皆様へのお願い
＊現在、DHEAとメラトニンは欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
院長の回答 前回の続きですね。ご質問
“その後陽性判定となり、
現在4w3dです。
次回診察時に胎嚢の確認予定です。
そこで質問ですが、
収縮した胚盤胞を移殖した場合
「妊娠率が下がる」
という記事は見掛けましたが、
妊娠継続率や胎児への影響については
調べても分かりませんでした。
収縮した胚で妊娠した場合、
流産率が高くなったり、
胎児に何かしらの影響(障害等)が
出やすくなったりすることはあるでしょうか？”
胚盤胞の収縮
融解したあと、
胚盤胞が収縮している事は、
前回お書きした通り、
珍しい事ではありません。
また、凍結・融解とは関係なく、
胚盤胞が発育していく時に、
拡張し続ける事なく、
いったん収縮して、再拡張を経て育つ、
という事もあります。
何度も収縮・拡張を繰り返す胚もあれば、
1回も収縮せずに移植までいく胚盤胞
もあります。
大事なことは、元に戻る事
収縮自体が悪で、
ただちにダメという事ではないです。
収縮した後、
再度拡張せずに、
元(収縮する前)の状態に戻らなかった場合、
それは、
発育の停止を指しています。
収縮から回復しなかった場合は、
やがて、変性していしまいます。
収縮した胚盤胞の移植
凍結から融解した後に、
1回も拡張せず収縮したままで、
移植となったのか
あるいは、
収縮から拡張したものの、
移植する頃にまた再度収縮してしまった
という事かもしれません。
融解後に、
いったんは拡張したけど、
再度収縮した場合は、
移植の時間を、
あまり遅らせる訳にもいかないので、
仕方がない可能性もあります。
妊娠率への関与
「移植時に収縮してる胚盤胞だと
必ず妊娠率が低い」
という事ではないです。
「移植までの全期間を通して、
発育する時に、
収縮と拡張を何度も繰り返した胚盤胞だと、
妊娠率が低くなる」
と言われています。
1回くらい収縮しても、
元に戻れば問題ないでしょう。
子宮の中で元に戻って着床
ご質問者様のように、
収縮した胚盤胞を移植して、
ご妊娠された方は、
つまり、
移植後に子宮内で、
胚盤胞が再拡張して生きていた
という事になります。
子宮の中で収縮したままであれば、
妊娠はしません。
流産率の上昇と、先天異常
上記の通り、
胚が収縮したまま着床する事は、
ありません。
つまり、着床したならば、
一時的に収縮していただけです。
移植直前に胚盤胞が収縮していても、
流産率が上がる事は、
考えにくいです。
さらに、
移植前に胚盤胞が収縮していた事で、
先天異常や、
なんらかの障害を持つ事も、
考えにくいです。
移植前の収縮で考えられる事
移植前の胚の最終確認(観察)で、
収縮してた場合は、
子宮内で、
そのまま回復せず着床しないか、
子宮内で、
回復して着床へ進むか、
基本的に、
この2つのどちらかです。
文・イラスト：理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
オンライン処方のお申し込みはこちら
ルテウム、
ウトロゲスタンは、
再開しました。
市区町村までの住所など省略された入力は、
処方が出来ない場合があります。
２回目以降もこのフォームからのご利用をお願いします。
問診票は順次新しくなるため、
古いものは使えません。
wordpress@iwaki-sanfujinka-blog.com
よりメールが届きますので受信設定で迷惑フィルターの解除をお願いします。
※送信専用のメールアドレスです。
受信はできません。
求人情報
質問はこちらからも受付中
haibaiyoshi@gmail.com
✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ
ブログ、コメントなどで、当院がお答えする内容は、あくまでもお話をいただいた情報に基づいた一般的な見解をお示しするもので、実際の診察（セカンドオピニンオンを含む。）ではありません。
直接医師と対面しての診察、検査を行なっていないため、お伝えした内容の正確性を保障するものでは全くありませんので、予めこの点を十分ご理解ください。
当院の医師の診察（セカンドオピニオン含む。）をご希望の方は、恐れ入りますが電話やメール等での診察は行っておりませんので、ご来院をお願いいたします。
また、当院でのオンライン処方をご利用の方も含め、メールやメッセージで直接のご相談をいただいた場合、当ブログでご回答が可能な範囲の内容を当ブログで取り扱わせていただく以外は、個別のご相談ご回答に応じることはできかねますので、予めご了承ください。
（メールやメッセージでご相談をいただいても個別のご相談に対してメールやメッセージでの回答は行っておりませんのでご注意ください。）
✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ ✽.｡.:*・ﾟ✽.｡.:*・ﾟ
当ブログの内容には細心の注意を払っておりますが、当ブログの内容はあくまでも投稿時点における研究発表の内容や、医療水準に基づいて記載しているものであり、内容について将来にわたりその正当性を保障するものではありません。
当ブログの内容の利用はブログをご覧になられる皆様の責任と判断に基づいて行って下さいますようお願い申し上げます。
上記利用に伴い生じた結果につきまして、当院はその一切の責任を負いかねますので、予めご了承下さい。
実際に、お身体のことで、ご体調などについてのお悩み、お困りのことなどございましたら、必ず、専門の医療機関を受診の上、医師の診察を受けていただきますようお願い申し上げます。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
当ブログの内容、テキスト、画像等にかかる著作権等の権利は、すべて当院に帰属します。
当ブログのテキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
医療法人社団 岩城産婦人科
北海道苫小牧市緑町1-21-1
