【41歳/着床障害】慢性子宮内膜炎とCD138検査、ラクトフェリン(三つ葉様) | 岩城産婦人科妊活ブログ

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【北海道の不妊治療専門クリニック】
早発閉経、難治性不妊、男性不妊、着床不全、不育症など得意。
患者様のご意見第一、納得できる治療を心がけてます。
[オンライン処方,PFC-FD,ネオセルフ検査,タイムラプス,TESE/PIEZOICSI可能]

 

ぽってり苺 皆様へのお願い ぽってり苺

 


  

現在、DHEAとメラトニンは欠品してます。

お申し込みいただけません。

 


 

   

看板持ち ご質問など頂く際に、

匿名」様

匿名希望」様

以外で、

お名前をつけてくださると幸いです。 

 

 

匿名・匿名希望が多く、

過去にご質問頂いた内容が、

わからなくなってしまいます。

 

 

お手数おかけ致しますが、

なんでも良いので、

お名前をつけてくださるよう、

ご協力して頂けると助かります。

 

 

 
三つ葉様よりご質問頂いております。
※前回の続きです。
 
くまクッキー 院長の回答 くまクッキー
 
看板持ち 前回の続きですね。

 

 

情報まとめ

 

⬜︎ ご年齢

妻:41歳 夫:50歳

 

⬜︎ 治療歴:妻37歳から、

第一子の不妊治療

 

 

⬜︎ 採卵:10回以上

 

⬜︎ 移植:5回→全て陰性

【内訳】

1・2回目→分割胚移植

3回目→6日目4BA

4回目→6日目4BB+6日目4BC

5回目→5日目4AA

 

 

<女性の状態>

⬜︎ AMH:0.7

⬜︎ FSH:「10以上で高い」

とのみ医師から説明。

 

 

 

 追加でお聞きしたい事

 

 

指差し 前回の記事の続きで、

お聞きしたい事がございます。

 

(前回の記事に、

①〜⑦の記載があります。)

 

 

AMH0.7の数値については、

いつ測った検査でしょうか

 

→ 例:3ヶ月前の検査 など

 

 

FSHについて、

10を超えていて高いとだけで、

詳しく教えて頂いていない

との事ですが、

検査結果の数値は、

基本的に渡されないという事でしょうか

 

 
 

 慢性子宮内膜炎について



“子宮鏡検査では子宮内膜炎の疑いがあり

(子宮内に赤い部分があった)、

内膜の検査ではCD138細胞数3個でしたがマイコプラズマや大腸菌が検出され、

抗生剤・ラクトフェリン服用し、
治療済みです。”

 

 

にっこり 慢性子宮内膜炎は、

すでに治療された」との事ですし、

CD138検査が、

結果は3個」という事で、

特段気にする事ではなさそうですが、

少し解説させていただきます。

 

 
 

 慢性子宮内膜炎の原因

 

 

電球マイコプラズマ」や、

大腸菌」は、

慢性子宮内膜炎の原因になり得ますが、

必ずしも、

それらが原因とは限りません

 

 

鉛筆 慢性子宮内膜炎の、

発生の原因や、

発生の機序(仕組み)など、

未だ不明点が多い疾患です。

 

 
 

 CD138検査

 

 

鉛筆 治ったという事は、

CD138検査の再検査で

炎症陽性の細胞が0個になった

という事かもしれません。

 

 

電球 ただ、そもそも、

「陰性が0個」

という訳ではないです

 

 

ランニング 病院によって、

陰性の基準値は様々で、

多少の幅があります。

 

  
 

 陰性の基準値

 

 

鉛筆 ただ、最近の論文で言えば、

以下の事が報告されています。



指差し4個以下/HPFであれば、

妊娠率・出産率ともに、

妊娠率は低下しない

 

 

 

 

  

 
 

 ラクトフェリン

 

 

薬 抗生剤では、

CD138陽性細胞が減る

と言われています。



予防 しかし、

ラクトフェリンに関しては、

慢性子宮内膜炎への効果は、

根拠は不十分です。



雲 ラクトフェリンが、

治療薬として成り立つとは、

医学的には認められていません。



予防 今後のさらなる検討が必要です。


  
 
回答:院長 岩城雅範

文・イラスト:理事 岩城桃子

 

クローバー今日も皆様のお力になれますようにクローバー

 

 


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ウトロゲスタンは、

再開しました。

 

 

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