毎月、月末に開催される「地図ラーの会」の「地図だらナイト」。今回4月のテーマは「地図」です。正直なところ、古地図や絵地図、いろんな地図が思い出されてしまい、まったくと言っていいほど収拾がつきません。さて、開催一週間前となり、新たな告知が届きました。
テーマは「推し地図」です。自慢の大好きなよく使う愛すべき地図を肴におしゃべりしましょー!紙地図でもネット地図でも、地図と名がつけばOKです。
そんなわけで、最近もっとも良く眺めている地図は何かと思い出してみます。まあ、明らかにスマホの位置情報ゲーム「イングレス」がディスプレイに映し出す地図になるでしょう。「イングレス」は、「ポケモンGo」や「モンスターハンター」などのベースとなっているゲームで、緑と青との陣営に分かれて、一種の陣取りを行うゲームです。比較的プレイバランスが良く、一進一退の攻防を繰り返すので、なかなか飽きがきません。
次によく眺める地図と言えば、GoogleMapと地理院地図になるでしょう。次の日曜日の早朝ウォーキングの候補地選びや、場所が決まってからの名所旧跡調べ、経路の確認など、両地図にはお世話になりっぱなしです。
もちろん、現地でもGPSの表示画面として、両地図を活用しますが、先ほどの「イングレス」も大活躍です。「イングレス」には、一風変わったスポットが大量に登録されており、それをスランプラリーのように巡るミッションがこれまた山のように登録されているので、これを利用しない手はありません。「風見鶏」ならぬ「風見馬」があったりと、「こんなところに、こんなものがあるんだ」というような、未知の驚きに満ちあふれています。
さて、家に帰れば、GPSロガーで記録したコースを「ヤマレコ」に登録します。「ヤマレコ」を眺めれば、今まで登録したコースがすべて地図上に表示されるので、よく眺めては感慨にひたることがあります。
こうして、振り返ってみると、すべて電子地図。紙の地図がないことに、いまさらのように気づきます。現地を歩くときは、紙の地図を広げた方が現在位置や進むべき方向を確認しやすいのですが、印刷の手間が面倒くさくて、いつもスマホの小さい画面で済ませてしまい、ときどき道に迷ったりしています。
SFやファンタジー小説に登場する帝国の地図や、推理小説に掲載される家の間取り図、戦記物に欠かせない戦況図や作戦図、雑誌「ジオグラフィックス」の精巧な地図も、最近ではすべて電子媒体での鑑賞となっています。
紙製の地図と言えば、最近プレイしたボードゲーム「コインエイジ」の盤面に描かれた地図くらいかもしれません。そういえば、以前使っていたタブレット「Nexus7」のケースが大航海時代を模した地図柄でした。筆箱も古びた世界地図の地図柄です。職場の入館証を入れる箱も、大航海時代の地図を洗剤の箱に貼ったものです。
書斎には、ボルマンの絵地図「エルサレム」のパネルを置いていましたが、あまりにも古びてしまい、押し入れに片づけました。娘に買い与えた地球儀は、家内がすでに処分してしまったとのこと。地球儀ではありませんが、家内の誕生日プレゼントで購入した、太陽系を模した小さな天球儀が家内のお気に入りで、ステレオの横に置き、毎朝眺めているようです。
トイレの壁にも地図を貼ったものです。娘が小学生になるまでは、指輪物語の地図や、ディズニーランドのトム・ソーヤ島の地図を貼っていたものです。娘が小学生になると日本地図を、中学生になると世界地図をと、適宜貼り替えていました。最近は、印刷した妻籠宿の写真を貼っていますが、今後は、老後に家内と行きたい場所の地図でも貼ろうかと思っています。行きたい場所はいっぱいあるのですが、まずは家内が行きたがっている秩父の三峯神社の絵地図でも探してみましょうか。
さてさて、本番の「地図だらナイト」では、どんな推し地図を発表することになりますでしょうか。
■イングレスのミッション(スタンプラリー)
■ヤマレコ
■トム・ソーヤ島
さあ、今日も地図を広げて、
GPSロガーを起動して冒険にでかけましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。