我が夫は祝い事が嫌い。
夫と結婚して以来、
我が家では祝い事御法度。
もう20年もそうしてきちまったもんだから、
我が家では誰も何もしない。
祝おうと思っても、
プレゼントを欲しがらないし、
食べたいものを食べに行こうと聞いても、
家でラーメン食べると言う。
貧乏生活も長いせいか、
それでも全く満足だったりする。
ぽーおばちゃんは、
半世紀の誕生日を迎えた。
だからと言って、
いつものように過ごした。
ちょうど息子の試合の日。
途中で雨に降られて、
車の中で数時間過ごした。
半世紀って長いようで短い。
年取ったようで、
年取ってない。
そう言えば後少しで、
アメリカ生活の方が長くなるな。
誕生日が来るまでは、
半世紀を越えるのが嫌だった。
でも越えてしまうとだね、
これが何だかカッコイイと思う。
すごくきりがいいしね。
いばりたくなってきたよ。
どんな半世紀だったか、
さっと振り返ってみたんだな。
ただ歩いてきただけだと思ったよ。
寄り道しながらね。
でもその道は最初からあって、
ただそこを歩いてきただけ。
周りから見ると、
苦労してきたように見えるらしい。
よく頑張っているねとも言われる。
ところがぽーおばちゃんは、
実は頑張っていないんだな。
ただ歩いているだけなんだよ。
そして誕生日を迎え、
まだこれからもただ歩くだけ。
そういえば、
誕生日の日にミキサーを買った。
20年以上使っていたものが、
この前煙を噴いたから。
息子がスムージーを飲みたいから。
そして私が毎日、
それを飲む息子の笑顔を見れるから。
これが私の本当の誕生日プレゼント。
その笑顔で全てが癒やされる。
私の一生分の誕生日プレゼントなんだよね。
今日も感謝だね。


