







第2・3ステージを鮮やかなスプリントで勝ったキッテル
なんと発熱してしまったそうで第4ステージDNS
彼が今大会中に何勝するか楽しみにしていた人も
多いかと思いますが、ひとり勝ちはつまらないので・・
それにやはり完走してこその名誉だと思うのですよ。
3週間を見越してのペース配分・体調管理が大事です。
キッテルもまだまだ若いってことでしょう。

▲第3ステージ長めのゴールスプリントを制した直後、
決して落車した訳ではない。精魂尽き果ててます・・


雨のアイルランドからやっとイタリア本土に渡ったというのに
また雨か!と選手たちもウンザリしてたんじゃないかしら。
スリッピーな路面でのスプリントは非常に危険ということで
選手やチームが主催者側に掛け合ってニュートラル適用に。
後半が周回コースだったため
ラスト一周に入る時点でゴールタイムを計測してしまい
(総合成績的にはここでレース終了)
しかしスプリント勝負をしたいスプリンターたちのために
ラスト一周もレース続行→ステージの着順を決める
というなんともややこしいルールになりました。

そんなこんなで最後はスプリント勝負が見られたわけですが、
ラスト3周でパンク、既に速度が上がっている集団から
大きく遅れてしまい勝負に絡むのは絶望と思われたブアニが
審判の注意を受けながらも
チームカーのスリップストリームに入り必死で追い上げ
2周かけて集団に追いついたばかりか
ラスト1周で縦長の集団をパスして勝ってしまいました。
どこにそんな体力が残されていたのか・・
ゴール後はキッテルばりに路上にへたり込んでました。
ジロ第2・3ステージのキッテル、今回のブアニ、
ツアカリ第1ステージTTのウィゴ、第2ステージのカヴ、
みんな好きな選手ではないのだけれど
素直に賞賛せずにはいられないほどの鮮やかな勝ち方です。
こういうのが見られるからRR観戦は止められない。

ニュートラルのルールが決まって選手の腹も座り
スプリント勝負に向けて各チームのトレインができ始め
全体のスピードが上がっている集団の先頭付近に
プリトの姿が(先頭のオリカトレインのすぐ後ろ)。
タイム計測地点に向けての行動だったのでしょうが
パオリーニに牽かれてスプリンター向けの隊列の中に紛れる
プリトなんてレアな画面に興奮しました~。
ついでにしっかりプリトを守りつつ上がっていく
ベテランパオリーニの心強さにも萌えました。

このまま行って位置取り合戦のゴタゴタに巻き込まれたら
小柄なプリトはどうなっちゃうの!?と心配しましたが
計測地点過ぎたら静かにいなくなってたのでホッ(笑

ラスト1周で突然激しい雨、落車も多発しましたが
選手たちはみなドロドロになっていてちょっと笑えました。
(体張って戦ってる選手を笑ってゴメンナサイ、
愛情表現ですよ、大好きな選手たちへの溢れる愛情!!)

▲真っ黒い顔のままインタビューに答えるマシューズ
インタビューの前に誰か顔拭いてあげなよ~

▲ベストセルフィーと讃えられる?カシューシャ3騎士
ビシオソのデコられたデコとプリトの爆発毛(笑