急速に卵が育ってしまう時の対処法 | 岩城産婦人科妊活ブログ

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下三角卵子と子宮内膜は一緒に育つ下三角

卵子は子宮内膜に食い込みやすく(着床しやすく)育ち、
子宮内膜は受精卵を受け入れやすいように育ちます。

↑通常は、卵と内膜は、同じスピードで育ちます。


たまに、卵胞の育つスピードが速いことがあります。
下矢印
?すると、どうなるか?

あまりに卵胞の成長のスピードが速いと、
子宮内膜が卵を受け入れるのに適した状態ではないのに、排卵してしまう事があります。

すると、タイミング法や、人工授精、体外受精の新鮮胚移植では困ってまいます。


上差し具体的に言うと、
通常、卵の成長と、子宮内膜の成長の時期は、
合致します。
しかし、何らかの原因で、
生理10日頃に排卵してしまう事があります。
こうなると、
かなり着床が難しいです。

上差しなぜ卵が急速に大きく育つか
原因はわかっていません。
年齢を重ねると、または、閉経が近くなってくると、
こういった現象が起きやすいと言われています。

上差しどうしたら良いか
対策①クロミッドを使ってみる
クロミッドは排卵を遅らせる作用があります。
子宮内膜と同調できるかもしれません。

対策②採卵&卵の凍結
採卵して、卵を凍結します。
そして、別の周期で、子宮内膜を卵を受け入れやすい状態に人工的に作り、卵を移植します。
こういった場合には、
ホルモン補充周期が良いでしょう。

クローバー今日も皆様のお力になれますようにクローバー


回答:院長 岩城雅範

文・イラスト:理事 岩城桃子


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