保護わんこ 〜初めての病院〜 | 保護わんにゃん日記 〜わんだふる&にゃんだふるライフ〜

保護わんにゃん日記 〜わんだふる&にゃんだふるライフ〜

我が家のワンコ&ニャンコの日常を記録しています!
●ワンコ:2020年1月8日より家族に。1歳くらい、倉敷野犬っこ。
●ニャンコ:2017年10月末より、ママの仔に。2歳半のおにいちゃん。
○ママ:私。専業主婦なう。少し動物の専門知識あり。

初めての動物病院!

今日はムーにとって大きなイベントがありました。そう…殆どのわんこ&にゃんこが恐怖する、THE動物病院☆いやいや、病院側としては悲しい話です。( ´ ▽ ` )笑

むーに何か病気疑惑があった訳でなく…実は昨夜、夕散歩後にムーちゃんの首元に虫がくっついていて。ママは虫ダメやけど、慌てて素手で取ってみると…恐らく、『マダニ』様でした。

※素手で触っちゃダメですよ!!!人間も人獣共通感染症(SFTS等)になる可能性があります。

 

散歩中にムーに付いた虫は片っ端からペシペシ取っているので(母は強し。)、つい普段通りに捻り潰そうとしたら…ん?!なんか硬くて潰れない!!!い、生きとる!!

 

怖いぃぃぃぃぃぃぃいぃ!!!!!←素に戻るママ笑

 

急いで、夫くんに「倒してぇぇ!」と助けてもらうも、夫の力でさえもティッシュ越しに潰せない。

なんたるハードボディ!!!!笑

恐ろしいですが、何とか確認すると、体長2㎜ほどの赤褐色でまん丸いボディ、足が4対の蜘蛛のようなお姿。キモチワルイよう!即座にビニール袋に捕獲し、ゴミ袋に詰めました。

 

動物に付く節足動物等、衛生動物の本で確認し…ん〜、フタトゲチマダニかしらと。でもどうやらまだ血は吸っていない。マダニは頭を皮膚に突っ込んで吸血するため、簡単に手で取ることは出来ません。数日〜数週間ほどかけて吸血し、飽血状態のメス成虫は1㎝ほどのサイズになります。

…うん、ぞっとするね( ´ ▽ ` )

 

私は動物病院で見たことありますが…ぷっくりと膨らんだマダニ様。捕獲したビン越しにも触るのいやでした。笑

吸血しているマダニは、無理に引っこ抜くと頭部が刺さったままになるので、ちゃんと病院で取ってもらいましょう。 

 

ともかく…他にもマダニが付いている可能性もあるため、急いで駆除薬をもらいに病院へ行ってきたわけです。



病院へ行く前。

ノンビリおねんね、嵐の前の静けさ!笑



病院へ行く道は散歩で通ったこともありましたが…時間帯的に歩いている人も多く、怖くて怖くてリードを引っ張り、ゼーハーしていました。。。気温が暑いのも相まって、もうヨダレ垂れるし過呼吸気味に…。行くの断念しようと考えましたが、人通りのない日陰で休みながら、トリーツなどをあげながら、少しずつ前進して到着しました。勿論、病院の建物には入りたがりませんが、外よりは怖くないようで、待合の椅子の下で伏せをしていい仔で待つことができました。

 

診察台へは私が抱っこして乗せ、その後は看護師さんが保定してくださいましたが、腰が引けて身体を看護師さんに押し付けていました。笑

フィラリア検査のために少量のみ、サフェナ(後ろ足の血管)から採血もしましたが…ムーはジッと黙って我慢していました。お、大人しい…!!!暴れる仔はキャンキャン吠えたり、噛んだり、大変ですからね。元野犬っこ、大変ビビりですが、やはり攻撃的ではないです。がんばって耐えて、偉いぞ〜〜!!

その後、ダニ・ノミ駆除薬を背中にスポットオンしてもらい、初めての病院は終わりました。ムーちゃんの心労を考え、その他の検査だとかはやらず、ササッと帰りました。診察台から下ろしても壁の隅っこで動かず。帰るよ〜〜とトリーツをあげて声かけるも、病院から出るのに時間がかかりました。

 

帰ったらゲッソリ、頰がこけていました…いやあ、ママも疲れたー!笑 たくさんご飯やおやつをあげ、ゆ〜〜〜っくり休んでもらいます。

 

 

マダニ駆除中のため、クレート内を清潔に…

げっそりムーちゃん

 

 

1日、本当によく頑張りました。散歩での怖がりさんは少しずつ直さないとだけれど、病院でもとってもいい仔でした。元野犬っこ、毎日学習して人間社会でがんばってくれています。

本当に愛しいですよね。この素直さを人間も見習いたいものです。

 

 

 

猫ぽこると犬