皆様へのお願い
【オンライン処方】
＊DHEAは再開しました。
＊現在、メラトニンのみ欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
第一子を帝王切開で出産、
第二子を妊娠した女性B。
産婦人科の医師1人の、
総合病院。
前回の記事
解説を担当致します。
弁護士の、
甲野 裕大(こうの ゆうだい)
です。
【取り扱い分野】
不妊治療分野/離婚分野
・不妊治療クリニック顧問
・凍結胚トラブル
・精子提供、卵子提供
・不妊治療中の離婚
・不倫
など
前回までのまとめ
⬜︎ 女性Bは、
昭和50年生まれ・平成9年結婚、
平成13年にI病院で、
帝王切開で第一子出産。
⬜︎ 平成16年5月6日、
A病院に初診、
Y医師から妊娠を診断される。
→ 妊婦健診と出産を、
A病院で予定。
⬜︎ A病院：総合病院。
第2次救急に指定。
産婦人科はY医師のみ。
(医師歴8年)
⬜︎ 6月1日
胎盤が子宮の低い位置にある事
がわかった。
⬜︎ 10月22日
「全前置胎盤」の診断
＊胎盤が子宮口を完全に塞ぐ
12.避妊手術の希望
⬜︎ 「全前置胎盤」を診断した、
10月22日の診察時、
Y医師は、女性Bに、
避妊手術の希望の有無を確認した。
13.女性Bの返答
⬜︎ しかし、
女性Bは、
避妊手術を希望しなかった。
⬜︎ そのため、
Y医師は、女性Bの外来カルテに、
「madせず」と記載。
＊避妊手術をしないという意味
14.前置胎盤の経験
⬜︎ Y医師は、
前置胎盤の帝王切開を経験していた。
⬜︎ 少し前の夏ころにも、
別の前置胎盤の患者の、
帝王切開をした。
⬜︎ その患者は、
輸血をすることなく、
無事に帝王切開を完了した。
15.切迫早産で入院
⬜︎ その後も、
女性Bは、
Y医師の診察を受けていた。
⬜︎ 11月22日、
切迫早産と、
前置胎盤の管理のため、
A病院に入院した。
⬜︎ 入院時(11月22日)、
女性Bは、
身長160cm、体重68kg。
16.入院
⬜︎ 12月3日、
女性Bに、
経膣エコー検査をすると、
血流が豊富で、
尿には潜血がみられた。
⬜︎ 絨毛(じゅうもう)が、
膀胱の中に入り込むほどの、
「穿通胎盤(せんつう たいばん)」
だった。
医学的解説：癒着胎盤の穿通胎盤
胎盤が癒着を起こし、
胎盤の血管(絨毛)が、
子宮の筋層まで穿通している状態。
癒着胎盤の程度としては、
重症となります。
こうなってしまった場合は、
子宮全摘(丸ごと取る)しか、
手段がないです。
癒着胎盤を剥がすと、
大出血を起こすため、
非常に危険です。
17.尿に血が混ざる
⬜︎ Y医師は、
「尿に血液が混じった可能性」
あるいは、
「前置胎盤での出血で、
血液の混ざりのおりものが、
尿に混ざった可能性」
を考えた。
⬜︎「血流(+)」「尿中潜血(±)」で、
癒着胎盤か前置胎盤での、
出血に注意が必要である
と医師記録に記載した。
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今日も皆様のお力になれますように
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