シャトー・ペスキエ・キュヴェ・テラッセ・ルージュ 2014
生産地:フランス コート・デュ・ローヌ地方 AOC
生産者:シャトー・ペスキエ(→ 公式サイト )
品種:グルナッシュ(樹齢60年)60%、
シラー(樹齢30年)40%
オーク樽(新樽35% + 2~3年樽65%)で熟成。
畑:ジゴンダスから少し離れたドメーヌ所有の区画で、
南東向きの標高280~310m。
小石の多い年度石灰質土壌。
リュットレゾネ(減農薬栽培)。
色・粘性:少しオレンジがかったルビー色、粘性は強
香り:ラズベリー、黒土、ケミカル
薄水色で大きめな花(フリルのよった大きな花弁で
華やか且つ清楚)を想起させる上品な香りがほのかに。
ボリューム:軽い◯◯●◯◯重い
タンニン:控えめ◯◯◯●◯強い
甘味:ドライ◯◯◯●◯甘い
酸味:まろやか◯◯●◯◯シャープ
果実味:スパイシー◯◯●◯◯フルーティ
カラメルソースのようなコクのある甘味を
ほんのり感じさせるアタック。
ベルベットのようなタンニンは長持ち。
酸味もしっかりあるが柔らかい。
僅かなパイン×マンゴー風味は喉へ、
ぶどうの風味は鼻へ抜ける。
繊細な味・香りなので料理を選ぶかと思いきや
意外と何と合わせてもワイン自身の個性を貫く。
ただし、ママレードやレーズン、チョコレート
などと合わせるとワインの苦味が増す。
ちなみに、このシャートーペスキエという醸造所は
あのモンヴァントゥの南西12~3kmにあるんだね。
グーグルマップのストリートヴューで山周辺を見ると
サイクリストがわんさかいて楽しいよ。
ツールのモンヴァントゥステージを見ながら
またこのワイナリーのワインを飲みたいな。
(2016年大会では第12ステージ、必見ね!)
余談だけど、この日からグラスを変えた。
背の高いのは倒しそうで怖くてステムの短いのに。
本当はビール用なんだけどシュトルツルの。
ボウル部分が大きくてよく香るから
ワインでもいいと思うんだ。