ショパコン(ファイナル)感想1 |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

とうとうショパコンもファイナルラウンド。

12名の演奏者を YouTube で視聴しました。

今回も映像込みで楽しみましたが、

演奏者の態度などから先入観を持たないように

チラチラしか見ないようにしていました。

特に応援している人がいるわけではないので

全員フラットな気持ちで聴けたとは思います。

 

好きで聴いているだけで無知なので

音楽に詳しい人からしたら

的外れや間違いもあるかもしれませんが、

率直な感想を記しておきたいと思います。

 

*名前の後の数字とアルファベットは

曲目(協奏曲1or2番)と使用ピアノを表します

 

カミル・パホレッツ(ポーランド)1.S479

温かい音色で淡い初恋のような仕上がり。

かなり緊張しているようで

表現や音量がオケに負けちゃってました。

どうやら会場ではもっと聴こえなかったらしい(泣

 

ハオラオ(中国)1.S479

落ち着いて指揮をよく見ているのが印象的でした。

気持ちが入っていましたが

音質変化や悲哀表現は少し足りないように思いました。

 

反田恭平(日本)1.S479

落ち着いていてオケとの絡み・バランスも良し。

音質・表現はエモーショナルで十分やりきった感。

ただ私にはルバート(溜め)がややくどいと思えました。

彼の演奏は予選のときからずっと

「ちょっぴりやり過ぎ」に感じられてしまいます。

好みの問題なのでしょうけれど。

 

レオノラ・アルメリーニ(イタリア)1.F

気持ちでグイグイ押してくるタイプで

ていねいさに欠けると感じられる瞬間がときどき有り。

これも予選からずっと同じ感想です。

 

JJジュン・リ・ブイ(カナダ)1.K

音の粒立ちがよく音質も含めて軽やか(カワイの特徴?)。

アゴーギク(テンポ、リズムの意図的変化)が

しっくりきませんでしたが(私のリズム感が悪い説)

全体的にはサラリと終わってしまった感じ。

 

 

アレクサンドル・ガジェヴ(イタリア/スロヴェニア)2.K

夢見るようなロマンティックさとか哀愁といった

エモーショナルな表現が少し弱いように感じましたが

端正で流れるような演奏でした。

 

ここまでファイナリスト12人中6人分。

長くなってしまったので続きは次回にします。

 

 

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今朝は通勤中に天気雨が降って虹が見えました

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何箇所かで見られて気分ウキウキ

しかしこの後タヌキが轢かれて死んでいたのですが(泣