近所を歩くと目にする不思議な光景、その2。
(その1はこちら → ☆ )
道端に冷蔵庫。
中に何が入っていると思いますか?
答えは新聞紙です。
超ド田舎ゆえ、新聞屋さんが遠すぎて配達に来ません。
代わりに路線バスが新聞を運んできて
数軒分まとめてこの冷蔵庫に入れます。
そして各自が冷蔵庫に新聞を取りにいくわけです。
ですから集落ごとに冷蔵庫が置いてあります。
しかしこの方式ね、ボケたお年寄りが
何回も取りに来たりゴッソリ持っていっちゃったりして
ウチの分の新聞がないわ!なんてこともよくあるらしく。
我が家も一時期この冷蔵庫のお世話になっていましたが、
最近ではネットニュースで事足りるし、
どうしても新聞が読みたければ職場で読めるしで、
個人購読はやめてしまいました。
新聞離れ、ネット化が進む現代社会、
超高齢化が進み人口は減るばかりのこの過疎地で、
朝イチの路線バスが過ぎた頃に
お年寄りが冷蔵庫まで歩く姿を
あとどれくらい見ることができるでしょうか。