保存期の時の想い出
冬のはじめ、ちょっと風邪気味だったけれど、すぐに治った。
自然治癒力というのは、大きな力だと改めて思ったなぁ。
しっかり食べてしっかり透析、を目標にしている。
中2日でドライウェイト+5%増し
中1日でドライウェイト+3%増し
というのが、一般の体重増加の目安のようだけれど、
それをけっこうオーバーしちゃうことはたびたびある。
今回もクリスマスで食べ過ぎちゃったかな。
けれど、オーバーしても食事量は減らさずに、ゆっくり引いていけば良いと考えている。
思い返すと腎不全保存期の時期のことは、正直あまり良い想い出はない。
特に低たんぱくの食事管理が辛かった。
だからそれに比べて今の食事管理は大変ではないけれどね。
当時、間違えて食事管理をしていたことが多かったと思い出す。
はっきり言って、行っていた低たんぱく食は、やり過ぎていた。
結局、感染症(肺炎)になってしまった。
たぶん感染症に対する対抗力がひどく落ちていたのかも知れない。
肺炎の入院先では、腎機能は10%を切っていたけれど腎臓病食ではなく普通食だった。
それだけ栄養状態が悪かったのだろう。
普通食のおかげでか?腎機能は少しだけど改善されてクレアチニンの数値が少し良くなって退院したんだよ。
低たんぱく食は透析を遅らせると言われているようだけど、闇雲にやることは、場合によりとても危険だと思うのだけどね。
どれだけ透析導入を遅らせたとしても、栄養バランスを崩して死んでしまったら元も子もない。
保存期の時の極端な食事制限は、自分では透析導入になる恐怖心からのことだった。
結局は、自分の腎臓病や透析治療についての無知、無理解からだろうね。
そして、今でも低たんぱく食のことはトラウマになっていて、悪夢のように思い出したりしている。