【リニューアルされた千葉公園】 | pocopanのブログ 「地図がいっぱいある暮らし」

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昨年に引き続き、町内会の役員に選ばれ、先週末は文化部という分科会に参加することに。今年一年の活動のアイディアを募るということで、鑑賞したい美術館や歩いてみたいウォーキングコースなど、いろいろな文化的な候補地が上がります。そんな中でリニューアルされたという千葉公園の話が登場。千葉公園といえば、大賀ハスが有名で、6月上旬に開花が始まり、6月中旬から7月上旬にピークを迎え、8月上旬には咲き終えるそうです。また、ピーク時には「大賀ハスまつり」が開催されるとのこと。その千葉公園について詳しく話を聞いてみると、野球場のスタジアムがなくなり、マウンテンバイクのプレイランドに生まれ変わったとか。さらに、競輪場もドーム型に変身したとかで、これはもう行ってみるしかありません。

そんなわけで、先週の日曜日の家内との早朝ウォーキングは千葉公園となりました。いつものように家内の膝の具合を考慮し、千葉駅から千葉公園、そしてモノレールの作草部駅へと抜ける、およそ2キロの道を歩くことにします。

当日はJR総武線の千葉駅で下車。中央改札を抜けて千葉公園口から外に出ます。目の前に延びる道路は千葉公園通りと呼ばれ、大きい通りに沿って歩けば、そのまま千葉公園にたどり着けますが、千葉公園への行き方を示す案内板は近道を示していました。

厳島神社前の横断歩道を渡れば、千葉公園の入り口。一周五百メートルほどの綿打池と呼ばれる池の方へ歩くにつれ、周囲の土手が盛り上がり、一種のサンクンガーデンの様相をていした、安心して落ち着ける空間に変わっていきます。サンクンガーデンとは、半地下に造られた庭園状の空間のことで、開放的な造りにより視覚的にも立体的に楽しめることから、人々が集う憩いの場所として、近年さかんに建築設計に取り込まれています。都市部のオフィスビル、ホテル、商業施設などで見られる公園で、代表的な例としては、東京オペラシティ サンクンガーデンがあげられます。

綿打池を過ぎ、まだ開花していないハス池を見ながら、バラの花が咲くコーナーへ。土器を中心に据えたモニュメントの先には小さなSL「C型タンク飽和蒸気機関車」が置かれていました。昭和36年から44年にかけて川崎製鉄千葉製鉄所で原料や資材の運搬に使われ、その後千葉市に寄贈されたそうです。見た目、小さくて可愛いSLで、公園の良いアクセントになっています。

土手を上がると、目の前で銀色に輝くドームは屋内競輪場「TIPSTAR DOME CHIBA」です。世界的にはスタンダードな250mの木製バンクの競技場で、PIST6(250競走)と呼ばれる競輪が行われているそうです。ドーム内にはおしゃれなバーやレストラン・ショップなどがあり、競輪ファンでなくても楽しめるとか。野球ファンでないうちら老夫婦でも野球場は結構面白いと思ったので、意外と楽しめるかもしれません。競馬場だと独特な匂いが漂っているけど、競輪場などそういうこともないですしね。

右手のこんもりした丘に近づくと、一目見ただけでも、かなりの起伏がある人工のコースが作られていました。今年4月26日にオープンしたパンプトラック「PIST6 PUMPTRACK CHIBA」です。パンプ(Pump)とは自転車の空気入れのことですが、自転車の速度をコントロールする体の動きも、空気入れの動作に似ていることから「パンプ」といい、その専門のコースのことを「パンプトラック」と呼ぶそうです。30年以上も自転車に乗っていない私には、とても走れそうもないコースです。

競輪場のドームの奥にも、銀色に輝く建物があります。リニューアルされた体育館「YohaSアリーナ 〜本能に、感動を。〜」だそうで、この変わったアリーナ名は、5年間の命名権を得た拓匠開発が命名しています。「YohaS」は、毎年6月に開催されるオオガハスをテーマにした夜のアートフェスのことだそうで、略称は「よはアリ」です。外には、バスケットボールの3×3コート。内には、メインアリーナ・サブアリーナ・各種道場(柔・剣・弓)があり、入り口付近のお洒落なショップが目を惹きます。

オシャレに生まれ変わった千葉公園を離れ、最寄りのモノレールの駅へ向かいます。ほどなく作草部駅に到着。乗車したモノレールから、先ほどの千葉公園を見下ろしつつ、千葉駅へと向かうのでした。


■コース

 




さあ、今日も地図を広げて、
リニューアルされた公園へ冒険にでかけましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。