2つの出版社/社長のブログ

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詩のある出版社「ポエムピース」
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**「本のレビュー」「出版を目指す人への情報提供」 2つテーマで更新されます**  ー松崎義行ー

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みらいパブリッシング、ポエムピースの拠点は大阪にもあります。大阪にいる副社長は名古屋の出身。ひとなつっこいステキな人です。ぜひ知り合ってほしい!

本は「黙っている人」のようだ

と思うことがあります。

 

大きな声で

面白おかしく

がなりたてる

テレビ放送に邪魔されて

本の存在感は

普段

身をひそめているようです。

 

じっさい、

本棚に納らていたり

枕元に積まれて

声を上げることはしません。

 

埃をかぶってしまうことが

誇り高いことだ

なんていう

寂しげなジョークも聞こえてきます。

 

お偉い人が

おおいばりで

ウソをついて

恥の上塗りをしつづけても

大声で 他人の悪口や屁理屈をいいつづければ

いつのまにか

まわりは あきれはてて

長いものに巻かれることを

えらんでしまうことが

おおいのです。

 

そんなとき

私は

黙っている本に

親近感を覚えます。

同時に

希望を見出します。

 

世間では

長いものに巻かれ

お金で買収され

欲望に負けて良心や教養をなかったもの(こと)にして

うまく生きているような気持ちになることもあるのです。

それを

単純に

責められるものではありません。

 

理想と現実の間で

人は悩み、せめぎ合って

だからこそ

そこに良心の価値があるともいえるのです。

 

ところが

NHKに代表される(劇場型ともいうべき)

大きい声のメディアが

時の権力に買収され、あるいは

おもねっている現在

小さい声は

ないがしろにされることになります。

 

善良性や良心を持って生きることが

正しいことなのか、

それで幸せになれるのか

悩むことにもなります。

 

そんなとき

やはり

小さい声を聞きたくなります。

本に頼りたくなります。


そこには

善良な魂や批評精神を持つという倫理が息づいています。

 

子どもたちは

戦争をヴァーチャルなゲームの中で体験し

その破壊のエクスタシーを

生きる楽しさと勘違いしてしまうおそれがありますが

それを

大人の権力者が

大きな声で肯定します。

否定する顔をしながら

肯定します。

 

賢明な子どもの命は

その人類と生命の危機を

ちゃんと感じていると信じたいですが

私達が子どもに用意している環境は

過酷なものです。

 

その子どもたちのためにも

私は

出版事業を営み

小さな声を伝え続けたいと思うのです。

 

小さな声

それは

善良に生きる地球市民の

国境や言葉の垣根を超えた

つながりがきっと支え続けてくれるだろうと

思います。

 

もしそうでなければ

人類は

核兵器のボタンを誤って押してしまう前に

猿に大政奉還したほうが

いいのです。

 

 

 

追伸

大きい声のメディアのなかにも

当然、小さい声の人が

根を張っている

その存在は

きっと未来をより良く変えてくれるだろうと

信じています

 

編集者の役割

 

 

 

草成(くさなり)さんの絵本を作っていますが

草成さんというのはペンネームです。

草に成りたい、という気持ちをそのまま名前にしたそうです。

待ち合わせ場所を決める前に、草成さんは古い自転車に乗ってやってきました。

 

と、いっても、

すでに草成さんは私を見つけて

自転車をおりて転がしてきました。

それにしても古い自転車!

 

待ち合わせ場所を決めていないのに会えたことが

絵本の中の出来事のようで

その日の打ち合わせは

夢の中の出来事のように思い出されます。

 

自転車を押しながら、

なぜかお城の周りを回って

お店を見つけて入りました。

お城の周りにお店があるだろうと

ぐるぐる回ってやっと見つけたのでした。

 

草成さんの絵本は

そんなお城の周りを回る出会いのシーンとマッチするような

行方不明の何かを見つけるような絵本です。

 

じっさい、この絵本では

置き手紙のようなメモを残していなくなった同居人を探します。

 

そして、不思議な島で

いなくなった人を見つけ出します。

 

静かで壊れてしまいそうな絵とストーリーですが

銀の針金のような強さと光を放ちます。

きっと

見た人の心に刺さって巻き付いて

離れないまま透明になっていくことでしょう。

 

「植物界」という本です。

発売は7月11日頃の予定。

銀色のインクを使ったダブルトーンの印刷で

独特の世界観を表現しています。

 

 

ところで。

 

絵本をそんなふうに作者といろんな話をしながら

作っていくのはとても楽しい作業です。

同時にすごく緊張する場面もあるのですが、

緊張した甲斐が出て、思い通りに出来上がると無情の喜びです。

 

編集者の役割は、

作品がいい形で、

本というものの表現を得て、強い力を持つようにすることです。

まだ綴じられ製本されていない作品を

どんな本にするか。

そのときに、どんな手を施すか。

これは、いつも緊張しますが

緊張で体が固くなっていると

うまくいきません。

緊張することで、

体も頭も柔らかくするのです。

 

今回の場合は、最終段階で

横組から縦組みに変えて

同時に左綴じから右綴じに変更しました。

自分の中の誰かが、それを示唆しました。

やってみると

作品は見る間に大きく羽を広げて

自分という読者の想像力を引き連れて空にダイブしました。

 

ここまで大胆な変更を

最終段階でやったのは初めてです。

 

最終段階で創造性が発揮されるのは

完璧に出来上がったものがあるときです。

その完璧さをジャンプ台にできるからこそ

奇跡が起きるのですね〜

 

 

  ****

第2回絵本出版賞大人の絵本部門 最優秀賞受賞作「植物界」

草成・著

ポエムピース/1800円(税別)

2019年7月11日発売予定

  ****

 

 

 

 

 

 

 



 

最近、第2回絵本出版賞にて大賞を受賞されたまるやまなおさんと出版に向けての打ち合わせをしています。

 

彼女はとても実力のある方で、すでにほかの絵本やイラストの賞にも応募して大賞などの受賞経験もあるそう。

過去に、絵本を出版した実績もあり、今回の絵本製作に対してもより良い作品をつくろうと、強い意気込みを感じています。

 

最初は、不安そうに「この人は味方かな、敵かな?」と編集者や出版社を品定めしている感じでした。

 

作家にとって、出版社は敵にも味方にもなりえます。

一般的に、作家からしてみて、自分の作品を思い通りに作らせてくれる編集者や出版社は味方、

反対意見を唱えてくる編集者や出版社は敵とみなされるのでしょう。

 

しかし、たとえ思い通りにいかなくても編集者や出版社が味方であるケースは多々あります。

作家は作品づくりが上手ですが、編集者や出版社は“本づくり”のプロ。

作家の作品が“本”として、どのようにすれば世間に広く受け入れられるのか。

客観的に見ることができます。

 

彼女との本づくりも、内容やキャラクターなど一部変更点を話し合ったり、時には互いの意見がぶつかったりすることも。

しかし、その過程を通じて、作家は自分一人では気づけなかったことにも気づけるようになります。

そのような切磋琢磨を通じて、より良い本になっていくのだと思います。

 

彼女も今回の出版に対しての思い入れは強く「何が何でも売れてほしい! 2冊目もぜひ出したい!」という熱い気持ちを感じます。

 

まだ制作途中の段階ですが、ポップや献本など販促に関しても、アイデアを出しており、そんな彼女の推進力に私も背中を勢いよく押されている気分です。

 

まるやまなおさん作の『なにになるのマカロニさん』(仮題)は7月出版を目指して、現在、鋭意制作中!

 

私も彼女のためだけでなく、自分のためにも絶対に売れる本にします! 頑張って売ります!

 

著者の心意気や行動が出版社や編集者にとってのエンジンです。

それらを感じるたびに「一緒に良い本を作っていこう! この作品を共に広めていこう!」という思いが強まっていきます。

 

 

第3回絵本出版賞は現在、皆様からの作品をお待ちしております!

「絵本作家になりたい!」「絵本を出版してみたい!」という方は、ぜひともご応募ください。

 

第3回絵本出版賞ホームページ

 

 

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先日、おそろしくへんなローリーの著者である、はらひでさん、はらふうさん親子と打ち合わせ。

 

おそろしくへんなローリーは第1回絵本出版賞大人向け部門にて最優秀賞を獲得した作品。

出版を通じて、はらさん親子も上毛新聞や読売新聞から取材を受けたり、周囲から感想の声が寄せられたり、さまざまな変化を感じられているようでした。

 

親子ユニットを通じて、奇跡的なものが生まれている感触があります。

親子というのは半分面白く、半分珍妙。

その珍妙さも、この作品の場合、プラスに働いている気がします。

 

文を担当しているはらひでさんは福祉関係のお仕事をされており、さまざまな子供たちと接せられる中で、感じたことを本書にて表現しています。

娘さんであるはらふうさんは現役の美術大学の学生。絵の勉強をしています。

 

宣伝の効果もあり、取り扱い書店も増えています。

発売前日に絵本出版賞の授賞式内にて行われたサイン会にもFacebookでの宣伝効果もあり、大勢の方が来てくださりました。

地元で活躍しているシンガーソングライターから文を担当したはらひでさんあてに作詞の依頼が来たり、人形劇場のオーナーが自主的に作品を置いてくださったり。

さっそく出版を通じて、地元の人たちとの新たなつながりができているようです。

 

読者の期待に応えて、現在、2冊目の出版に向けて企画を立てているところ。

8月の出版を予定しています。

 

はらふうさん、はらひでさんは自身で絵本の原画入りの色紙を地元の本屋さんに置いてもらったり、日野日出志さんという大御所のホラー漫画作家さんのサイン会に参加して自著を読んでもらったり、あとはこれから出版社側でも一部のイラストを著作権フリーで使用できるよう調整したりするなどして、さらに拡散されるよう努力しています。

 

『おそろしくへんなローリー』は絵本出版賞の大人向け部門にて最優秀賞を受賞した作品ですが、小中学生からも多くの感想が寄せられているそうで、中には何回も繰り返し読むほど深く心に刺さっている模様。

数十年後、「子供のころに影響を与えられた本は何ですか?」と聞かれて、「『おそろしくへんなローリー』です」という人が現れると絶対に思います!!!

 

ほかにも、増刷に向けてさまざまな作戦を練っています。

 

 

 

皆さんも絵本を出版して、作品の世界を通じて、新たな広がりを感じてみませんか?

第3回絵本出版賞は現在、絶賛応募受付中です!!

ぜひ絵本を出版したい方はご応募ください。

※締め切りは5月10日(金)になります。

 

第3回絵本出版賞ホームページ

 

『おそろしくへんなローリー』は以下にて、購入可能です。

Yahoo! ショッピング:https://store.shopping.yahoo.co.jp/poempiecestore/0168.html

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4434256319

 

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2月22日に「詩の時間」シリーズ刊行イベントとして、表参道で詩人の谷郁雄さんと対談イベントを開催しました。

当日の内容をライターさんに書き起こしてもらいましたので、数回に分けて掲載します。

 

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「詩の時間」の会

 

~松崎義行さん、詩の朗読~

 

(松崎さんが『幸せは搾取されない』の「十秒の詩」から朗読)

 

松崎:先ほど少し言いましたが『10秒の詩』といって、こんな感じの短い詩をたくさん収録しています。

 

谷:笑えるような詩もたくさんありますよね。笑えるような詩もあって、すごく楽しいんですよ。少しずつ読んでいると。時々机の上に置いてあって、読み直したりするのですが、ほっこりするんですよね。松崎さんの詩は。しんどいときとかあるじゃないですか。そんなときもいくつか読むと気持ちがほぐれるというか。ほっこりしてきて。

 

松崎:そう言ってもらえるのは嬉しいですね。僕も「心の傷を治す」ということをメインテーマに書いているので。

 

谷:心の傷を治すのは難しいと思うけれども、楽しい時間が少しでもあれば、良いかなという感じ。

 

松崎:僕は「治る」と信じてしまっていて、無理やりかもしれないけれども、そう信じ込んで書いているようなところがあって。そういうポイントで読者と合致したいという気持ちで、短い詩を毎日書いて、発表していたんですけれども。

 

谷:発表というのはどこで?

 

松崎:2011年の東日本大震災の震災復興プロジェクトで、福島県の花作家と写真家が福島のいろんなところに咲いたお花を毎日フェイスブックやホームページ上にアップしていたんですね。

そこに言葉を添えて欲しいという依頼があって。夜12時までに写真が送られてきて、翌日の朝5時までに詩を書いて送るという過酷な1年間を送っていたんです。

 けっこう高齢の方も読んでくださっていて、お花が見たくて最初は読んでいる方もいますが、お花を見るときに短い言葉があると、花の世界にも入っていけるし、詩をきっかけに自分の古い思い出、良かったあの頃の思い出みたいな。ちょっと感傷的ですが、そういうところにも入っていけるということが、何か日常をちょっとフレッシュにしてくれるみたいで。

 そういうことで、信じて書いていたんですよ。だから、ほっこりするとか、傷を治すというテーマはいつも自分の中にあって。それがたまってきたものが本になっているといった感じです。

 

谷:基本的には、皆さんが言葉をお書きになるかは分かりませんが、とりあえず自分で書くことで気持ちの整理を付けて……。みたいなところはありますよね。

 

松崎:それが僕にとってもすごい大問題だった時期がありましたよね。自分が書いているものは、ただ自分の感傷なのではないか、とずっと思えてきて。それでもそれを書かずにはいられないみたいな中で。

 けっこう誰でもあると思うんですよね。自分が書いていることは何か価値があるのかなぁ、って。

 

谷:自分が書いているものは自分ではよく分かりませんよね。もうあまり見たくないということはありますよね、自分の作品は。人に「あれがよかったよ」と言ってもらえると、それが一番嬉しいですよね。「あれはあまり好きじゃない」とか色々な意見がありますが。

 何かで共通でこれが面白いとか言われると、単純にそういうものなのかなぁって、思ったりして。まったく、自分では予想していなかったものを「良い!」という方もいますし。

 その人が映るということがありますよね。自分の考え方というより、読む人が自分の気持ちをそこに映しているというか。理解の仕方も好みも違っていますし。そのときの気分によっても変わりますしね。

 

松崎:SNSで詩を発表するというのは即座に回答が分かるんですよね。「いいね」やコメントがいくつ付いたとか、自分が良いと思ったものでも付かなかったり。付かないのは本当に悪いものかというのも一つ問題だけど、反響があると嬉しいから、その系統のものを書いてしまって、格言っぽいものとか、応援歌的なものとかになりがちになってしまうんですけどね。

 谷さんは読者や編集者の反響を見て詩を書くことはありませんか?

 

谷:反響を見てということはあまりありませんが、あまりにも独りよがりのものを書いてしまうと次の本が出せなくなってしまうので。出し続けるためにはどうすれば良いか、はあったような気がしますね。

 

松崎:谷さんの詩は一方通行ではなくて、反響を受け止めている気がしたんですね。本を作るときはいつもそうなんですが。ダメなやつはダメとかこれつまらない、イヤだ、収録したくないとか言うわけですよ。残ってきた作品を受け入れるじゃないですか。結果的には読者に受けるもの、他人が評価したものが世に出ているような気がするんですよ。

 

谷:没にした作品でもそっちが良いという人もいるんですけれどもね。

 

松崎:少なくとも本人の評価とは少し違うんですよね。詩人の中には自己完結してしまっている人もいて、芸術の世界には多いと思いますが。

 でも僕はもっと読者がいる世界を大切にしたいと思ってしまいますね。

 

vol.1から読み直す

 

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○出演者プロフィール○

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谷郁雄(たに・いくお)

1955 年三重県生まれ。同志社大学文学部英文学科中退。

大学在学中より詩作を始め、78 年に大学を中退後、上京。

90 年に『死の色も少しだけ』で詩人デビュー。

93 年『マンハッタンの夕焼け』が小説家の辻邦生の目にとまり、第3回ドゥマゴ文学賞の最終候補作に。

詩集に『自分にふさわしい場所』『日々はそれでも輝いて』『無用のかがやき』『思春期』『愛の詩集』『透明人間 再出発』『バンドは旅するその先へ』『バナナタニ園』他多数。

詩集の他に、自伝的エッセイ集『谷郁雄エッセイ集 日々はそれでも輝いて』などがある。

いくつかの作品は、信長貴富氏らの作曲により、合唱曲にもなっている。

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松崎義行(まつざき・よしゆき)

1964 年東京・吉祥寺生まれ。15歳のときに「童女M」でデビュー。

谷川俊太郎らと詩のデザインレーベルoblaatを設立。顕微鏡で読むガラスの詩集や、詩の電光掲示板「ポエツリー」などを制作、SUPPORT YOUR LOCAL POET と題して朗読会のシリーズを実施。

2012 年、東日本大震災後の「心の復興」を目的に福島で活動。「ここは花の島」(合唱曲=谷川賢作作曲、写真詩集)、「自分らしさを咲かせて」(トリ音/作曲・歌)をリリース。

2014 年、みちるのペンネームで「心の傷を治す本・10 秒の詩」を出版。

2016 年より札幌ポエムファクトリーの指導員を務める。

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ポエムピース「詩の時間」シリーズ

大切なことは小さな字で書いてある』(谷郁雄)、

幸せは搾取されない』(松崎義行)は

全国の書店、アマゾン、ヤフーストアにて好評発売中です!

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2月22日に「詩の時間」シリーズ刊行イベントとして、表参道で詩人の谷郁雄さんと対談イベントを開催しました。

当日の内容をライターさんに書き起こしてもらいましたので、数回に分けて掲載します。

 

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「詩の時間」の会

 

~谷郁雄さん、詩の朗読~

 

(谷さんが『大切なことは小さな字で書いてある』から「薄い詩集」、「コーヒー」、「ハトよけ」、「当たり前」、「成仏」を朗読)

 

谷:「ハトよけ」では森山直太朗さんが出てきますが、直太朗さんは知り合いなんです。怒るかな、とも思いましたが、「繰り返し僕がCDを聞いている」ということも書かれているので、「あれ面白かったよ」と直太朗さんとの共通の知人である・詩人の御徒町凧(おかちまち かいと)さんから連絡いただいたとき、「怒っていないんだな」と思って、ほっとしました。

 僕の場合、普段2Bの鉛筆でコピー用紙に詩を書いているんですね。ある程度集まったら詩集にして。

 ここに収録した詩は短いものばかりですが、なんか松崎さんから質問などありますか?

 

松崎:先ほどのデザインの話に戻るのですが、今ので26ページまで読んでいるんですよね。ページを繰りながら、どんな言葉が出てくるのかなって。しかもそこに出てくるのは非常に堂々とした、1ページの中に少しの言葉が書かれていて、そういった日常の中の味わいみたいなものが、少しゆっくり歩いたり見つめたりすると、色々感じることができるんだということを感じています。谷さんの詩がもともと持っているなかに見つけたキラキラするものや素晴らしいもの、そうでないものを含めて味わえることを面白いなと思います。

 僕、谷さんのキャッチコピーを考えたんですよ。それは「シェフの家庭料理フルコース」。

 

谷:いや、よくわかんないな(笑)。

 

松崎:日常生活の家庭料理なんですよね。いつも味わうことができるものなんですけれども、それはおふくろの味や自分で作ったものではなくて、リスペクトを込めて、言葉の、詩人のプロフェッショナルとして用意しているということですね。

 

谷:詩も変わってきていますね。若い頃や最初の頃は、観念的で小難しいこともけっこう書いていたりしていたんだけれども、どんどん変わってきますよね。若いときは衝動で書いている言葉でしたけれども、それがだんだんだんだん年とともに変わってきたんですよね。

でも最近また元に戻っているのかな、というか、現代詩に近いような複雑なものも書きたいなと思ってきていますね。それなのでまた少しずつ書いてみたりしているのですが。

変わりますよね、やっぱり。自分が書く詩も。

 

松崎:どのような理由で変わったと思いますか?

 

谷:写真家とのコラボレーションは編集者のアイデアで始めたのですが、写真ありきだと、自分の世界だけ深めても合わないんですよね。写真がここに入るんだろうな、という気持ちで書くため、写真家と合わせることを念頭に置いて作品を作っていました。長年そうやって作品づくりを続けて、言葉にギリギリまでこだわるということをしてこなかったんですよね。そうではなく、今回自分1人で詩集を作って、そういう風にまた作品を作っていかなければならないと思っているので、言葉がまた複雑になっていくかもしれないという予感はあります。

 

松崎:『大切なことは小さな字で書いてある』は言葉だけの詩集ですが、すき間があって入り込みやすいというのはありますよね。すき間がありつつも丹精で、よく調べられているなというのは読者としての感想ですね。そういう読者を受け入れるすき間というのが詩にはすごく必要ではないかと思ったりしていますね。

 

谷:好き嫌いは別として、そういう読んでもらえる機会は増やしていきたいですよね。普段“詩”というと難しいとか敬遠されがちなところもあるので、そうではないことはいいたいと思っているんですけれどもね。それもあって色々やってきたんですよ。写真家とのコラボとか。

 

松崎:言葉や詩の世界に入るきっかけになりますし、もちろん、写真の世界に入るきっかけになった方も大勢いると思いますし。同時に、きっかけから色々なところに詩を鑑賞するようになって、また谷さんのところに戻ってくるような。なんかそういうのはすごくうらやましくて、女子高生のファンもすごく多くて(笑)。

 

vol.3に続く

 

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○出演者プロフィール○

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谷郁雄(たに・いくお)

1955 年三重県生まれ。同志社大学文学部英文学科中退。

大学在学中より詩作を始め、78 年に大学を中退後、上京。

90 年に『死の色も少しだけ』で詩人デビュー。

93 年『マンハッタンの夕焼け』が小説家の辻邦生の目にとまり、第3回ドゥマゴ文学賞の最終候補作に。

詩集に『自分にふさわしい場所』『日々はそれでも輝いて』『無用のかがやき』『思春期』『愛の詩集』『透明人間 再出発』『バンドは旅するその先へ』『バナナタニ園』他多数。

詩集の他に、自伝的エッセイ集『谷郁雄エッセイ集 日々はそれでも輝いて』などがある。

いくつかの作品は、信長貴富氏らの作曲により、合唱曲にもなっている。

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松崎義行(まつざき・よしゆき)

1964 年東京・吉祥寺生まれ。15歳のときに「童女M」でデビュー。

谷川俊太郎らと詩のデザインレーベルoblaatを設立。顕微鏡で読むガラスの詩集や、詩の電光掲示板「ポエツリー」などを制作、SUPPORT YOUR LOCAL POET と題して朗読会のシリーズを実施。

2012 年、東日本大震災後の「心の復興」を目的に福島で活動。「ここは花の島」(合唱曲=谷川賢作作曲、写真詩集)、「自分らしさを咲かせて」(トリ音/作曲・歌)をリリース。

2014 年、みちるのペンネームで「心の傷を治す本・10 秒の詩」を出版。

2016 年より札幌ポエムファクトリーの指導員を務める。

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ポエムピース「詩の時間」シリーズ

大切なことは小さな字で書いてある』(谷郁雄)、

幸せは搾取されない』(松崎義行)は

全国の書店、アマゾン、ヤフーストアにて好評発売中です!

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2月22日に「詩の時間」シリーズ刊行イベントとして、表参道で詩人の谷郁雄さんと対談イベントを開催しました。

当日の内容をライターさんに書き起こしてもらいましたので、数回に分けて掲載します。

 

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「詩の時間」の会

 

~オープニング~

(以下、敬称略)

 

松崎:谷さんとは何度もお会いしていまして、『詩の時間』シリーズを発行した出版社、ポエムピース社長の松崎と言います。

 

谷:僕が紹介しましょうか。松崎さんは、僕も付き合い長いんですけど、以前、別の大きな出版社の社長をされていまして。力のある方なので、また色々手広く出版を始められて。その付き合いの中で、吉本ばななさんと一緒に『バナナタニ園』というちょっと変わった本を松崎さんが経営するポエムピースさんから出版してもらいました。そんなご縁もあり、今回の『詩の時間』シリーズも二人で始めることになりましたね。

ご自身も子供のころから詩に興味があって、詩を書いていらっしゃったので、詩人でもあり出版社の社長でもあるということをずっと続けてこられた、ちょっと珍しい方です。

その流れの中で、お互い詩を書いたりしているので、一緒にやろうという話になって、このたび本が完成しました。

 

松崎:詩というものがね、割と特別なモノみたいな扱われ方を世の中でされていて。自分にとってはとても自然なものなんだけれども、例えば、『最近の詩人、何人知っていますか?』と聞いたときに、1人も名前が出ないような特別な世界みたいな感じで、『何があるのかな?』と思われているような状況が詩にとって不幸だなと思っていまして。

中学や高校の頃に読んだ現代詩とか、すごく面白いものがあって。本の中で紹介されていて、こういう風に読むんだよと、たまたまそういうものに出会って、詩の面白さを知って、自分でも書いていて思うんですけど。もちろん、興味があったにせよ、なんか細い道をずっと来て、詩と付き合うという感じがしていて。詩をもっと広い場所に出して、みんなが読める、その魅力に触れ合える場所にしたいという願いがずっとありましてね。以前やっていた出版社でもそういう願いがあって。その中で僕も谷さんと人の紹介で出会ったのですが、気付いたら今谷さんがね、写真家と一緒にコラボレーションして。非常にデザイン性も優れた、写真詩集と言っても良いかもしれないんですけれども。

 

谷:たくさんやりましたね、写真家の人たちと一緒に。

 

松崎:それが素晴らしいものが多くて。

写真もやっぱりそんなに売れる世界ではない。特にデビューしたての人はそんなに売れるものではなくて。

「売れないもの×売れないもの」をやったときに、普通は『もっと売れなくなるんじゃないか』という気がするんですけれども、そんなことはなくて。

やっぱりそこに新しい世界のページというか、入ってきやすさという回路が詩にとってできているし、写真にとっても同じことが言えると思うんですよね。

詩をとっかかりに、写真を読むきっかけができるというか、写真を眺める、見入ることができるようになるというか。そういう本を次から次へと手掛けていて、すごい人だなと思ったんですけど、本人とお会いしていると全然すごい感じがしなくて。ちょっと突き飛ばしたら倒れちゃいそうな人だな(笑)、と。

 

谷:けっこう普通のことをやっていて、普段の生活はごく普通でしょ。その中で、詩だけにはこだわって続けてきたんですけれども、他の人が詩にこだわってやっているのとそれほど変わらないと思うんですよね。

詩といっても僕の場合は、そんなにそう言葉を飾ったりとかしている暇があったら、なるべくたくさん書きたいという、そういう気持ちで今までやってきました。

そういうものを今までたくさん出版してきましたけれども、今回、これまでと違っているのが、原点回帰ではないけど、言葉だけに一回戻ろうと思って。

写真家やイラストレーターとのコラボレーションをいったんやめて、もう一回昔書いていたように言葉だけで本をつくりたいなと思って。

そのタイミングで、松崎さんに作品を見てもらったりしながら、どういう風につくっていったら良いかなと。

これは久しぶりに本当に久しぶりに言葉だけの詩集になりましたね。

まあ、ご覧になったら分かるとおり、デザインが寄藤文平さんという有名、人気な……。

 

松崎:谷さんがずっと信頼されている方ですよね。

 

谷:文平さんとの付き合いは僕も長いので、今は超売れっ子になってしまって忙しい方ですけれども、超売れっ子になる前の段階でお付き合いを始めて、僕の詩集のデザインとかをしてもらっていたんですけれども。

今回もこの本が角が丸いんですよ。いつもすごい発想をしてくれるんだけれども、つくるのが大変なんですよ(笑)。

 

松崎:これ型抜きがほとんど手抜き、手で抜いているんですね。

 

谷:可愛い本になりましたよね。中が包装紙で、ツルツルとざらざらが交互にあるんですけれども。

 

松崎:水をはじくような紙と優しい和紙のような手触りの紙になっていますね。印刷自体は少し裏が透けるような感じですけれども、透け感も良いし。カバー自体も包装用のボール紙で、ボール紙の色は見ることができないぐらいなんですね。

 

谷:白いところにボール紙の地の色が出ているんですよね。

 

松崎:地の色を隠すためにオペーク白という後ろの色を見えないようにするようなインクを使って、でも黄色など薄い色の部分は後ろの色が透けて、この色を醸し出しているという形になっていますね。

 

谷:面白いですね。

 

松崎:谷さんは青田買いですよね。デザイナーの方を。

 

谷:違うんですよ。文平さんはすごい方で、次々とアイデアを出してくるんですけれども、普通できっこないということをやろうとするんですよ、とりあえず。

それで、ひどいときは表紙のない本をつくりませんか、とか。そういうことを言ったりとかする人なんで、編集者がビックリしてしまって、たまに引かれてしまうこともあるんですけれども……(笑)。

でも普通本って、そんなにお金をかけられるものではないんですよね。一般的にコストの問題もあるので、コストを抑えつつ、見栄えが良いようにつくるということで、だいたいつくり方の方法論は決まっているんですけれども、僕の本の場合、詩集ということもあるので、写真家とのコラボレーションもやってきたので、遊べると文平さんは思ったらしくて。

僕が行くたびに毎回、仕事って顔じゃないんですよね。

ここで新しいこと、変わったことをしたいという。

編集者はすごく困った顔しているんですけれどもね(笑)。お金の計算もしなくちゃいけないし。

でも、かなりの部分は実現しているんですよね。

 

vol.2に続く

 

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○出演者プロフィール○

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谷郁雄(たに・いくお)

1955 年三重県生まれ。同志社大学文学部英文学科中退。

大学在学中より詩作を始め、78 年に大学を中退後、上京。

90 年に『死の色も少しだけ』で詩人デビュー。

93 年『マンハッタンの夕焼け』が小説家の辻邦生の目にとまり、第3回ドゥマゴ文学賞の最終候補作に。

詩集に『自分にふさわしい場所』『日々はそれでも輝いて』『無用のかがやき』『思春期』『愛の詩集』『透明人間 再出発』『バンドは旅するその先へ』『バナナタニ園』他多数。

詩集の他に、自伝的エッセイ集『谷郁雄エッセイ集 日々はそれでも輝いて』などがある。

いくつかの作品は、信長貴富氏らの作曲により、合唱曲にもなっている。

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松崎義行(まつざき・よしゆき)

1964 年東京・吉祥寺生まれ。15歳のときに「童女M」でデビュー。

谷川俊太郎らと詩のデザインレーベルoblaatを設立。顕微鏡で読むガラスの詩集や、詩の電光掲示板「ポエツリー」などを制作、SUPPORT YOUR LOCAL POET と題して朗読会のシリーズを実施。

2012 年、東日本大震災後の「心の復興」を目的に福島で活動。「ここは花の島」(合唱曲=谷川賢作作曲、写真詩集)、「自分らしさを咲かせて」(トリ音/作曲・歌)をリリース。

2014 年、みちるのペンネームで「心の傷を治す本・10 秒の詩」を出版。

2016 年より札幌ポエムファクトリーの指導員を務める。

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ポエムピース「詩の時間」シリーズ

大切なことは小さな字で書いてある』(谷郁雄)、

幸せは搾取されない』(松崎義行)は

全国の書店、アマゾン、ヤフーストアにて好評発売中です!

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ポエムピースより発売された既刊を紹介します。

 

 

○発売までの経緯○

ポエムファクトリー札幌支社編集長、俊カフェオーナーの古川奈央さんが2015年に札幌にて谷川俊太郎さんの協力の下、「とても個人的な谷川俊太郎展」を企画・開催したのが、始まりです。以来、私はポエムファクトリーという詩の学校を偶数月に札幌にて開催しています。

 

ポエムファクトリーにはさまざまな人が集まります。

詩が好きな人、詩をほとんど読んだことがない人、詩に興味がある人、詩を書いてみたいと思った人……。

全員が全員詩に対して造詣が深かったり、詳しかったりするわけではありません。

 

参加者は皆、詩と一緒に自分自身の人生を持ってきています。ふだんの社会では語ることのできない自分について授業を通して、語っていく。詩の創作を通じて、皆さんが魂の問題を解決していっているように私には見えます。

それを忘却の彼方に流してしまうのはもったいない。記憶の中に残して、贅沢を言えば糧にしていきたい。その想いからポエムファクトリーの詩集「愛のカタチは詩のカタチ」、「振り向けば詩があった」を出版しました。

 

○本書の特徴○

ふだん参加者同士で作品を見せ、評論し合っていますが、出版することで一般の読者に公開するイメージが加わります。そのため、通常の講座とは別に、個別指導を行いました。

 

また帯やカバーのキャッチコピーも作者たちが考えています。

 

………………………………

夢だったのかな

最後の君のさよならが

耳に残る

………………………………

私はつかまえる

ただよい 消えゆく

ことばたちを

どこにでもある ノートと

もらいものの ペンで

………………………………

言葉がないと

生きていけない

綴らないと

心が乾く

空気のように

水のように

………………………………

 

○発売後○

作者の多くからは「嬉しい」という言葉をいただきました。書店に並べられて自作をみて、世の中に参画できた実感が湧いたのだと思います。また本という形へとつくられることで、周囲の人に認められたこともあったでしょう。皆さん「嬉しい」と感じてくださいました。

 

作者たちが世の中とつながることなどを意識してつくった作品です。

みんなの連帯感が伝わってくると思います。

 

 

 

 

 

 

『振り向けば詩があった』はamazon、ポエムピースショップにて販売しています。

amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4908827362

ポエムピースショップ:https://store.shopping.yahoo.co.jp/poempiecestore/00123.html

 

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昨日は小雪がちらつくなか第2回絵本出版賞授賞式が神保町の絵本カフェ「ブックハウスカフェ」にて行われました。

 

当日は雪の影響がどのくらい出るか心配でしたが、大雪にはならず、多くの方々がご来場くださって嬉しかったです。

 

私も審査員の一人として、今回も作品を拝見しましたが、第1回以上に粒ぞろいの作品が多く、大変楽しませていただきました。

 

応募された作品を拝読するのは、意外に骨の折れる作業です。読んでいると疲労困憊してしまいます。しかし、作品のなかにはカルチャーショックがあり、自分のなかに息吹が宿るのがわかります。疲労困憊しても、宝物に出会う喜びの方が大きいので、死ぬ気で拝見しています。

 

素晴らしい出会いが今回もたくさんありました。

作品を読んでいて、生きにくい社会を生きている人が大勢いることを感じました。

今の世の中は嘘つきだらけの大人や怖いもの、いやらしいものが、たくさんあります。嘘ばかりの世界で、チャレンジャーはよってたかってつぶされてしまいます。

 

そんななか、絵本からは世の中の素晴らしさや生きている面白さを感じ取れます。そこに共感することで、自分の時間を輝かせる人が大勢いるのではないでしょうか。

 

私は現在54歳ですが、子どものころに読んだ絵本を思い返すだけで楽しいです。絵本は今生きている、生きにくい社会において、何かもう一度力を与えてくれるような気がします。

 

私は絵本が昔から大好きで、あまりにも好きで目が厳しくなってしまい、たくさんの作品を読むより、好きな作品を何回も読み返すことが多いです。しかし、今回の賞で出会った新人作家たちのような荒削りの手作りの作品は大好きです。

今の時代、何かときれいに洗練された作品を手に取ることが多いと思います。

そのなか、「何が何でも出したい!」と透徹したものを追求してがむしゃらに生まれた作品のほうが、プロが期待通り余裕で書き上げた作品より、魅力を感じるのです。

 

受賞した皆さま、おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

でも、これからがスタートです。

 

やはり出版社の社長として申し上げるのは、新人作家の作品は売るのが大変です。

私たちは作家とできるだけ協力体制をつくって、お互い頑張って売ることで、一緒にファンをつくりあげ、活動するなかで、いつの間にか出版が成り立ったり、作者が生活の糧を得られるようになることを願いながら絵本出版賞を開催しています。

 

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○第3回絵本出版賞のお知らせ○

第3回絵本出版賞の受付がスタートしました!

皆さまの渾身の一作をお待ちしております。

応募したい方は以下の応募概要をご覧ください。

http://ehonpub.com/submit_detail/

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