手作りのパンと料理で家族もママも楽しい食卓♪
型なし 道具なし 子育てママのパン教室 ぽこあぽこ
藤岡由夏です。
前回、パン生地を捏ねるコツをお届けしました。
今日はパンを上手く発酵させるコツ!
「捏ね」と「発酵」
これがなんと言ってもパン作りの一番の基本でもあるし、
難点でもあるし、
ハードルが高くなるところでもありますよね。
発酵っていうのは、パン生地を膨らませることでありますが、
実のところお味噌の発酵や漬物の発酵も同じです。
何らかの菌が働いて、食べ物にいい作用を与えてくれてるのです。
パン生地であれば、イースト菌(酵母菌)が発生させたガスで生地を膨らませています。
その発酵をうまくするには・・・
発酵=菌の活動なので、イースト菌が元気にいい具合に働ける環境に
置いてあげればよいのです。
要はそれだけのこと!
っていっても、その加減が難しい~~
イースト菌が丁度良い具合に働くのは
温度30℃くらい
湿度は60%くらいです。
30℃はともかく湿度60%はかなり高い。
人間であれば、かなり不快な環境です。
結局はね、そういう環境に置いてあげる。
そのために、オーブンの発酵モードを使ったり、発酵器に入れたりするわけです。
だけど、それがないとだめというわけじゃなく、温度30℃くらいの環境に置いてあげられるなら
どこでもよいんです。
菌が元気に働けたらよいのですからね。
さらに、元気に働ける菌である必要がありますね。
どんなに環境がよくても、菌そのものが弱っていたら働けないです。
つまりは、イーストが元気な状態で保管されていること!
イーストの保存は、開封後は常温はNG!
冷蔵庫か冷凍庫にいれましょう!
さて温度30℃に保つには・・・
発酵モードがなかったら、発泡スチロールにお湯をはる。
これが一番手軽かな~。
正直のところ、ハードルが下がった気がしない?(笑)
まずは、パン生地を暑すぎないところ、寒すぎないところに置かないこと!
そして、パン生地の膨らみ状態を確認してあげながら、1.5から2倍までじっくり待ってあげてください。
子育てと一緒です。
元気なイースト菌を使って、美味しいパン生地作ってあげましょう。
堺市西区 アリオ鳳すぐ近く 090-4564-0052 (10:00~16:00)