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ご質問など頂く際に、
「匿名」様
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お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
第一子を帝王切開で出産、
第二子を妊娠した女性B。
産婦人科の医師1人の、
総合病院。
前回の記事
前回までのまとめ
⬜︎ 女性Bは、
昭和50年生まれ、
平成9年結婚、
平成13年にI病院で、
帝王切開で第一子出産。
⬜︎ 平成16年5月6日、
A病院に初診、
Y医師から妊娠を診断される。
→ 妊婦健診と出産を、
A病院で予定。
⬜︎ A病院:総合病院。
第2次救急に指定。
産婦人科はY医師のみ。
(医師歴8年)
8.初診の検査
⬜︎ 平成16年5月6日の、
妊娠の診断をした初診の日の事。
⬜︎ 女性Bに、
エコー検査を実施した。
⬜︎ この際、
胎児の姿を確認できず、
前回帝王切開創を確認した。
9.帝王切開の傷
⬜︎ 前回、帝王切開創の位置は、
おおむね、
通常産科医が切開する場所だった。
⬜︎ しかし、
帝王切開創は、
胎児の成長に伴って、
子宮壁が薄く伸びるにつれて、
超音波検査では、
確認することができなくなった。
医学的解説:妊娠5週
妊娠5週だと、
胎児の姿は見えず、
見えたとしても、
「胎嚢(たいのう)」という、
胎児が包まれている袋しか、
見えない時期です。
胎嚢も、
妊娠5週でも見えない事もあり、
妊娠6週で、
見える事もあります。
10.妊娠発覚から1か月後
⬜︎ 6月1日の診察で、
胎盤が子宮内の低い位置にある事
を確認した。
⬜︎ それ以降の、
複数回のエコー検査でも、
胎盤が子宮内の低い位置にあった。
11.全前置胎盤
⬜︎ 6月15日には、
胎盤が後壁にあることがわかった。
⬜︎ 10月22日、
「全前置胎盤」と診断した。
医学的解説:前置胎盤になったら
前置胎盤になると、
経膣分娩ではなく、
帝王切開になります。
(帝王切開の経験がなくても)
出血多量になったり、
胎児が仮死状態になったり、
母子ともにリスクを伴います。
その為、
前置胎盤がわかった時点で、
安全のために、
予定帝王切開とします。
基本的に、
40週まで待たず、
38週0日で予定を組みます。
しかし、
38週0日より前に、
破水や陣痛が、
起こってしまう事もあります。
そのため、
緊急時に備えて、
いつでも帝王切開が出来て、
輸血もできるように、
準備します。
また、万が一の為に、
NICUがある施設や、
NICUにすぐ搬送できるように、
しておく必要があります。
医学的解説:子宮後壁
上記の参考図の左の、
『全前置胎盤』
を見て頂ければわかりますが、
子宮口を全ておおっていて、
真下に位置している
という状態です。
その為、
「子宮後ろの壁にある」
というのは矛盾します。
見間違いかなと思います。
胎盤はズレない
胎盤は、
ズレたり、
落ちてくるという事はないです。
着床の時点で、
子宮口の付近に着床した、
という事です。
最初のうちは正常だったが、
妊娠の途中で、
前置胎盤になるという事はありません。
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医療法人社団 岩城産婦人科
北海道苫小牧市緑町1-21-1
⬜︎ 平成16年5月6日の、
妊娠の診断をした初診の日の事。
⬜︎ 女性Bに、超音波検査を実施した。
⬜︎ この際、胎児の姿を確認できず、
前回帝王切開創を確認した。
⬜︎ 前回帝王切開創の位置は、
おおむね、通常産科医が切開する場所だった。
⬜︎ しかし、視胎児の成長に伴って、
子宮壁が薄く伸びるにつれて、
超音波検査では、
確認することができなくなった。