皆様へのお願い
＊現在、DHEAとメラトニンは欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
岩城先生詳しくご説明頂きありがとうございます。
生理の鮮血は7日間続き、
その後、赤黒い少量の出血から
茶色いオリモノに変わり
10日間ほどダラダラと続きました。
現在は茶色いオリモノは止まり、
排卵期かなと思う透明のオリモノが出ています。
院長の回答 
前回の続きですね。情報まとめ
☑︎ ご年齢：37歳
☑︎ AMH：1.8【2023年1月】
＊現在再検査中。
【化学流産から2回目の生理3日目】
☑︎ FSH：6
☑︎ LH：2
☑︎ 黄体ホルモン：0.5
☑︎ 治療内容：体外受精
☑︎ 採卵周期：アンタゴニスト法
☑︎ 刺激量：HMG150単位
☑︎ 移植周期：ホルモン補充周期
＜内容＞
＊E2製剤：プロギノーバ2mgを3回
→ 妊娠8週まで継続
＊黄体ホルモン腟坐薬200mgを3回
→ 妊娠12週まで
＊葉酸サプリ5mg・ヨウ素サプリ150μg
→ 妊娠12週まで
⬜︎ 移植10回のうち、
陰性5回・化学流産4回・流産1回
【過去の胚移植】
移植1⇨化学流産
移植2⇨化学流産
移植3⇨9w稽留流産
(神経管閉鎖障害示唆)
移植4,移植5⇨陰性
移植6⇨妊娠判定陽性
ホルモン補充周期で、
胚盤胞1個の移植。
⇨ BT11でHCG398
その後HCG低下、生理がくる。
移植7,8,9⇨陰性
移植10⇨陽性
5w3d 出血を起こし緊急外来へ。
hcg 10190、胎嚢見えず。
その後hcgは徐々に下がり、
6週間後に陰性に。
7日間生理あと、
10日間の茶色のおりもの。
現在は止まっている。
培養液について
“培養液の違いでも合う合わないあると聞いたので、日本での採卵も検討中です。“
培養液の違い
おっしゃるとおり、
それぞれの培養液の違いは、
多少はあります。
しかし、
通常であれば、
妊娠しない事や出産まで至らない事は、
他の要素の方が強いです。
特に、ご質問者様の場合は、
培養液が合わない事が、
出産まで至らない原因ではない
と思います。
その為、残念ながら、
培養液を変えれば、
劇的に変わるとは思えません。
よっぽど汚いなどなければ
販売されている培養液で、
適切な使い方をしていれば、
妊娠率や出産率が、
そこまで大きく変わる事はありません。
よっぽど汚い培養液を使う、
期限の切れた培養液を使う、
などしない限りは、
他の要素に目を向けた方が良い
と思います。
培養液より培養技術
ご質問者様は、
受精して、胚盤胞に育って、
着床までしています。
特に、胚盤胞に育った以降のことは、
培養液の影響の範囲を、
超えている
と言っても良いと思います。
また、培養液の種類の違いよりも、
「培養液を適切に使えているか」
「適切な環境下で育てているか」
など含めて、
培養士の技術の方が、
要素としては大きいと思います。
しかし、これは、
培養の観点からのみ言えばですし、
胚盤胞まで育っています。
何を変えるべきか
上記のとおり、
着床もしている事や、
陰性でも、
胚盤胞まで育っている事から、
「培養液が合わないせいで、
出産まで至らない」
とはかなり考えにくいです。
子宮鏡検査や、
不育症検査を受ける事など、
治療の方針や内容を再度検討する事
が良いと思います。
出血について
出血についてですが、
化学流産後、
排卵が戻っていますか？
基礎体温は、
高温期・低温期の、
二相に分かれていますか？
文・イラスト：理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
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