皆様へのお願い
【オンライン処方】
＊DHEAは再開しました。
＊現在、メラトニンのみ欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
院長の回答 前回の続きですね。
情報まとめ
⬜︎ ご年齢：33歳【女性】
⬜︎ 妊娠歴：2回
⬜︎ 流産歴：2回
⬜︎ 出産歴：なし
【生理1~3日目 2024年3月】
※ プラノバール服用で生理を起こした
⬜︎ AMH：7.30
⬜︎ FSH：6.44
⬜︎ LH：8.61
⬜︎ E2：26.5
▶︎ 多嚢胞性卵巣症候群の診断あり
＜ 治療歴 ＞
2024年1月 タイミング法で妊娠
初診が8週、胎嚢のみで流産
体外受精へステップアップ
採卵数：4個
胚盤胞到達：3個
凍結：5日目4AC、5日目3CB
破棄：5日目4CC
(病院の方針で破棄)
1回目移植：5日目4AC
胎嚢確認後、8週で流産となる
⬜︎ 不育症検査：実施予定あり
⬜︎ 子宮鏡検査：実施した事がない
胚盤胞の破棄
“胚盤胞の廃棄にかんして質問させていただいた、ここちゃんです。
胚盤胞廃棄は勿体無いということ、大変わかりやすかったです。
その反面、先生から見た感じだと残りの3CBは3CCとのことでやはり可能性は低いのかなと思ってしまいます。“
胚盤胞ついて
良好胚盤胞に比べれば、
妊娠率は低下するものの、
良好胚盤胞で妊娠しない方もいれば、
Cがつく胚盤胞で出産する方もいます。
特に、ご質問者様のように、
お若い方では、
Cがつく胚盤胞で、
妊娠・出産の可能性はあります。
胚盤胞の評価の差
また、4AC胚盤胞と3CB胚盤胞で、
大きく差がある訳ではありません。
実際に見比べて、
すごく差があるということでもないです。
AA胚盤胞やAB胚盤胞と、
CB胚盤胞ならば、
差は感じますが、
それでも破棄はもったいないです。
あくまで確率論
胚盤胞の評価と妊娠率は、
あくまでも確率の話です。
1回目の採卵・1回目の移植で、
流産となってしまったことは悲しいですが、
妊娠(着床)したこと自体は、
良いことです。
今の時点では、
受精卵ではなく、
子宮側・母体側についてや、
不育症について、
考えていった方が良いと思います。
35歳未満・2回不成功
まだ、ご質問者様の場合は、
保険診療で2個移植もできません。
2個移植ができるのは、
ご年齢が35歳以上か、
2回以上の不成功(35歳未満)で、
可能になります。
つまり、上記の方は、
「妊娠率・出産率が低い」
と認められた状態だからです。
33歳で、2回目の移植だと、
「不成功が続いている」とは、
残念ながら、
まだ認められません。
35歳以上であれば、
もう1個移植するために、
再度採卵して、
貯卵することが可能ですが、
ご質問者様の場合はできません。
前回もC評価の胚盤胞
前回着床している胚盤胞も、
C評価がつく胚盤胞で、
いわゆる不良胚盤胞です。
どうしても数値化されているため、
胚盤胞の評価は、
気になってしまうと思います。
どうしても気になってしまうならば、
破棄はご夫婦様の自由です。
病院や地方によっての条件
ただ、病院によって、
もしくは、
保険組合の方で地方によっては、
凍結時に破棄したもの以外は、
後から破棄して、
保険で再度採卵ができないです。
つまり、この場合は、
再度採卵のためには、
自費診療に切り替えるしか、
方法はありません。
もしくは、
採卵のためには、
今ある凍結胚(保険)を移植してから、
保険で採卵しか手段がないです。
この辺は、
主治医にどんな方法があるか、
聞いてみましょう。
文・イラスト：理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
オンライン処方のお申し込みはこちら
ルテウム、
ウトロゲスタンは、
再開しました。
市区町村までの住所など省略された入力は、
処方が出来ない場合があります。
２回目以降もこのフォームからのご利用をお願いします。
問診票は順次新しくなるため、
古いものは使えません。
wordpress@iwaki-sanfujinka-blog.com
よりメールが届きますので受信設定で迷惑フィルターの解除をお願いします。
※送信専用のメールアドレスです。
受信はできません。
求人情報
質問はこちらからも受付中
haibaiyoshi@gmail.com
✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ
ブログ、コメントなどで、当院がお答えする内容は、あくまでもお話をいただいた情報に基づいた一般的な見解をお示しするもので、実際の診察（セカンドオピニンオンを含む。）ではありません。
直接医師と対面しての診察、検査を行なっていないため、お伝えした内容の正確性を保障するものでは全くありませんので、予めこの点を十分ご理解ください。
当院の医師の診察（セカンドオピニオン含む。）をご希望の方は、恐れ入りますが電話やメール等での診察は行っておりませんので、ご来院をお願いいたします。
また、当院でのオンライン処方をご利用の方も含め、メールやメッセージで直接のご相談をいただいた場合、当ブログでご回答が可能な範囲の内容を当ブログで取り扱わせていただく以外は、個別のご相談ご回答に応じることはできかねますので、予めご了承ください。
（メールやメッセージでご相談をいただいても個別のご相談に対してメールやメッセージでの回答は行っておりませんのでご注意ください。）
✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ✽.｡.:*・ﾟ
当ブログの内容には細心の注意を払っておりますが、当ブログの内容はあくまでも投稿時点における研究発表の内容や、医療水準に基づいて記載しているものであり、内容について将来にわたりその正当性を保障するものではありません。
当ブログの内容の利用はブログをご覧になられる皆様の責任と判断に基づいて行って下さいますようお願い申し上げます。
上記利用に伴い生じた結果につきまして、当院はその一切の責任を負いかねますので、予めご了承下さい。
実際に、お身体のことで、ご体調などについてのお悩み、お困りのことなどございましたら、必ず、専門の医療機関を受診の上、医師の診察を受けていただきますようお願い申し上げます。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
当ブログの内容、テキスト、画像等にかかる著作権等の権利は、すべて当院に帰属します。
当ブログのテキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
医療法人社団 岩城産婦人科
北海道苫小牧市緑町1-21-1
