- 赤川 次郎
- 琥珀色のダイアリー
- ☆☆
爽香は系列高校から大学へ進学。親友今日子は別の大学の医学部へ。
彼氏の明男は同じ大学へ進むが、明男の母親は爽香を嫌っている。
そして母親は爽香の変わりに、自分の好きなガールフレンド刈谷裕子を明男へ紹介し
その人との交際を勧める。
裕子は明男を好きになり、積極的にアプローチする。明男はそんなつもりはないものの
生来のやさしさ(=煮え切らなさ)でずるずると裕子と長時間時を過ごすようになる。
このあたりは読んでいてイライラする。ほんと、たいした男じゃないと思うし。
それに振り回される爽香もどうかと思う。
いつもは頭の切れのよい爽香にとっても、恋愛は別次元なのだろう。
今回は爽香が家計の足しにとはじめた家庭教師先の家庭でおこる。
このお金持ちな家庭は、旦那がどうしようもない男で、妻以外に愛人を家政婦として囲っている。
挙句のはてに、美人秘書(愛人2号)をつれて海外赴任から帰ってきた。
そんな家庭でそだった娘多恵が苦しまないはずがない。。
テーマとしては複雑で思い家庭内の問題が描かれていると思う。
文章が分かりやすいので読みやすいのだけど、やはり家庭問題は重い。。