尋常性白斑になって25年に思うこと | 平田真実のブログ

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南米パラグアイから昭和レシピチャンネルを発信する平田真実の個人的ブログ。
昔の思い出話、グルメ、格闘技、ペット、家族、教会、会社、放射能被曝問題のことまで徒然なるままに・・・何のブログだろう?と雑多過ぎる内容ですが、これが私です(笑)

私はいろんな病を患っていますがその中の一つに尋常性白斑があります。
病気も含めすべてのことを神様から与えられたものとして受け止めてはいますが、中にはできれば患いたくなかったという病もあります。
喘息や脊柱管狭窄症など、苦しい時はどうして?と訴えたくなりますがそれも私にとっては必要なものなのでしょう。
でもそういった治療の難しいと言われる難病の中で尋常性白斑は最もわかりやすくポジティブに受け止められるようになりました。
もちろん最初、発症した時はショックでした。
そのとき私はまだ30代でしたが、ある時額の髪の生え際に沿って皮膚が白くなっていることに気がついて調べてみたらそれは尋常性白斑であることがわかりました。
美容室でパーマ液が沁みてそうなったのかとか、空手を習い始めたのが原因かとか、いろいろ考えました。
空手は楽しかったのですが、と同時に元々弱い人間、強がってはいても人と戦う競技が精神的にプレッシャーとなりストレスとなっているのではなどと思ったりしたものです。
今では自分の中でほぼ原因ははっきりしています。
それは放射能の影響によるものだろうということです。

 

 

戦後、私の母が台湾から引き揚げ故郷の広島を訪れた時に被曝したのでしょう。
原爆で町ごと家がなくなっていたそうです。
その後、母も私が白斑を発症する数年前に発症しました。
広島を訪れた時に、母のDNAが書き換えられ私に遺伝したのだと思います。
以前、このブログで紹介した松本卓夫先生も広島女学院長でらしたときに、直接被爆しその影響で白斑を発症したことを先日お孫さんから聞いて、やっぱりそうだと確信しました。

被爆した方全員が白斑になるわけではなく、傾向としてなる人が多いということなのでしょう。


私はこの白斑になった頃、テレビや映画の仕事も傍ら派遣会社に所属してやっていましたが、いちいち化粧をして隠さなければならず、この道は厳しいなと諦めていました。
またブライダルの仕事でも毎回化粧で隠していましたがそのため化粧の仕方を覚えました。
様々な病院にかかって治療を試みましたが治ることはありませんでした。

薬の使い方を間違えて顔中が火傷状態、水膨れになってそれを化粧で誤魔化しながら仕事をしたこともあります。
徐々に白斑の範囲が広がって行き、それは私のコンプレックスとなり、どうして神様はこのような試練を私に与えられるのだろうと思いました。
うつるのではないかと誤解されたり、はっきり気持ち悪いと言われたこともあります。
YOUTUBEでもスペイン語圏の視聴者が「動画を見ると奴は白斑を患っていることがわかる」と指摘してきました。
ところがここ数年、白斑の進むスピードが速くなり、全身が真っ白になってきました。
これならいっそのこと全部真っ白になればと思い、もう一度ネットで検索したらモノベンゾンクリームというので治療している病院があるのを知りました。
白い部分のほうが大半を占めてきた場合は、その薬を塗ることで残っているメラニン色素を無くすことができるのです。
その病院は日本で通えなかったため、2021年に日本を訪れた際、ネット通販の個人輸入で薬を入手、試してみました。

 

 

すぐに効果は現れないものの、徐々に薄くなっていくような気がしました。
その薬もパラグアイではなかなか手に入らず、使い切りましたが薬を使わなくなっても白斑はいつの間にか進み、今年日本を訪れた時にはほぼ全身が真っ白になっていました。(昭和レシピチャンネルでは来年までの動画を既に撮り貯めていたため、腕にメラニン色素が少し残っているのが見えますが、今はそれも気にならないくらい薄くなりました)
すると、出会う皆さん、口々に肌が真っ白、綺麗と褒めてくれて羨ましがられるようになりました。

 

岩手では長袖完全防御、帽子を被って農作業のお手伝い


どういうスキンケアをしているのかとか、お肌手入れの秘訣を聞かれたり。
スキンケアについてはまた次の機会にもう少し詳しく自分の意見を述べたいと思いますが、お化粧をしなくても化粧しているように思われるようになりました。
ただ良いことばかりではありません。
日光に当たるとすぐに赤く火傷状態になるので日中外へ出る時は日焼け止めと日傘が必要になります。
特にこのところの日本の夏は猛暑、日差しが強くなるべく外に出ないようにしています。
服装も長袖長ズボンなので暑くて仕方ありません。
日傘は持っていたのですが、もっとよい100%UVカットできる傘を通販で注文、それが今日届きました。

サクラチェッカーで合格お墨付きの商品がタイムセールで安く買えたのでラッキー!

 

 

尋常性白斑であるがために日光に当たれない。
それはマイナス面であると同時に、健常者にとっても老化を促す有害な紫外線、それに気を付ける生活をするようにとのことだと、プラス面で捉えられればと今は思っています。
日光に当たらないことでビタミンD不足にならないかとも思う方もいらっしゃるかも知れませんが、病院の血液検査では標準値内、何の問題もありませんでした。

これからは引け目を感じることなくこれを売りにして生きていきます。
同じように尋常性白斑を患っている方、決して悲観的にならず希望をもっていただけたらと願います。

 

 

まだら肌のままそれを隠さずに活かした方もこのウィニーハーロウさんほか何人かいらっしゃるようです。

 

昭和レシピチャンネルのスープカリー

北海道の作り方ではなく我が家流夏野菜カレーです

 

 

 

私の日差しケア

 

Ameba美容部