皆様へのお願い
【オンライン処方】
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お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
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以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
まちです。
ご回答いただき、感謝しております。
ご丁寧ご親切にご回答いただき、ありがとうございます。
典型的なOHSSの症状なんですね!
2回目はお腹の張りや痛みはあまりなかったので
OHSSの影響だとは思わず、
高リン脂質体抗体症候群を絡めて考えてしまっていました。
小さな卵胞はたくさんあっても、
採卵できるほど大きくなる卵胞が少ない
ということなんですね。
なぜE2が高かったのか、納得できました。
排卵誘発剤はゴナールF150を使用していて、
育ちが遅かった為、
途中からゴナールF225に変更されていました。
高リン脂質体抗体症候群のせいで
E2が上がりやすくなる事はないことは、
安心いたしました。
ありがとうございます。
血栓リスクが高く、
OHSSが起こらないようにしないとならない私が採卵する場合、
どのような方法で採卵すべきなのでしょうか?
私の居住県内のクリニックでは、
どこも高刺激を選択されているイメージがあるので、
低刺激を行っているクリニックがあるのかも謎ですが‥。
年齢に限らずその方の状態それぞれだとは思いますが、
高齢で卵巣機能が落ちている状況になってくると、
低刺激を選択されやすいのでしょうか?
お忙しい中大変恐縮ですが、
よろしくお願いいたします。
![犬](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/160.png)
![犬](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/160.png)
![指差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/602.png)
状態まとめ
⬜︎ ご年齢:41歳
⬜︎ 今までにわかっている疾患:
抗リン脂質抗体症候群(重症)、子宮腺筋症
⬜︎ 流産について:
流産2回、化学流産1回。
1回目 妊娠5週完全流産
2回目 妊娠7週完全流産
【 不育症検査 】
⬜︎ 抗CL IgG
1回目52.3→2回目58.1
⬜︎ 抗β2GPI IgG
1回目431.2→2回目311.3
*その他の項目はひっかからず。
⬜︎ 治療:直近の1回だけ、
バイアスピリン+ヘパリン使用。
アスピリンは移植日、
ヘパリンは胎嚢確認後。
当時の状況
“採卵で高リン脂質抗体症候群が発症した可能性は低いということも、
わかりやすくご教授いただき、ありがとうございます。
OHSSの症状にまさに当てはまります!
お腹の張りや痛みに関しては採卵後1〜2週間ほどだったと思いますし、
内診でも大丈夫そうと言われた記憶もあります。
なのに、だるさや動悸、
少し歩いただけでも息切れ、
異常に疲れやすい‥は治りませんでした。
症状が3ヶ月も続くことはあり得るのでしょうか?
自分自身の体で感じる異変として、
採卵で使用したホルモンのせいだろうと確信はしていましたが、
卵巣の腫れなどは指摘されなかったので、
OHSSだとは頭になかったです。
見えていた卵の数は7個、
採卵できたのは6個でした。
多くはないですよね‥それなのにE2の値は高かったです。
OHSSになるかもしれないから気をつけてと言われていました。“
OHSSの症状
OHSSの症状には、
お腹の張り、
お腹の痛み、
お腹の重たさ、
お腹の苦しさなど、
腹部の違和感・辛さは感じやすく、
一番OHSSをわかりやすいと思います。
しかし、
OHSSで起こり得る症状は、
非常に多岐にわたります。
⬜︎ 吐き気
⬜︎ 嘔吐
⬜︎ 頭痛
⬜︎ 疲れやすい・息切れ
⬜︎ 動悸
⬜︎ 食欲がない
⬜︎ 体が重い
⬜︎ めまい
⬜︎ 立ちくらみ
⬜︎ むくみ、浮腫
⬜︎ 急激な体重の増加
⬜︎ 尿が出ない
⬜︎ 低タンパク血症
(歩くことも、
立っていることもつらい)
⬜︎ 腎不全
⬜︎ 肝機能障害
⬜︎ 血栓症
⬜︎ DIC
(体の至る所で、
血栓が起こると同時に出血する疾患)
など
DIC
重症の抗リン脂質抗体症候群の方は、
血栓症を起こしやすく、
血栓症に付随して、
DICと腎不全を起こしやすいです。
DICを起こすと、
非常に命の危険があります。
そのため、ご質問者様を含め、
重症の抗リン脂質抗体症候群の方は、
もちろん、
OHSSは避ける必要があります。
症状
つまり、
1回目の採卵も、2回目の採卵も、
症状はOHSSとして、
全く不思議ではないということです。
OHSSの怖いところは、
お腹の張り、
腹部のつらさにとどまらないことです。
症状が3ヶ月続くこと
症状が3ヶ月続く事は、
あまりありませんが、
絶対にないことはないです。
例えば、極端に言えば、
OHSSを起こして、
その後、妊娠すれば、
半年以上などもっと長い期間、
OHSSの症状が続きます。
続けてホルモン剤をつかう
妊娠ではなくても、
1ヶ月の休み周期がなく、
また次の周期で、ホルモン剤を使うと、
OHSSの症状は長引きます。
OHSSの重症度だけではなく、
前後の治療にもよります。
基本的には、
生理がくれば楽になり、
時間の経過とともに良くなっていきます。
OHSSの予防
OHSSの予防と対策、
OHSSの治療については、
いくつかあります。
必要のない高刺激をさけることも、
予防の1つです。
他にもあります。
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