勤労感謝の日の3連休に木曜の有給を足した4連休で伊豆の修善寺に行きました。
毎年この時期は連休を使用して伊豆先端から登る朝日を撮るのが恒例となっているのですが、今年は天気が今ひとつなので、曇りでも撮れる滝や渓谷や夜景、それに雨でも撮れる洞窟などを巡る旅にしました。

まずは平日の木曜日、春に桜を撮りに来た河津町にやってきました。
川津町は桜以外にも天城峠にループ橋にと見所満載なのですが、天気が悪いということもあって最初に河津七滝に行くことにし、天城トンネルを通って天城越え。

$タカのブログ-天城
↑意外と紅葉していません

程なくして河津七滝の一つ、初景滝に到着。
この頃にはもう雨は止んで、滝を撮るには都合のいい曇り模様になってました。

$タカのブログ-初景

時間があれば七つ滝全部を見ていきたいところなのですが、旅の目的地の修善寺に行かなければならない都合上、見れたのは2つだけ。
しかも他の滝は半数近くが去年の台風で見物不能になっていたので、復興したら今度は滝メインで河津町に来ようと思います。

その後天城山を再び越えて修善寺に向かうのですが、途中で常蓮の滝に寄り道。
以前撮った場所ですがカメラが換わった記念に少しだけ撮影。

$タカのブログ-浄蓮
↑滝見台からの撮影なので誰が撮っても同じような絵になってしまします

その後ようやく修善寺入り。
修善寺は、伊豆の小京都といわれるくらい、寺院を中心とした古い町並みとモミジが有名な場所です。
今回はモミジメインなので寺院の方はパスして、修善寺自然公園に直行しました。
ここには伊豆最大のモミジ林があるのですが紅葉率は5割くらい...伊豆は気候が温暖なためかちょっと早かった様です。

$タカのブログ-自然こ

夜からはライトアップがあるのでライティングのマジックに期待して、しばしの間休憩...
そして夜、場所を自然公園と隣接する虹の郷に移して夜景撮影開始。
昼間緑色だったモミジも暖色系のライトを浴びて見事に紅葉しました。
(写真とは名ばかりだけど、こんなのでいいのかな!?)

$タカのブログ-虹の

今回はこの日のために調達した超広角レンズを投入し、パノラマ撮影みたいな撮り方も試してみました。
カメラに高画素は必要ないと主張する人もいますが、こういう遊びができるのも高画素カメラの楽しみの一つです。

$タカのブログ-P修善寺

次の日は雨模様となることが分かっていたので、虹の郷では5時間の間体力を使い尽くすつもりで撮影を続けたのでした。
その後、修善寺温泉に入り近くの道の駅で車中泊、長い一日が終わったのでした。


第2日目、勤労感謝の日
この日は朝から雨模様...霧雨程度ならカメラ用のレインコートを使って撮影を強行できますが以外に本降りで屋外撮影は絶望的な状態でした。
ただ伊豆にはもう何十回も来ていて勝手を知っているので雨でも行けるポイントは何箇所かあります。
まずは、その一つの土肥金山遺跡に行きました。
修善寺からは土肥峠を通って一時間ほどで到着。

去年の伊豆旅行の時に立ち寄った場所ですけど、その時は移動のついでの流し見程度だったので今回は半日かけてじっくり見ていくことにしました。

$タカのブログ-土肥

写真目的だと風景ばかりに目を取られますけど、社会勉強のつもりで見ていくと、土肥金山と徳川幕府の関係とか今まで知らなかった歴史的事実を学べたりしてためになります。
あまりに長居したため、もう一つの雨スポット、室岩洞に行く時間が無くなってしまい、そのまま伊豆を後にしたのでした。

その後は温泉で一休みして、雨が上がった夜から熱海海岸のライトアップ撮影。

$タカのブログ-熱海

ここも以前から何度も来ていて、もう撮り尽くしている感があるので、パノラマ撮影みたいなことをして新しい撮り方を試してみました。

$タカのブログ-P熱海

その後徹夜移動で次の日の目的地、神奈川県の清川村に向かい2日目は終了となったのでした。



第3日目、神奈川県の清川村。

清川村は丹沢山の麓にある人口3000人程度の小さな村なのですが、僕がまだ幼稚園に通っていた頃、父親の酔狂でちょっとの間住んでいたことがありました。
10年くらい前からこの村にある宮ヶ瀬湖でクリスマスイルミネーションが開催されていたため、いつかは見に行こうと密かに画策していたのでした。

今回、数十年ぶりに清川村に舞い戻って着ましたが、さすがに時間の経過を感じます。
当時の面影はほとんど無くなっていて、自分がどこに住んでいたかも分からないくらい。
唯一夏祭りに行った八幡神社だけが当時と変わりない姿で残っていました。
ちょっとの間、自分探しの旅(?)をして、知らないうちにできていた温泉施設で徹夜の疲れを癒して、11時頃目的地の宮ヶ瀬湖に行ってみると...すでに直近の第一駐車場が埋まっていました!!

イルミネーションは夜からなのにすごい人気です。
どうやらこの時期は村の人口以上の観光客が訪れるみたいです。
この日は天気が曇り空だったので、写真は夜だけ撮ることにして昼間は会場の下見と、屋台村での食事と、花火の場所取りをして過ごしました。

そして5時頃、お祭り開始の合図でイルミネーション点灯。
続いて花火点火。
はじめて来るイベントだったので、要領が今一つ分からず四苦八苦、意外と花火が近場から上がったので、一発目は思いっきり画面から外れました。

$タカのブログ-花火

今思えば対岸から望遠で狙った方が良かったかも。
花火は10分程度で終了してしまい、それから22時までイルミネーションとミニライブその他のイベントが永延と続きます。
時間がかなりあったので対岸にも渡ったりして5時間の間写真を撮り続け、清川村の長い夜は深けていったのでした。

$タカのブログ-ツリー
イベントのメインは天然のもみの木のイルミネーション。

$タカのブログ-噴水
対岸には噴水のライトアップ。

$タカのブログ-吊り橋
つり橋のライトアップはかなり派手目、でも通行料がかかります。

$タカのブログ-P宮が瀬
パノラマ写真で全部入りの構図を狙ってみました。

僕が清川村に住んでいた頃は、イベントといったら八幡神社の夏祭りくらいしかなかったのに、今は賑やかなイベントやレジャーやダム観光が楽しめる退屈しない村に変貌していたのでした。
将来住むならこんな所も良いかもしれないと想像を巡られながら思い出の地を後にしたのでした。

清川村自分探しの旅終わり。


第4日目、帰路。
途中から志向が変わってしまいましたけど、本来の旅の目的は紅葉狩り。
期間中なかなか晴れ日に恵まれず、ほとんど紅葉を撮っていなかったので帰りがてら、房総半島の養老渓谷に寄ってきました。
養老渓谷は千葉県内でも有数の紅葉スポットということで途中道は大渋滞。
着いたのは午後4時頃、それでも駐車場率90%ほどの盛況ぶりでした。
到着時間が遅かったため、程なくして夜になり、夜からのライトアップが始まります。
(今回の旅は夜景ばかり撮っているような気が...)

$タカのブログ-養老渓

養老渓谷のライトアップは全くと言っていいほど宣伝していないので、日が暮れると次々に観光客が帰り始め、気づいたら残っているのが僕一人になってしまいました。
おかげで景色を独り占めにできたのはいいのですけど、夜中一人で写真を撮っていると時々滝の音が人の声に聞こえたりして何度も辺りを見回してしましました。
僕は霊感は無い方なのですけど多分この辺りは出ますね...
いち早くこの場から脱出したい気持ちを抑えながら速攻で撮影を終えようとするのですが、突然カメラのバッテリーが切れたり、三脚ベースが外れたり、絞り開放で撮影するというありえないミスをしたりで何度も撮り直し、結局2時間ほど引き止められました。
撮影が終わった後は急ぎ足で渓谷を駆け上がり、車に乗って足早に帰宅したのでした。

最後は駆け足になりましたけど、長かった伊豆の旅と、紅葉撮影に勤しむ季節はこれで終了。
そして街にはイルミネーションの灯りが点き始め、クリスマス・年末年始・バレンタインとまだまだ忙しい日々が続くのでした。

9月の蔵王に始まって、白根山、谷川岳、安達太良山、吾妻山と山また山を乗り越えて紅葉を撮ってきましたが、ついに紅葉シーズンも終盤を迎え最後に妙義山を攻略することとなりました。

妙義山は標高1000mくらいの低い山で百名山にこそなっていないものの、その眺望は百名山に勝るとも劣らない魅力的な山です(登山家には物足りないかもしれないですけど)。
本当は先々週行く予定でしたが、紅葉にまだ早いということで、先週末に登山を慣行しました。

場所的には群馬県の西よりに位置していて浅間山の近くに聳え立っています。
この一帯は北軽井沢に、草津に、みなかみ山地にと観光名所が立ち並ぶゴールデントライアングルみたいな場所で今年に入ってから10往復はしたかもという勢いで足しげく通いました。
おかげで高速代の請求書がすごいことに...

過去に何度も通った道ということで、夜間移動ももう慣れたもので、日の出時刻の6時過ぎに現地に到着。
先週熊に遭遇した経験があったので、夜行性の熊との遭遇を避けるため日の出と同時に登山開始。
途中岩場の多い難所をいくつか越えて見晴台みたいなところまでたどり着きました。

タカのブログ-ひぐらし

これが一日中見ていても飽きることがないといわれる日暮景です。
中国の奥地を思わせる切り立った岩々が立ち並ぶまさに絶景。
紅葉の方は...半分以上散っていてちょっと残念でした。
その代わり麓の方は紅葉の盛りで切り立った岩々に真っ赤なモミジが映えてました。

タカのブログ-妙義

この日の下仁田町は一応晴れの予報だったのですけど、例によって山の天気は分からないもので、昼前から徐々に雲が出てきたと思ったら昼には完全な曇模様となってしまい、仕方なく下山。
次の日は雨の予報だったので早めに帰途に着いたのでした。
結局最後まで天気運だけは今ひとつな紅葉シーズンでした。


おまけで日曜は平地系紅葉の手始めに常陸太田の銀杏祭りに行って来ました。

$タカのブログ-銀杏祭

毎年行っているお祭りなので目新しさはあまりないですけど、このお祭りを境に、平地系の紅葉シーズンが始まります。
山に登ったり、熊と戦ったりということはもうないので幾分難易度は下がりますけど、紅葉を追って北から南まで走り抜けるので、まだしばらくは眠れない週末が続きそうです。
週末の土曜日、本来なら群馬の妙義山に行く計画でしたが今年は紅葉が約一週間遅れていると言うことなので、栃木県の足尾に行ってきました。
先々週の日光紅葉撮影のとき足尾の奥地、松木渓谷に木の生えない荒涼とした大地が広がっているという情報を聞きつけ興味をそそられていたのでした。

事前の天気予報では足尾地方は午前中晴れで午後から曇り、撮影の機会は午前中しか無いということで朝の7時に足尾に到着。
しかし実際到着してみると天気は曇っています。
どうも日光の山々から雲が流れてきているみたいでした。ただ天気予報は明らかに晴れなので天気が回復することに期待して松木渓谷に進んで行きます。
だいたい1時間くらい進んだところで林道が行き止まりになり、木の無い岩山が見え始めてきました。
但しここでもまだ天気は曇り模様。

$タカのブログ-松木警告

長丁場を覚悟してその場で待つこと一時間半...突然目の前に熊出現!!
最初の写真の右下の斜面部分です。直線で100mくらいの距離でした。

$タカのブログ-森のくま

風景撮影用の広角レンズを着けていたので豆粒みたいに小さく見えますけど、体長は1.3mほどの成獣です。
撮影中は熊対策用に持ってきたラジオを最大音量で流していましたがどうやら聞こえなかったみたいで、こちらの存在に気づいていません。
熊対策にはラジオが良いと聞いてはいたのですが、どうも教科書通りの熊対策なんて案外当てにならないということを知りました。
よくよく考えたら熊は食物連鎖の頂点に君臨する存在なので意外と注意力が緩慢な様です。

仕方ないので熊対策用に持ってきた笛を吹くと、一瞬振り向きこちらの存在に気づきました。
これでようやく一安心、本州に住むツキノワグマは、人を怖がる習性があるのでこちらの存在を早めに教えてあげたほうが安全です。
逆に至近距離で人間を発見すると、防衛本能で襲い掛かってくるので危険です。
もしそうなれば、熊対策用に持ってきた熊よけスプレーを使うことになるのですが正直どれほどの効果があるのか、実物を目の前にしてしまうと少々怪しくなってきました。
どんな道具を持っていたところで(銃でもあれば別ですが...)結局最後は格闘、バトルということになってしまうのではないでしょうか。

写真を撮るのもけっこう命がけ、しかもこの日は曇り模様で命をかける価値があるほどの写真が撮れるとは思えないので早々に引き上げることにしたのでした。
これで諦めたら熊に負けたことになるので、天気のいい日を狙ってもう一度松木渓谷に来る事にします。
できれば熊が冬眠している次期に(!?)

足尾の中でも日光から雲が流れてくる松木渓谷以外は概ね晴れていたので、最後に足尾銅山の写真だけ撮って足尾を後にしたのでした。

$タカのブログ-足尾道山

今週末行く予定の妙義山も熊の生息地域なので、遠距離対策用の笛と鈴、中距離対策用の熊スプレーを準備して、それでも遭遇した場合はバトル覚悟で山に挑みます。