皆様へのお願い
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お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
凍結時・融解後の胚の状態
“凍結時は4BBでしたが、
移植後の説明で「シュリンクだった」と先生からお話がありました。“
シュリンク
シュリンク(shrink)・・・
「縮む」という意味の英語です。
箱にプラスチックフィルムを、
包装する際にも、
熱を加えて、
箱の形に合わせて収縮させるものを、
「シュリンク包装」と言います。
胚盤胞(受精卵)に使う場合は、
「胚盤胞が収縮している」
という意味になります。
融解後に収縮していた事
まずは、
「凍結時は4BBだったのに、
融解したら収縮中だった」
との事ですが、
まずは頻度としては、
珍しい事ではなく、よくあります。
4BBと収縮中
「4BB」という評価は、
胚盤胞のICM(胎児になる細胞)と、
TE(胎盤になる細胞)の細胞数や、
フラグメント、
発育段階を示しています。
こういった、
評価項目・評価の仕方を、
ガードナー分類と言います。
一方で、
「収縮中」というのは、
発育段階や、
ICM・TEの評価ではありません。
胚盤胞の収縮あり・なし
つまり、
「4BBで収縮中」
「4BBで収縮あり」
「4BBで収縮はあるが再拡張中」
という事も、
全然あり得ます。
ガードナー分類とは、
別の評価軸です。
収縮中の胚盤胞
通常、凍結卵を融解した時に、
回復培養と言って、
胚が元に戻って移植可能か、
様子を見る時間を設けます。
文・イラスト:理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
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