総合勢が熾烈な争いを繰り広げる予感。
まずは、クネゴたん(出てますよ~)、
(またもや)ヘシェダル、(なんと)ボーネンらを含む
31名の大きな逃げが出来上がりました。
この中から 11名が逃げ切り(クネゴ、ヘシェなど)、
集団に追いつかれた際にもう一仕事する者もあり、
なかなかに面白いレースとなりました。

最後の上りに入る前の下り&平坦路を
トニマルがウランのために鬼牽き(時速 60キロ超)。
更に逃げ集団から下りてきたボーネンさんも加わって
ウランちゃんを牽きまくり
上りが始まる頃にはメイン集団に潜り込ませることに成功。
お見事でした!

残り 7km あたり(表示の距離 ”5.4km” は先頭のもの)。
スカイが集団をコントロール。
カチューシャ3名(プリト、ダニ、カルーゾ)、
モビスタ2名(ロホを着たバルベルデ、キンタナ)、
ティンコフはコンタただひとりに。

フルームさ~ん前見て下さ~い!

残り 3km で Dマーティンが右からスルスルと・・

総合勢の争いの口火を切ったのはこの動きでした。

Gカルーゾがプリトとモレノを連れて Dマーティンを追う!

歯を食いしばって鬼牽きする Gカルーゾ。
間もなく Dマーティンを捉える。グッジョブだ!!

役目を終えた Gカルーゾに代わって
すかさずプリトのためにテンポを作り始めるダニ。
なんという鮮やかな連携。

間もなく残り 2km というところでコンタがアターック!!

あっという間に差が広がる。
ダニがプリト(+集団)を引き連れて必死に追撃。
300m ほど頑張るが・・

なかなか縮まらない差にしびれを切らしたキンタナが加速。
そこにプリトがうまく乗っかる!いいぞプリト!!

しばらく進むと、
逃げ集団に入っていた選手がポロポロと落ちてくる。
そんな選手の中の1人ヴォルガノフ、コンタにパスされ
後ろからプリトが追ってきているとわかると
最後の力を振り絞ってプリトを牽く!グレイトジョブ!!!

コンタを追うのは、ヴォルガノフ、プリト、キンタナのみ。
しかしなかなか差が縮まらない。
コンタ、あんたは一体何者なんだ!?
つい6週間前に脛骨骨折したんじゃなかったのか!?

ヴォルガノフ鬼牽きからのプリト発射。
ゴールは目の前。タイム差はどうなる!?

本当にギリギリのゴール直前で追いつきタイム差無し。
よくやったぞ!プリト&カチューシャボーイズ!!

プリトらの 23秒後に帰ってきた人たち。
一昨日ゴール前で2秒差を稼ぐためにもがいたフルーム
さながらにスプリントしちゃうバル師匠。
フルームは対応しようとしてるけど息も絶え絶え感満載。
間にアルー君がいたおかげでタイム差はつかなかった。
フルーム、ウラン、Dマーティンは
アルー君にお礼を言うように!
てなわけで、ロホはバル師匠からキンタナへチーム内異動。
(やっぱりエースはキンタナなのか・・
あぁ、どうなるの?この揺れ動くモビスタごころ)
ここで1日休息日を挟んで、レース再開は ITT から。
休息日は選手にとっても大事だけれど
ファンにとっても有り難いもの。
レース見る分の時間を睡眠に返して体調を整えましょう。
それでは、あでぃおす!