イの国探検隊ファンの皆様こんにちは
 
 
皆様いかがお過ごしでしょうか?
花粉なのか黄砂なのか
とにかくやられている今日この頃ゲホゲホ
 
 
本日は、「ワニ」です。
鵜の羽大明神に祭られる豊玉毘賣とよたまひめ) 屋島の麓でウガヤフキアエズを産み、その後、新川をワニに乗って遡上し、三木町に来て、遷宮を繰り返し鰐河神社に祭られたとされます。 
 
 
鰐河神社の狛犬さん
愛嬌のある感じです
 
鰐河神社の境内
 
神社前にある川
 

 

ワニとはなんぞや?

乗って来たとあるのは、比喩か?

船の飾りか?

 

ネットで調べてみました。ウインク

「和珥」を氏の名とする和珥氏(わにうじ)と言う氏族がいたとのこと。和邇丸邇とも書く。
5世紀から6世紀にかけて奈良盆地東北部にいた古代の中央豪族。
上祖は、天足彦国押人命(あめたらしひこくにおしひとのみこと)の子とされる和邇日子押人命(わにひこおしひとのみこと)「和邇」とは鰐のトーテムと考えられ、龍蛇鰐信仰を持っていた海人族安曇氏と同族。
その祖神は綿津見豊玉彦命(わたつみとよたまひこ)と見られている。
 

「ワタ」は海、「ツ」は「の」を表す、「ミ」は神霊の意、つまり「ワタツミ」=「海の神霊の豊玉彦」

日本神話に最初に登場するオオワタツミ(大綿津見神・大海神)は、伊弉諾尊(いざなぎ)と伊弉冉尊(いざなみ)二神の間の子。

黄泉から帰ってきたいざなぎは、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊を行った際、天照大神、月黄泉の命に次いで自ら海を治めるのではなく、子の素戔嗚尊(すさのお)に海を治めさせている

 
妄想では、すんなりと素戔嗚尊(すさのお)「海の神霊の豊玉彦」だよね。
 
和珥氏の本拠地は、184 - 189年、後漢中平年間の紀年銘をもつ鉄刀を出土した東大寺山古墳を含む櫟本(いちのもと)古墳群はこの一族の墓所と推定され、大和国添上郡和邇(現、天理市和爾町)と添下郡
 
和珥氏春日一族が孝霊大王、和珥氏が開化大王に后妃2人を入れ、葛城氏の没落後に多くの大王に11人の后妃を出し、勢力を広げている
5世紀ごろに奈良盆地内に勢力を持ち、6世紀頃に春日氏、小野氏、粟田氏、柿本氏、大宅氏、櫟井氏など別姓を名乗るころから珥春日氏」が和珥氏の中心となり、そのころ春日氏」に改姓
 

 

これから妄想するに、「ワニ」とは現在だと奈良県天理市方面に勢力があった一族。それ以前は不明だが、とにかく海人族の「和珥氏」ってことは、素戔嗚尊が治めた海とは瀬戸内海か?

とすれば、金比羅大権現船乗りから厚く信仰されていることにつながる。

たしか、金比羅さんがある象頭山(ぞうずさん)の上にはワニが祭られている」と聞いたことにつながります。

 

金比羅とは、本来は薬師如来の十二神将の筆頭である宮比羅大将(くびらたいしょう)を指し、般若守護十六善神の一に数えられる守護神&お釈迦様が修行したヒフラ山の守護神

宮比羅大将、サンスクリット語(梵語)でクンピーラで、ガンジス川に棲む鰐(わに)が神格化されてヒンドゥー教の神となり、それが仏教に取り入れられたものだと。

またヒフラ山その形が象の頭に似ていることから象頭山といわれたということです。

 

琴平町の象頭山に金刀比羅宮が祭られていることと一致ウインク




天理市には古墳時代前期後半の双方中円墳という特異な墳形である櫛山古墳(くしやまこふん)がある。

双方中円墳は、他に岡山県の楯築遺跡や香川県高松市の石清尾山(いわせおやま)古墳群の猫塚古墳とかつて古墳上にヤマトトトヒノモモソヒメを祭った船岡山古墳がある。

櫛山古墳や猫塚は、古墳前期でもその後半に属する古墳で楯築弥生墳丘墓よりも100年ほど後に築造。

 『モモソヒメ讃岐の痕跡 船山神社編』あくまで、私見です。たまに、脱線します。悪しからずご了承下さい。香川県内には、モモソヒメの痕跡があります。この神社は、色々伝えているそう、箸墓古墳に埋葬されて…リンクameblo.jp

 

ややこしくなったので、まとめますと

海人族の和珥(ワニ)氏である綿津見豊玉彦命(=海の神霊の素戔嗚尊)は、瀬戸内海を治めており、豊玉姫とねんごろになった。

そして、ウガヤフキアエズを香川県の屋島の麓で出産した豊玉毘賣(とよたまひめ)は、屋島の西側を流れる新川を遡上して現在の三木町に定着し、後には屋島と三木町にある神社に祭られた。フキアエズは丸亀市で祭られ、奥さんで叔母の玉依姫は高松市の3石神社に祭られている。

和珥氏は、2世紀から6世紀に奈良県天理市を勢力拠点にした中央豪族。後に春日氏となった。

香川県高松市にある石清尾古墳群の猫塚と船岡山古墳は、奈良県天理市にある和珥氏の墓とされる櫛山古墳と同じ得意な形の双方中円墳で時代も同じ古墳時代前期後半のものである。船岡山古墳上には倭迹迹日百襲姫命(ヤマトトトヒノモモソヒメ)が祭られていた(現、船山神社に祭る)。

琴平町の象頭山に鎮座する金比羅大権現。本地物は素戔嗚尊とされ、ワニ(和珥)を祭ると言われることと一致。金比羅さんは葛城氏である役行者が開祖。和珥氏は葛城氏ののちに勢力を拡大している。

ワニとは、海人族の和珥(ワニ)氏である綿津見豊玉彦命であり、海の神霊の素戔嗚尊でした。そして、讃岐、香川県には痕跡がありありです。

 

信じるか?信じちゃいますか!はあなたの心次第ちゃいますか?
ではまた。