【川面が映える目黒川「五反田駅~大崎駅」】 | pocopanのブログ 「地図がいっぱいある暮らし」

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今週も鮮やかな葉桜を見ようと目黒川のウォーキングを計画します。三週連続となる今回のコースは、五反田駅から大崎駅までを歩こうと考え、五反田駅までの最適ルートを検索します。一般的には、東京・新橋・品川のいずれかの駅で山手線に乗り換えるのが普通ですが、総武線の各駅列車で、秋葉原から都営浅草線に乗り換えるルートがあることに気づきます。しかも、乗り換えは一回だけ。でも、各駅列車を使うくらいなら、快速列車で馬喰町で下車し、都営浅草線の東日本橋駅で乗り換えればよいと、実際に行動に移してしまいます。

でも、途中の新橋駅で気づきます。検索結果には出てきませんでしたが、この駅で都営浅草線に乗り換えるのが一番楽ではないかと。まあ、馬喰町から東日本橋へ向かう際の「馬喰町横山町仲通り」の問屋街の町並みに家内が喜んでいたので、まあ良しとしましょう。ただ、うかつにも、羽田空港行きの電車に乗ってしまい、途中の泉岳寺駅で乗り換える羽目に。これも、乗り換えの時に、「三崎口行きの特急の始発がまもなく到着」というアナウンスを聞けたおかげで、三浦半島へ行く際には、この泉岳寺駅で始発に乗れるというアドバイスを得ることができました。

五反田駅に到着し、迷いながらも、どうにか地上へ。この季節だと、すでに夜が明けていました。最初の目的地は五反田公園。品川百景の一つということで桜並木でも有名とのこと。公園全体は緩やかな細い坂道の公園で、端整な作りの公園です。桜は見頃を過ぎていますが、葉の緑がとても鮮やか。子供とカモの像があったりと、隠れ家的な公園でした。坂を登りきり、目黒川を見下ろせる場所はないかと探しますが、密集する建物で遮られていました。

元来た道を引き返し、目黒川に出ます。大崎橋と大崎橋広場からは、葉桜が目立つけれど、十分に花が咲いているという印象。もっと印象的なのは、川面一面にただよう桜の花びらです。池上線の橋脚の下で、鳥たちのさえずりが響き渡り、川全体が爽やかな早朝を迎えていました。

ほどなく、ふれあいK字橋に到着。橋を上から見ると、K字なので、そう名付けられています。下流側にはJR山手線の橋脚。ちょうど、貨物列車が通過していきます。上流側には、池上線の橋脚。こちらも、ちょうど下りの列車が動き始めるところです。鉄道ファンには、たまらない場所のような気がしますが、実際にはどうなのでしょうか。

JR 上目黒川橋梁をくぐるトンネルには、明るい児童たちのアート。対岸の五反田ふれあい水辺広場では、ちょうどラジオ体操が始まっていました。岡本美香講師の元気な高い声が響いてきます。

山本橋を過ぎれば、懐かしい大きな緑色のピーマンが見えてきます。桃太郎の桃のようにピーマンが川を流れてきた訳ではないでしょうが、「Street Pepper (Flowps)」と呼ばれるこの意表をついたオブジェは、「街の風景に新鮮な驚きと発見を提供するピーマン」という触れ込みのパブリックアートで、最初に見たときは「オッ!」と思ったものです。

地上3階の高さにある大崎ブライトタワーの目黒川歩行者デッキ。この橋、GoogleMapでも表示されず、国土地理院の2万5千分の一の地図にも記載がありません(拡大すると表示されます)。上から川を見下ろせば、さぞかし眺めが良かろうとエレベータで上へ上がります。残念なことに両サイドは不透明なパネルで、視線が遮られていました。川への飛び込みを阻止するためのもののようです。Pixel7aを両手で高く掲げ、撮影を試みますが、上手く写っていませんでした。橋を渡りきると、普通の下り階段があるだけです。3階の高さのまま、大崎ニューシティとつながっていれば良いものを。かなり不思議な構造ですが、地元の反対運動でもあったのでしょう。

その大崎ニューシティの階段を登り返し、開放的な広場を過ぎれば、JR山手線の大崎駅に到着です。

■コース


①五反田公園

 


②大崎橋付近


③ふれあいK字橋付近


④上目黒川橋りょう付近


⑤「Street Pepper (Flowps)」


⑥御成橋付近


⑦目黒川歩行者デッキ付近


⑧大崎ニューシティ付近

 


さあ、今日も地図を広げて、
川面を見ながら冒険にでかけましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。