- 赤川 次郎
- 枯葉色のノートブック
- ☆
赤川次郎が1989年以降、毎年一冊づつだしている杉原爽香シリーズの第18作目。
ケア付きマンションはまだ建設中の段階。爽香はチーフとしてその責任者を務めている。
そんな中、同僚寺山が会社のお金を横領しているという電話がかかってくる。
麻生に寺山を探らせると、怪しい点がいくつもでてくる。
そして、爽香が目をかけて可愛がっている里子の恋人は寺山であった。
寺山は若い女性が大好きで、里子以外にも女子高生と関係をもっている。
しかも娘と同じ学校に通う女子高生と。
今回は爽香の会社が主な舞台になっており、爽香の登場場面も多いが
明男は影が薄くなっている。
要所要所で殺し屋中川が出現し、いろいろなことをしていく。
なぜ中川は爽香に付きまとうのか?
また、妊娠してしまった兄充夫の娘は今後どうなるのか?
そんな宿題を次回作に持ち越しているため、読後感が中途半端。
次回作が一年後ということを考えると、読者はやきもきする結末かもしれない。
ここ1ヶ月ほど読み続けてきた本シリーズだが
私もやっと発行においついた。
いつのまにか爽香は私の歳を追い越してしまった。
読んでいても落ち着きを感じさせる。
2006年は爽香33歳が出版されているはず。
図書館で調べたら、33人待ちだった。
他の読者と同じく、私も少し読むのを待ってみようと思う。





