交わることのない母と娘 | アダルトチルドレンの私が生きる記録として残す。

アダルトチルドレンの私が生きる記録として残す。

母からイジメられる、悲しい育ちをしたアダルトチルドレンです。モラハラで会社を辞めてから引きこもっていました。精神科に通いながら、自分の人生を模索中です。私は私として生きたい。

母が来るので朝から落ち着きませんでした。聞いてもおよその滞在時間など返信がありません。こういう所にもモヤモヤします。



とにかく鉢合わせないよう早目に家を出て時間をつぶします。コーヒーゼリーパフェが気になっていたのでマックへ。



待つ間ずっと母のことを考えます。電車とバスで往復4時間以上の道のりは、70歳を過ぎた体力には大変なんじゃないだろうか。


「私のせいでこんなことに」という罪悪感が出てきて苦しくなります。母が出ていったのは、自分で選択して決めたことだと言い聞かせます。子供の頃から「アンタのせいで」と言われてきたので何でも自分が悪いような気がします。


本当なら母に甘えたい。優しくなだめてほしい。私がなぜ会社を辞めたか知りません。モラハラにあったと言っても私の味方をしないのがわかるからです。不満そうに「辞めるなんて辛抱が足りないんだ」なんて言われて、これ以上傷つきたくありません。


それでなくても会えば険しい表情を向けるのがわかります。子供の頃から、妹には柔らかい表情と甘い声を出し、私には憎しみいっぱいの表情で厳しい声を荒げます。それを思い出して胸がギュッとします。


ポロポロと涙が溢れてきます。拭っても止まりません。私にはいつも居場所がない。


普段は買い物しないスーパーをじっくり見回し、歩いたことのない線路沿いを通って帰宅しました。


玄関を開けると線香の匂いがします。仏壇があるので母が線香を上げたのがわかります。母がいた形跡を感じて嬉しくなる自分もいます。インナーチャイルドが喜ぶんです。


冷蔵庫を開けて、そんな喜びから現実に突き戻されます。「苦手だから飲まない」ペットボトルのお茶が2本入っていました。好きなものが用意されることはありません。何度も苦手だからと伝えても繰り返されます。


昔から何かと「苦手」「嫌い」と言った方だけ覚えていて「これ好きなやつだよね?」と用意している母。


我が子の好き、嫌いって覚えていませんか?好きなもので幸せな気持ちになってほしい。私ならそう思って覚えています。母にとって私は重要でない人、そう再確認されたようで、ここでも胸がギュッとして涙が溢れます。



私と母はお互いが温かい気持ちで通じ合うことが出来ません。その現実がとても悲しくて寂しいです。