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コロナ禍で始めたヨシケイに、

ずーっとお世話になってます!


離乳食アレンジメニューもありますし、

夕食のメニューを考えてくれるの

本当にありがたいキラキラ














今日は幼児の国語辞典のお話





クリスマスプレゼントに

ニコニコ「国語辞典が欲しい」と

サンタさんにお手紙を書いていた娘。




サンタさんに

国語辞典をお願いした理由はこちら下矢印





直前まで


小学館と学研で悩んでいました。



小学館

はじめての国語辞典



​学研

新レインボー はじめて国語辞典




辞典選びは、本当に悩みました。

同じように悩まれる方も多いと思います。



せっかく

たくさん悩んだので…


小中高国語教員の資格を持つ保育士が、

この2つの辞典を比べた結果を

書き留めておこうと思います。




幼児の辞典選びで悩んでいる方に、

少しでも参考にしていただけたら幸いです飛び出すハート





比較したの次の項目です。


①収録語数
②見出し語
③文字の読みやすさ
④インデックス
⑤言葉のテーブル
⑥語義←注目


⑥ 語義(言葉を説明している文)の差で、

最もオススメの

幼児向け国語辞典が決まりました星


この項目は、

この2つの辞典で悩んでいる方は

絶対に知っておくべき情報ですびっくりマーク



他は読み飛ばしても大丈夫ですので

ここだけは気づき





​① 収録語数 


辞典選びに1番大切なのは、

出版社選び。


そして、その次が

収録語数を見ることです。



小学館


約1万8000語




学研


約1万6000語






収録語数対決は…


👑小学館👑





収録語数は、

小学館の方が2000語多いですね。


語数が多ければ、

「知りたい言葉を調べても見つからない」

という可能性が低くなります。



しかし、幼児の辞典においては、

言葉が多ければ多いほどよい

というわけではありません。


言葉が多いことにより、

言葉を見つけることが難しくなったり、

文字が小さくなって

読みにくかったりするようであれば

意味がありません。



収録語数が少なくても、

厳選した言葉が載っているのであれば、

むしろ効果的とも言えます。


学研の監修は、

「国語の神様」金田一秀穂さんですから。

期待も膨らみます。



それでは、次は

収録語に選ばれている

見出し語を比較していきます。





② 見出し語 


見出し語とは、

辞書に掲載されている言葉のことです。


まずは、見出し語の種類を調べました。



収録語数は

小学館の方が2000語多いのですが、


単純に学研の1万6000語の言葉に

2000語がプラスされているわけでは

ありません。



それぞれ、

見出し語に選ばれている言葉が

違っています。



同じ言葉が載っているページを開いて

その前後の見出し語を見てみることで、

見出し語に選ばれている言葉の傾向を

調べることにしました。




これはあくまでも

私の個人的な意見ですが、

何ページか見比べて見た印象は

こんな感じでした。




小学館


幼児向け。


子どもにとって身近な言葉を、

しっかり選び取って

見出し語にしている印象です。


幼い子どもの「なぜ?なに?」に

答えることができるように作られています。


小学館は

新しい言葉を載せる傾向があるので、

普段使われている言葉が

多いのかもしれません。


しかしそれは、

「小学生になったら当たり前すぎる言葉で、あえて調べることはしないでしょ」

という言葉ばかりで構成されている

とも言えます。


日常でよく使う言葉は多くても、小学生が

「よくわからない言葉だから辞典で調べてみようかな」

と思うような言葉は少なめです。


収録語数は多くても、

小学生にとっては

「調べても載ってない辞典」

という扱いになりそうです。





学研


小学校低学年向け。


子どもが

「辞典で調べたい」と思うような言葉が

載っています。


そのような言葉を多く収録するために、

子どもにとって身近で

当たり前すぎるの名詞を削っている

印象も受けました。


小学生の低学年が持つのに、

ぴったりの辞典だと思います。


しかし、幼児が使うことを考えると、

「何で〇〇が載ってて〇〇がないの?」

「減らして厳選してるのに、何であえて〇〇載せてるの?」

と思うようなところも多々あります。





幼児が使うことを考慮して、

見出し語対決は…


👑小学館👑





子どもにとって

身近な言葉が載っていることが

決め手となりました。





​③ 文字の読みやすさ 


この項目は、先に発表します。



文字の読みやすさ対決は…


👑学研👑



大差をつけての圧勝です。



スマホやパソコンの画面では

ちょっと分かりにくく、

紙で実際に見るのがベストなのですが、

2社のサンプル画像をご覧ください。




小学館







学研






画像だと、分かりにいですよねアセアセ


お借りしている公式サンプルを

悪しように言いたくはないのですが、

画質が悪いので伝わりにくいかと思いますアセアセ



本物を見れば一目瞭然なのですが、

学研の方が

少しだけ文字が大きいです。



一つ難点があるとすれば、

例文の見出し語だけ赤くなっているのが、

私には読みにくく感じます。


小学館も例文の見出し語は

濃いめの青になっていますが、

赤ほど目立ってはいません。



でも、

文字の大きさが違うと

読みやすさが段違いです。





また、学研は

言葉の説明が見開きを跨がないように

書かれています。


小学館は、ページも見開きも

どんどん跨ぎます。



学研の「読みやすさ」への

こだわりを感じますね!







あと、カタツムリ夫が言っていましたが、

小学館の方は

「紙が白過ぎて見えにくい」

らしいです。



編集の仕事をしている

カタツムリ夫が言うので、

間違いないのだと思います。


学研の小学国語辞典は、

(もう少し大きい子どもが対象の辞典)

紙質にもこだわっていると

書かれていました。

(公式サイトより)




もしかしたら、幼児用も

紙質がいいのかもしれません。


でもこれも、

画像では分かりませんよねアセアセ



ぜひ図書館や本屋さんで、

実物を比較して見てください。






④ インデックス 


キャラクターや動物の違いがあるだけで、

インデックスの構造はほとんど一緒です。


しかし、私は小学館がお気に入りです。


なぜかと言うと、

小学館のインデックスの白丸が

その文字のところに移動するからです。



「あ」の時は、

「あ」にあった白丸が




「し」の時は、

「し」に移動します。




言葉の探しやすさに大きく影響しませんが、
私はこの気遣いが好きです。






インデックス対決は…


👑小学館👑








​⑤ ことばのテーブル 



学研


「ことばのテーブル」とは、

学研の国語辞典の上にある


これ下矢印のことです。




そのページにある見出し語が、

全て書かれています。


辞典は3段になっているので、

何段目にあるのか分かるように

段の分かれ目で線が引いてあります。


これにより言葉を見つけやすくなると

説明が書いてありました。





でも、私は

キョロキョロ「これで本当に見つけやすくなる?」と

疑問に思っています。


見出し語は太字になっているのですから、

それで充分探せます。


むしろ、このスペースをなくして、

もっと文字を大きく

より見やすくして欲しい。


そうやって

読みやすさを追求することで、

小学館との差別化をはかるべきでは…?




カタツムリ夫とも


🐌「このページは〇〇から〇〇までが載ってますだけでいいのかも?」


と、話していたら…



ありました。





小学館





ページの上の方に

「〇〇から〇〇まで」という表記があります。


学研もこれくらいのサイズにしたら

いいのに…。


でも私は、この表記は

そもそもなくてもいいと思っています。




辞典の言葉は

あいうえお順に並んでいることを知っていて、

調べたい言葉は

今のページより前か後かを判断できないと、

「ことばのテーブル」を

使いこなすことはできません。


そして、その判断ができる子は、

普通に辞書引きできちゃいます。


普通に辞書引きできる子には、

残念ながら

「ことばのテーブル」は必要ありません。



そのスペースを開けて、

1万6000語も収録しているのに

断然読みやすい字の大きさの

辞典を作ったら…?


幼児向け国語辞典の中で

頭ひとつ出るんじゃないかと思います。



「ことばのテーブル」に関しては、

私はそもそも必要ないと思っているので…


引き分け





​⑥ 語義(言葉の説明の仕方) 


語義とは、

言葉の意味や語意を

分かりやすく説明したものです。


2つの辞書で、同じ言葉を調べて

語義を比較するとにしました。








収録語数と見出し語の小学館


断然見やすく読みやすい学研




①〜⑤までは、

2社ですごく迷っていましたが…


語義が決め手となりました!



だから、

ぜひ、紹介したいのですが…。


長くなって

文字数オーバーしてしまいましたアセアセ


熱く語り過ぎました泣



語義については

次の記事でふとん1ふとん3





スターご覧いただきありがとうございましたスター