その2 からの続きです。
局面は終盤。
藤井七段に有利となるも時間は両者秒読み、
ハラハラドキドキの時間が続きました。
しかしやはり有利になってからの藤井七段は
時間がない中でも隙を作らず、永瀬二冠が投了。
100手までで藤井七段の勝利となりました。
屋敷伸之四段(当時)の棋聖戦タイトル挑戦以来31年ぶりに
タイトル挑戦最年少記録を更新した歴史的瞬間でした。
▲終局直後のインタビューに落ち着いて答える藤井七段
いつも通り謙虚に淡々と
▲惜しくも敗れた永瀬二冠もていねいな応答ぶり
▲感想戦には青野先生のお姿も
▲佐々木勇気七段も見学に
▲永瀬二冠とはVSで研究し合う仲、
慣れた相手のせいか感想戦中よく話す藤井七段
▲藤井七段の話に「そうですかー」と考え込む永瀬二冠
▲まだまだ感想戦を続けたそうな永瀬二冠に
スタッフからストップが入り
(コロナ対策のため感想戦は手短にが最近のデフォ +
この後藤井七段の記者会見が開かれるため)
駒をしまって「ありがとうございました」
▲コロナ対策で PC を見ながらのリモート会見
スニーカーが若さを物語る
▲浮ついた様子は皆無の17歳
▲「襟を直してあげたい!!」
日本中の "母将" が思ったに違いない
対局中とは打って変わって可愛いらしいこの顔が
"母将" の心を鷲掴みにする
強敵に勝ち、タイトル挑戦を決め、
大きな記録を打ち立てても、
落ち着いていられる精神力の強さは圧巻。
4日後に行われる棋聖戦5番勝負第1局で
いつも通りの落ち着きで
渡辺明棋聖に思い切りぶつかり
熱戦を見せてくれたらいいなと期待しています。
最後に、挑戦者決定戦の映像のリンクをば。
対局の様子 → *
インタビューの様子 → ★
おしまい