型なし!道具なし!パン作りナビゲーター
藤岡由夏です。
あなたは、思い出に残るお母さんの味って言われたら何を思い出しますか?
私は、母の作る特定のこれが好きだったと思い出す料理はないんですね。
割となんでも普通に食べていた気がして、大好物っていうのがあまりなかったかな。
私の母は何でも自分で料理する人でした。
私が大学生くらいになって、面倒だからとどこかのお店で買ってきたお惣菜なんかをお昼に食べていたら、「あんたはそれでも女かっ」って怒られたものです。
私は、〇〇の素なんかで面倒だからと夕食を済ませてしまったとき、
「あ~~、出来合いの味やなぁ。。」と思います。
(出来合いっていうのも、母がよく使ってた言葉な気がする)
お弁当のおかず、作る余裕がなくてレトルトで済ませてしまったとき、
「あ~、加工食品の味がする・・」と思います。
そして、やっぱりミートボールにしても、ハンバーグにしても、、唐揚げ、その他いろいろ・・・・
「やっぱり家で作ったほうがおいしいよね」って思うんです。
私のこの味覚、誰が作ってくれたのかな?って考えていくと、
料理の先生だったり、友人だったり、家庭科の先生ではなく・・
やっぱり、私の母なんだなぁ~~~と思います。
子どものころは、料理に全然興味なくて、手伝いも全然しない。
そりゃー、まー、怒られたおしましたけど
それでも、母が料理して作ってくれたものは、、特定の何かで出てこなくても、覚えている!
その感覚が今の私に引き継がれていると思うのです。
子どもが成長していく過程で、進んでいく道は子ども自身が決めることで親がどうのこうのいうことじゃないと思います。
でも私が思うに、味覚だけは小さな頃からお母さんが育てていってあげるものなんじゃないかなと思うんです。
子どもにとって、それがどんなものでも
「普段食べているものが当たり前の食事。」になる。
ママがどうやって作っているかなんて子どもには関係ないし、知らないですね。
加工されたものであっても、手作りされたものであっても、お子様にはどっちでもいい。
ママが「どうぞ」って出してくれたものが普通だと思って食べているんですよね。
それなら、何か一つでもいいから、、
「お母さんの作ってくれた〇〇がいっちばん美味しい」と言ってもらえるようなものを
子どもさんに作ってあげたいと思いませんか?
めっちゃ上手じゃなくてもいいし、特別なものじゃなくてもいい。
でも、お母さんにしか作れないような「おふくろの味」
これが子どもの味覚のベースになるんじゃないかな、と私は思います。
手軽に袋をやぶったら食べられるパンも、、たまにはお子様と手作りはいかがですか?
一緒に作ったパンは格別美味しくて、、多分すぐなくなっちゃうよ~(笑)
堺市西区 アリオ鳳すぐ近く 090-4564-0052 (10:00~16:00)