皆様へのお願い
【オンライン処方】
＊DHEAは再開しました。
＊現在、メラトニンのみ欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
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以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
まちです。
ご回答ありがとうございます。
ご丁寧にご親身に聞いてくださり、
ありがとうございます。
E2製剤は使用しておりません。
トリガーはHCG注射でした。
採卵日が確定した日、
E2の値は5000か6000台だったと思います。
同じ日エコーで、
大きくなった卵胞が7個あってサイズを測っているのは見ました。
（これが見えていた卵胞数のことです）
なのでその時は、
たくさん育ってないのになぜE2高いのだろう？と思っていました。
他に卵胞はあるように見えませんでしたが、
患者側からの判断は難しいことなんですね。
つまり
卵胞が7個とか少ないのに
E2が高値になることは考えづらく、
小さい卵胞が何個もあったということになるのでしょうか？
私は卵胞の成長が遅いようで、
途中からゴナールFの量が増えて、
採卵決定日も伸びてました。
今まで2回採卵していますが、
1回目の採卵のときも採卵決定日が伸びてました。
その時も私からも見えて数えられていたのは6個ぐらいで、
4個しかとれませんでした。
（1回目はショート法、2回目はPPOS法）
1回目のときは明らかにOHSSで、
お腹がパンパンに張って、
歩くのもお腹に響き、
寝返りするのも痛かった記憶があります。
ただ、だるいのはお腹の張りと共に1週間ほどありましたが、
動悸や息切れするとかはなかったです。
2回目は、
お腹の腫れはそうでもなかったのに、
何かの病気ではないかと疑いたくなるぐらい動悸や息切れ、
息苦しい感じで咳がでる、
異常に疲れやすい、が3ヶ月ありました。
お忙しい中何度も大変恐縮ですが、
よろしくお願いいたします。
院長の回答 
前回の続きですね。状態まとめ
⬜︎ ご年齢：41歳
⬜︎ 今までにわかっている疾患：
抗リン脂質抗体症候群(重症)、子宮腺筋症
⬜︎ 流産について：
流産2回、化学流産1回。
1回目 妊娠5週完全流産
2回目 妊娠7週完全流産
【 不育症検査 】
⬜︎ 抗CL IgG
1回目52.3→2回目58.1
⬜︎ 抗β2GPI IgG
1回目431.2→2回目311.3
＊その他の項目はひっかからず。
⬜︎ 治療：直近の1回だけ、
バイアスピリン＋ヘパリン使用。
アスピリンは移植日、
ヘパリンは胎嚢確認後。
OHSSの典型
典型的なOHSSと言えるでしょう。
E2の数値が、
5000や6000というのは高い方です。
採卵のときは、
いつも排卵誘発剤を結構多めに、
使われていますか？
ゴナールエフは、
225や300でしょうか？
採卵数とE2の数値
採卵数とE2の数値が合わないのは、
おっしゃる通り、
他に、小さな卵胞がたくさんある為です。
＊E2製剤を使っていない限り。
強すぎる刺激
HMGの標準量を150として、
150を超えると高刺激、
150より少なければ低刺激、
になります。
飲み薬のみの場合も低刺激になります。
強すぎる卵巣刺激は、
患者様にはメリットがありません。
多すぎる排卵誘発剤
強すぎる卵巣刺激のデメリット
⬜︎ 卵巣が無駄に疲れて、
卵巣機能が低下しやすい。
⬜︎ OHSSを引き起こすリスクになる。
⬜︎ 卵が多すぎると、
LHが行き渡らず、
胚盤胞到達率は下がりやすい。
▶︎ かと言って、
hcg注射を5000や1万打つと、
OHSSが避けられない。
⬜︎ また、強い刺激ほど、
育つ卵の数が増えすぎて、
OHSSを起こしやすく、
OHSSが重症化もしやすい。
抗リン脂質抗体症候群との関係
抗リン脂質抗体症候群で、
E2が上がりやすくなる訳ではないので、
その点では、
安心しても良いと思います。
抗リン脂質抗体症候群の方は、
血栓が起こりやすいので、
OHSSが起こると、
より血栓のリスクが上がります。
妊娠すると、
誰しも血栓が起こりやすい為、
血栓ができやすい要素・疾患をお持ちの方が、
妊娠すると、より危険です。
妊娠と同様に、
OHSSも、
他の方よりも危険です。
文・イラスト：理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
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