マイスタージンガーで始まった |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。


カーステから流れてきたのは
ニュルンベルグのマイスタージンガー。

長女が東京の大学に合格し
その入学式で奏でられた曲。
(入学式の様子→
あれからもうすぐ1年が経とうとしてるんだね。

受験から合格発表、引っ越しまで
バタバタの日々だった。
はるか昔のことのようにも思えるし、
あっという間に経ってしまったような気もする。

この1年で長女が家に帰ってきたのはたった1日。
荷物を送っても「着いたよ」の連絡も無ければ
メールしたって一言の返事もくれない。
田舎にいる親のことなんて思う暇もないくらい
都会での日々が充実している証拠だと、
娘の邪魔をしちゃいけないと、
ずっと思って我慢してきた。

だけど、やっぱり寂しいんだよ。
カーステから流れるメロディーを聴きながら
涙が出た。
(泣きながら車を運転するオバサンに
 すれ違う人はビックリしたに違いない。)

長女は高校時代あたりから
親に対してはすっかり無口になってしまったから
今会っても何を話すわけでもないだろうけれど、
顔が見たいなぁ。
話をしなくてもいい、一緒に食事でもして
元気な顔が見られたらそれでいい。
会いたいなぁ。


ラジオで流れていたのは
バーンスタイン × NYフィルだったけど
(参考動画→
ここにはショルツのを貼っておく。
チャーミングな木管、優しい弦、堂々の打楽器。
ザワザワと鳥肌が立ちっぱなしの仕上がり。



ジュゼッペ・シノポリのも好き。(動画は→
最後の盛り上がりでやはり鳥肌が立つ。