- 赤川 次郎
- 薄紫のウィークエンド
- ☆
赤川次郎が1989年以降、毎年一冊づつだしている杉原爽香シリーズの第4作目。
赤川次郎の他の小説だったら、主人公の家庭にいろいろと不幸があるなんてないのだろうけど
爽香の場合は少し違うようだ。そんな気配が漂い始めるのがこの本かもしれない。
爽香の環境の大きな変化は、父親が脳溢血で倒れて休職したことだ。
麻痺がおきているため母親が看病でとても疲れているのに
義姉の則子は子どもの世話を母親に押し付けるため、それが爽香には気がかり。
則子との関係は悪くなる傾向に。
親友の今日子は、マリファナ疑惑のあるお坊ちゃん大学生と交際して
事件に巻き込まれる。
最期はその拠点に踏み込むのだが、その際頼りにしていた恋人明男は
母親の引きとめに屈して現れなかった。
二人の関係はちょっとだめっぽくなってく。