皆様へのお願い
【オンライン処方】
*DHEAは再開しました。
*現在、メラトニンのみ欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
まち様よりご質問頂いております。
前回の記事
![犬](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/160.png)
![犬](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/160.png)
状態まとめ
⬜︎ ご年齢:41歳
⬜︎ 今までにわかっている疾患:
抗リン脂質抗体症候群(重症)、子宮腺筋症
⬜︎ 流産について:
流産2回、化学流産1回。
1回目 妊娠5週完全流産
2回目 妊娠7週完全流産
【 不育症検査 】
⬜︎ 抗CL IgG
1回目52.3→2回目58.1
⬜︎ 抗β2GPI IgG
1回目431.2→2回目311.3
*その他の項目はひっかからず。
⬜︎ 治療:直近の1回だけ、
バイアスピリン+ヘパリン使用。
アスピリンは移植日、
ヘパリンは胎嚢確認後。
判定後からの過ごし方
“私の状態での運動に関して、
とても分かりやすく教えていただき、
ありがとうございます。
陽性判定だった場合は、
すべて控えることにして、
家事などの日常生活以外は安静にしたいと思います。“
“①胚移植後から判定日までの間、
今までなら仕事に行っていたので、仕事がない状態での過ごし方について悩みます。
なるべく家にいた方がいいのか‥あまりに動かなさすぎる事は逆に血流によくないのでしょうか?
歩数を減らしたウォーキングだけは行おうかなと思うのですが、それも控えた方がよいと思われますか?“
「移植後」と「判定後」
移植後の過ごし方と、
判定後の過ごし方で、
基本的には、
過ごし方は変わりませんし、
変えるものでもないです。
判定日で体は変わらない
判定日を迎える前でも、
初期すぎて、
妊娠判定が客観的にできないだけで、
着床していれば、
すでに妊娠している状態です。
判定日を挟んで、
体の状態が、
大きく変わることではないです。
つまり、判定日の前と後で、
過ごし方を変えても、
残念ながら、
医学的に意味はないです。
移植前後
わかりにくかったかもしれませんが、
変えるとすれば、
移植の前と後です。
特に、激しいスポーツで、
「運動量を妊娠前後で変える」
という話は、
自然妊娠の方は、
妊娠がわかってからになってしまいますが、
不妊治療を受けられている方は、
着床する頃が、
割と明確にわかります。
つまり、
「妊娠前後で変える=移植前後で変える」
という意味になります。
人工授精で言えば、
人工授精の前と後ですね。
運動では変わらない
また、大前提として、
残念ながら、
運動では、
流産率は変わりません。
大抵は、
ふつうに過ごして良いと答えます。
その理由は、
まず運動で妊娠率が上がることも、
運動で流産率が下がることも、
どちらとも、
医学的に認められていないからです。
次に、激しい動き、転倒、殴打などで、
流産してしまう可能性はありますが、
どれくらいの強度の筋トレや、
どれくらいの動きで、
流産するか、
検討した研究はありません。
抗リン脂質抗体症候群
上記のことは、
抗リン脂質抗体症候群でない方にも、
言えることですが、
抗リン脂質抗体症候群であれば、
なおさらです。
抗リン脂質抗体症候群の症状で、
流産しやすいのは、
胎盤に血栓ができやすく、
胎児への血流が失われるからです。
抗リン脂質抗体症候群の症状は、
運動や食事で、
どうにかなるものではないです。
抗リン脂質抗体症候群の血栓
抗リン脂質抗体症候群は、
動かなさすぎて、
血栓ができるわけではないです。
そのため、
動くことで解消はできません。
抗リン脂質抗体症候群で、
流産しないようにするには、
血栓を作らないようにして、
できた血栓を散らす、
低用量アスピリン+ヘパリンしか、
手立てがありません。
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
ブログ、コメントなどで、当院がお答えする内容は、あくまでもお話をいただいた情報に基づいた一般的な見解をお示しするもので、実際の診察(セカンドオピニンオンを含む。)ではありません。
直接医師と対面しての診察、検査を行なっていないため、お伝えした内容の正確性を保障するものでは全くありませんので、予めこの点を十分ご理解ください。
当院の医師の診察(セカンドオピニオン含む。)をご希望の方は、恐れ入りますが電話やメール等での診察は行っておりませんので、ご来院をお願いいたします。
また、当院でのオンライン処方をご利用の方も含め、メールやメッセージで直接のご相談をいただいた場合、当ブログでご回答が可能な範囲の内容を当ブログで取り扱わせていただく以外は、個別のご相談ご回答に応じることはできかねますので、予めご了承ください。
(メールやメッセージでご相談をいただいても個別のご相談に対してメールやメッセージでの回答は行っておりませんのでご注意ください。)
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚✽.。.:*・゚
当ブログの内容には細心の注意を払っておりますが、当ブログの内容はあくまでも投稿時点における研究発表の内容や、医療水準に基づいて記載しているものであり、内容について将来にわたりその正当性を保障するものではありません。
当ブログの内容の利用はブログをご覧になられる皆様の責任と判断に基づいて行って下さいますようお願い申し上げます。
上記利用に伴い生じた結果につきまして、当院はその一切の責任を負いかねますので、予めご了承下さい。
実際に、お身体のことで、ご体調などについてのお悩み、お困りのことなどございましたら、必ず、専門の医療機関を受診の上、医師の診察を受けていただきますようお願い申し上げます。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
当ブログの内容、テキスト、画像等にかかる著作権等の権利は、すべて当院に帰属します。
当ブログのテキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
医療法人社団 岩城産婦人科
北海道苫小牧市緑町1-21-1