのが怖いから嫌だ」と言ったのです。
Yさんは困りました。
「頼まれたのにことわったら、嫌われる」
「また良い関係でいられなくなってしまう」
「信頼してもらえない」
「またやらかしてしまった」
「どうしよう、どうしよう…。」
不安とおそれみたいなものに心がいっぱいになったそうです。
でも息子さんは「他のクラスにいくのが怖い」といい続ける。
今までのYさんなら
「ねぇ、お願い!!お母さん困るから。頼むから持っていってm(__)m」
お子さんに拝むように頼んでいたとのこと。
でも「聴く」ことを学んだYさんはお子さんの気持ちを聞いたのだそう。
「そうだよね、怖いよね」「持っていきたくないんだね。」
そして相手のお母さんにメールでお詫びをして、他の上級生に頼んでもらうようお願いしたのです。
相手のお母さんは「こちらこそ、ごめんね」ってメールをくれて、他の上級生に連絡帳を渡したそうです。
で、ここからがまたあるんです。
預かった上級生の男の子が、同じ学年の女の子に「これ持ってって」と頼み、さらにその上級生の女の子が「これ持ってって」と何とYさんの息子さんに。
結局Yさんの息子さんはクラスの友達に「怖いからついてきて」って頼んで、連絡帳をちゃんと届けることができたとのこと。
思いもかけない展開にあとから聞いたYさんもびっくりしたそうです。
「今までなら」を変えたYさんの勇気の結果かなぁって思います。
だから自分を勇気づけてほしいな。
できたところを見ていきましょうってお話しました。
あとでそのことを振り返ったYさん。
先ほども書いた
「『NO』を言った私は嫌われる」
「NOをいう私は信頼してもらえない」
「NOを言ってしまった…もうこの人との関係は上手くいかない」
そのような事実はないのに、そのように思えてしまっていることに気づきました。
気づくことは変えるための第一歩です。
横にいたMさんは相手のNOを気にしないかた。
Mさんは
ただ相手は「NO」を言っただけだから、「NO」と言われたときに他にどうするか考えたらいい。
そのように思っているとのこと。
だから相手にNOを言うことも自分がNOを言うことも全く気にならないとのことでした。
事実は自分がNOを言った、もしくは相手がNOを言った。
それを自分がコネコネしちゃって、たくさんの不安や怖さをくっつけてしまっているだけ。
勉強会では「こねこ」がくっついているってことになりました(笑)
このように事実ではまだ起きていないことを、さも起きるかのように、起きてしまったかのようにとらえてしまうことは誰にでもあるのです。
でも不安に翻弄されることは起きてもいないことに振り回され、やみくもに心と時間を消費します。
不安という現実はない。
あ〜また不安に振り回されそう。
どうしようどうしよう…
こうなったら、あぁなったら。
そんな思いに気づいたら、深呼吸をしてね。
そして立ち止まってくださいね。
私はこの不安に振り回されたいのか?
それとも事態を解決したいのか?
もし解決したいのであれば、事実は何かをみることです。
そして今できる具体的なことを一つやる。
事実に基づいた行動を選び直すのです。
小さなことからでいい。
一つ一つできることからね。
