ママレードジャムのレシピを知りたいと
有難くもリクエストいただきました。
みかん、ぽんかん、オレンジ、グレープフルーツ・・
いろんな柑橘類の皮でジャムを作ったことがありますが、
だいたい下記のようなレシピを基本にしています。
種類によって砂糖の量や煮る時間を加減しています。
味見をしながら、皮と対話しながら、という感じです。
というわけで、このブログを見てくださっている皆様にも
私のレシピをたたき台にして
ご自分の好みに合うようアレンジしていただけたら幸いです。
*材料*
柑橘類の皮 好きなだけ
重曹 適宜(塩でも代用可能、だと思う)
砂糖 皮の重量の6〜8割(お好みの甘さで)
レモン汁 少々(なくてもOK)
*手順*
1)皮の表面に重曹を振りかけてゴシゴシこすり洗いする。
*表面の汚れや農薬を落とす目的だけれど、これをやると
仕上がりが柔らかくなりピリピリ感も減る気がする。
2)皮の内側の白い部分をそぎ落とす。
*白いところが苦いから。苦味も好きという方はそぐ必要なし。
*文旦は苦くないのでこの工程はすっ飛ばしてOK。
3)たっぷりのお水で茹でこぼす。
*沸騰したらお湯を捨てて軽く水洗い。これを2〜3回繰り返す。
(味見をしてピリピリ感が気にならなくなるまで)。
4)水気を絞った皮にひたひたのお水と砂糖を加えて煮る。
*皮が好みの硬さ、全体が好みの粘度になるまで煮詰める。
冷めると少し粘度が上がるのでちょっとゆるいかな〜くらいでOK。
粘度が出にくい場合は砂糖を一部蜂蜜に代える。
5)最後にレモン汁を振りかけて出来上がり。
*熱々のうちに煮沸消毒した瓶に詰め、冷めたら冷蔵庫で保存。
何ヶ月単位で長持ちする。
今回私はえぐみの少ない文旦で作ったので、
(2)の削ぎ落としはやらず、(3)の茹でこぼしは2回、
糖度低めが好きなので砂糖は6割で作りました。
プラス、文旦は粘度が出にくいので
途中で蜂蜜(大匙1程)も加えて煮詰めました。
私はサラサラジャムが好きなので蜂蜜はこれで充分でした。
文旦に限らず、粘度を高めたいときは
砂糖を減らしてその分蜂蜜を加えるといいと思います。
柑橘類のきれいでいい匂いの皮、
捨ててしまうのは勿体無いですよね〜。
ぜひジャムにして丸ごと美味しくいただきたいものです。