パラグアイの国税調査 | 平田真実のブログ

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南米パラグアイから昭和レシピチャンネルを発信する平田真実の個人的ブログ。
昔の思い出話、グルメ、格闘技、ペット、家族、教会、会社、放射能被曝問題のことまで徒然なるままに・・・何のブログだろう?と雑多過ぎる内容ですが、これが私です(笑)

明日は10年に一度というパラグアイの国勢調査の日。

調査のために4300万ドルの予算が組まれているということで、朝5時から夕方6時まで病院への搬送など緊急事態以外、一切外出禁止となります。

もちろん会社も学校もお店やスーパーもお休み。

バスやタクシーも運行しません。

たとえ自分の家の調査が早く終わっても18時までは自宅に留まらなければなりません。

もし調査を拒否した場合の罰金は約2000万Gs(日本円にして約40万円以上)払わなければいけなくなるかもということですので注意です。

 

前回は2012年に調査が行なわれたそうですが、ちょうど私たち家族がパラグアイへ来た年。

そんなことやってたっけなあとうろ覚えですが、何か調査に来たような記憶があります。

外出禁止だとは知らず、そのままただ家にいたのかも知れません。

ところがこのときの調査は失敗に終わったそうで、データも適当に改竄されその数字はアテにならないそうです。

 

その前の、2002年の数字ではセドラーを取得している人は全体の7割でした。

それ以前の調査ではセドラー取得者の数字が残っていません。

最初の国勢調査は1952年で、それ以来10年ごとに実施されてきましたが、なんと当時は人口が130万人(1,328,452)でその65.4%が農村部に住んでいました。

アスンシオンはがらがらに空いていて当時、都市部に土地を入手していたら今頃大富豪ですね(*^^)v

 

そして、2002年で500万人を超え2012年では少なくとも640万人が登録されていたようです。

今回の調査結果は約7か月くらいで出るそうですが、700万人は超えていると思われます。

また教育レベルも上がり識字率も上がっていることでしょう。

2002年の雇用率も94.5%でしたが、コロナ渦があったとはいえ、町がどんどん発展していっていますので、経済活動人口の伸び率も世界で優秀なほうとなるでしょう。

若い人も多く希望のある国なのです。

 

しかし、前回数ヶ月かけて失敗した調査が果たして1日で終わるのかが疑問ですが、明日は一日家でゆっくり調査員が来るのを待ちたいと思います。

 

 

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