絵本をつくるメリット・デメリット | 2つの出版社/社長のブログ

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**「本のレビュー」「出版を目指す人への情報提供」 2つテーマで更新されます**  ー松崎義行ー

絵本出版賞の審査を通じて、私なりに絵本出版のメリット・デメリットを考えてみました。

絵本出版を考えられている方の参考になると嬉しいです。

 

私が考える絵本出版の最大のメリットは、世界が広がること。

“創作する”というのはその人にしかできないことであって、この世界で自らが生きていく位置を発見するような行為だと思います。

 

絵本出版賞最終審査の様子

 

絵本の創作を通じて、私たちは色々なことを知ります。

例えば、主人公を世界のどの位置、どの大きさに置くかを考えなくてはなりません。

一言で“主人公”といえども、その在り方はさまざま。

一人の主人公を生き生きと描くこともあれば、複数の主人公が出てくることもあります。

また主人公のキャラクターはそこまで濃くなくても、個性的な脇役や魅力的なストーリー・背景などで読者を惹き付ける手法もあります。

すべて決めるのは絵本作家自身。

その際、どのような主人公を、どのような世界に配置し、どのように描くと効果的なのか。きっと色々調べたり、試したり、確かめてみたりすると思います。

その結果、世界が広がったり、自分がこの世にいる意義を見つけられたり、自分を発見し育んだりといったことができるはずです。

これが最大のメリットではないかと思います。

 

デメリットは特に見当たりませんが、創作物を公開すると世間から批判されたり嫌われたりする可能性があります。

しかし批判されたり、賞に応募して落選したりしたからといって落ち込む必要はありません。

 

「こういう見方もあるんだ」

 

そう受け止めることができれば、デメリットもメリットに変えられます。

 

絵本創作とは、人々に何かを伝えると同時に、自分自身をも成長させる行為です。

自分が世の中に生きる意義を見つけ出したかったり、現状を変化させたかったり。

そんなときは、自由に絵やストーリーを紙に書きつけてみてください。

それがきっとあなたの人生を開く一歩になると思います。

 

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