第6日目。

前日、伊東の道の駅で車中泊し、次の日晴れたら石廊崎の朝日を撮ろうと心に決めていたところ、案の定天気は晴れ。
しかも風も穏やかな撮影日和、朝の4時に伊東を出発し一路石廊崎を目指します。
そして5時半ごろ石廊崎に着くと、何と石廊崎の日の出ポイントの水平線に雲がかかっています!!
夕日と違って日の出の場合、辺りが暗くて水平線の彼方までの空模様が読めないので難しいところなのです。
日の出撮影は忍耐力の勝負、しかし旅はそろそろ終盤で、次の日は帰途に着くので今回は石廊崎の日の出は絶望的となりました。
参考までに一昨年撮った写真を載せて起きます。

$タカのブログ-石廊崎日の出
↑一昨年撮った石廊崎の日の出

本来の予定ではこの後、佐ヶ野川渓谷を探検するつもりでしたが、この日は天気が良かったので(渓谷撮りは曇りの方が良いので)、富士山スポットの松崎にある牛着岩に向かいました。
程なくして松崎に着くと、何と天気は曇ってます。
富士山方向は晴れているので、雪を被った富士山が煌々と輝いていたのですが、肝心の松崎が曇っていて、このまま撮ると明暗が激しくてうまく撮影できません。
仕方ないので同じ松崎町の室岩洞という人工の洞窟に入り天気の回復を待ちます。

室岩洞はその昔、大谷石に似た伊豆石という石を採っていた採石場の跡で、現在は観光洞窟として開放されています。
天然の洞窟ではないので有難みは少ないですけど、洞窟マニアにとっては格好の被写体ではないでしょうか。

タカのブログ-暗い狭い怖い洞窟

奥の泉の間では吸血コウモリ君が昼寝してました。

$タカのブログ-吸血コウモリは吸血鬼

約一時間洞窟内を撮影したあと外に出てみると、天気が回復傾向になっていて、西伊豆方面に日が射しています。急遽松崎から西伊豆に移動して、

第4日目に強風で撮れなかった大田子海岸の奇岩を撮影。

$タカのブログ-怪獣イズラー

この奇岩は西伊豆で最大の夕日ポイントになっていますが、丁度岩に日が落ちるのは春分の日と秋分の日の年に2度だけ。
実は次の春分の日の撮影を密かに狙っているので、例のバズーカレンズの試し撮りも兼ねて一度撮っておきたかったのでした。

その後さらに北上して戸田の富士山ポイントに向かいます。
若干富士山特有の富士雲がかかっていましたが、存在感は絶大でした。

$タカのブログ-頭を雲の上に出し

富士雲が消えるかと思ってその場で夕暮れまで待ったのですけど、結局富士雲は消えず夕日撮影ポイントに移動。
この日は風も穏やかで、水平線も概ね晴れている久々の夕日撮影日和でした。

$タカのブログ-ある港町の黄昏

黄昏時を絵に書いたような光景にしばし時間を忘れて見入っていたのでした。
これで目的の日の出と、夕日の写真が撮れたので心置きなく帰れます。
次の日は曇り模様ということで、半日だけ例の佐ヶ野川渓谷を探検して帰途に着く事にしたのでした。

第6日目終わり。


引き続き第7日目。

天気予報通りこの日は朝から曇り模様。
前日修善寺近くの道の駅で車中泊したので、朝方天城峠を越えて佐ヶ野川渓谷に向かいます。
天城越えで有名な天城トンネル。

$タカのブログ-あなたと越えたい天城峠

その後、佐ヶ野川渓谷入り。
大体の場所は分かっていたのですけど車を止められそうな場所が無かったので河津川沿いに車を止めて、しばらく歩き佐ヶ野川に向かいます。
佐ヶ野川に出ると佐ヶ野川渓谷遊歩道の看板があり難なく渓谷を発見。

$タカのブログ-地図にはないけど隠れた名所

そして問題の滝の場所も分かりました。
しかし滝つぼまで下りる道がありません...

$タカのブログ-町長さんこの滝もっと評価して

滝の落差は約10m。
ロープで垂直降下しないと降りられないし、下りれたとしても水の中にダイブしてしまいます。
左右からのアクセスを試みるもこちらは落差30mの谷になっていて下るのは先ず不可能。

ここまでの絶景を目の前にして全く撮影できないのは慙愧に耐えませんが、自分の限界がここまでなのだと思い知らされました。
しかし方法が無いわけではありません。

それは...川の遡上。

漁師が使うようなゴム製のカバーオールを着用して下流側から川の中を進めば滝つぼまで辿り着けます。
限界点は新たな世界への入り口、次回伊豆に来るときは必ずこの滝を制覇しようと心に誓ったのでした。

結局目的の滝は撮れませんでしたけど、写真家として今後進むべき道が分かっただけでも大きな収穫でした。
その後は徹夜で帰路に着くため、少しの間仮眠して経由地の房総半島に向かったのでした。

第7日目終わり。


引き続き第8日目、最終日。

この日は朝の4時頃、海ほたるパーキングエリアに到着。
当日の天気予報は午前中曇りのはずだったのですが、5時を過ぎて空が徐々に明るくなってくると、何と東の空は晴れています。

$タカのブログ-日の出前の薄明かりブルーアワー

このまま行くと朝日が撮れそうな勢いだったので、急ぎバズーカレンズを準備して、臨戦態勢を整えます。
そして7時前...この旅2度目の日の出を拝むことができました。

$タカのブログ-早起きは写真一枚分お得

予定に無かった日の出が撮れて少し得した気分でした。早起きは3文の徳とはよく言ったものです(早起きではなくて徹夜ですけど)。

房総半島も伊豆同様、太平洋岸では珍しく海に沈む夕日が見られる場所なので、ここで一日滞在することにして昼間は近場の名所を撮影。

まずは海ほたるを出て、今通ってきたばかりの東京湾アクアライン。
ここからの夕景がまた綺麗で以前撮りに来たことがあるのですけど、昼景を撮るのは何気に初めてだったりします。

$タカのブログ-橋の先が海に沈んでます

次に富津岬の変わった形の展望台。
ここもまた夕景の名所で、以前富士山越しの夕日を撮りに来たことがあるのですけど、昼景を撮るのは何気に初めてだったりします。

$タカのブログ-遠目に雲はターンAに見えました

その後木更津タワーから木更津市の眺望を撮ろうとしたのですけど、昼前から天気は曇り模様に変化。
以後天気は回復せずに夕日は撮れず終い。そのまま茨城に帰って行ったのでした。
房総は茨城からほど近いので、来ようと思えばいつでも来れますから、房総の夕日はまた次の機会に狙うことにします。

こうして長かった年末年始の旅は終わったのでした。
去年とほぼ同じ行程の伊豆旅行でしたけど、新しい発見や貴重な経験が得られた有意義な旅でした。
伊豆は、年始の日の出、春の桜、春分と秋分の夕日、秋の紅葉、冬の富士山と見所満載で何度来ても撮り尽くすことはないのでこれからも自分の腕試しとレベルアップのために頻繁に訪れようと思います。

2月には河津町で早咲の河津桜が咲き始めるのでまた近いうちに。
去年からの恒例となった正月休暇を利用しての伊豆旅行に今年も行ってきました。
去年は11泊12日という、とんでもなく長い旅でしたが、今年は有休を足しても9連休にしかならない上に、年末の天気は雨模様ということで、結局茨城を出発したのは30日の夜、戻ったのは6日の夜で7泊8日の旅となりました。

先ず第1日目の12月30日は徹夜移動で神奈川に入り、第2日目の12月31日は地元横須賀のカウントダウン花火を見に行きました。

$タカのブログ-横須賀

カウントダウンイベントを見てしまうと初日の出を見るのが時間的に無理なので1月1日は実家でゆっくり過ごし、その夜に日の出ポイントの真鶴半島に移動して2日目の日の出に挑戦。

真鶴の日の出は正月の僅かな期間しか見ることができないので今の時期、日本中から腕に覚えのある写真家が集まってくるのです。
ところが、肝心の日の出ポイントは足場の悪い岩場の奥にあり、そこまで実際たどり着いたのはほんの10人程度でした。
皆それなりに場数を踏んできたモサ達といったところでしょうか。

去年来た時は素人用のカメラを使っているのは僕一人だけだったので少し肩身の狭い思いをしたのですが、今年はカメラも上級者用に買い替え、この日のために用意したバズーカ砲の様なレンズを構え日の出を待ちます。
この一年の出来事が走馬灯のように蘇り、自分も他のモサ達に肩を並べるくらいレベルアップしたのだと思える(思い込みかも?)瞬間でした。

そして日の出時間、岩と岩の間から、太陽が生まれるかの様に出現します。
去年一度見ているとはいえ、神々しい風景に自然の神秘を感じずにはいられません。

$タカのブログ-瀬異端

たまたま鳥が通りかかった所。

$タカのブログ-うみ取り

来年の年賀状用に縦位置も撮影。
年賀状の素材に不自由しないのは写真家の役得です。

$タカのブログ-燃画洋

去年は日の出を見るため7日間も通ったのに今年は1日目で見ることができて幸先の良いスタートとなりました。

その後去年と同様に伊豆半島に移動して、手始めに西伊豆海岸の写真を撮り始めたのですが、この日は朝から強風が吹き荒れていて、撮った写真の殆どがブレてしまい没データとなってしまったのでした...

午後からは比較的風の影響が少ない南伊豆に移動して、前回伊豆に来たとき貰った観光パンフレットを頼りに名所巡りをしました。
まずはじめは石廊崎近くの竜宮窟。

$タカのブログ-リュ宇宮

石垣島にあるような周囲を岩で囲まれたプライベートビーチのミニ版といったところでしょうか。
国道から20mくらいの地点なのですけどここだけ異世界の空気が漂っていました。
いわゆるパワースポットという空間なのではないでしょうか。
去年、魔女の瞳に魅入られて以来、何となくパワースポットのパワー(魔力?)が感じられるようになってきていたのでした。

竜宮窟のすぐ隣は砂の丘になっていて、地元の子供達がソリ滑りをして遊んでいました。
ソリが無くても最悪ダンボールで滑れそうな感じです。滑りはしませんでしたが...

$タカのブログ-滑りたい

南伊豆を回った後は、夕景撮影のために再び西伊豆方向に移動して日没を待ちます。
しかし夕方になっても強風が吹き止まず、カメラが三脚ごと移動してしまうような状態で、絵がボケボケになってしまったため夕日の写真は全滅しました(悲

晴れているときは風が強い、風が無いときは曇っているというのが海の摂理なので仕方ないといえば仕方ないのですけど、風が無くて晴れているという幸運日が巡ってくることを期待して、この日の撮影は終えたのでした。

第4日目終了。



引き続き第5日目。

前日、修善寺近くの道の駅で車中泊し、朝起きると東側の空に雲がかかっていたため、この日は日の出撮影には行かず、新たな名所を発掘する旅に出たのでした。
参考資料は手元にある観光パンフレットの一枚の滝の写真と大雑把な地図だけ...

場所は佐ヶ野川渓谷と書いてありますがカーナビに入れても場所が出てきません。
とりあえず佐ヶ野川まで行って川沿いを探検すれば見つかるだろうという安易な考えで出発。

そして佐ヶ野川に到着したのはいいのですが、肝心な滝が見つかりません。
川も小川程度の規模でとてもパンフレットのような滝があるとは思えません。
仕方ないので下流から上流に向かって進み続け、集落から遠く離れ、山奥に分け入り、整備されていない林道を進んでいると、三階滝という滝を発見!!

$タカのブログ-散会多喜

予定していた滝とは違いますけど、溶岩石の上を三段にわたって滑り落ちる美しい滝でした。
人里から遠く離れた正に秘境の滝とも言うべき滝でした。
周囲が溶岩石に囲われているためか、ここも何となく現実離れした空気が漂っていました。
多分ここもパワースポットに属すると思います。

その後も何時間か佐ヶ野川を散策したのですけど、見つかったのは名前の無い小さな滝が一つだけ。

$タカのブログ-むめ井たき

結局パンフレットの場所は見つけることができませんでした。
まあ、いつもうまくいくとは限らないのが旅の面白みでもあるのですけど。

気を取り直して、その次は以前行ったことのある万城の滝に向かいます。
ここは以前落盤事故があって観光パンフレットにすら載らなくなった悲運な滝ですけど、それだけに穴場な名所でもあります。

$タカのブログ-満場一致

滝の規模は30mクラスで広角レンズを使わないと全体が入らないほどです。
良く見ると、左上の方に落盤してしまった岩が人口岩に置き換わった部分が見えます。
さらに良く見ると、すべての岩の隙間にはコンクリートが埋め込まれ、新たな落盤を防いでいます。
滝自体は美しいのですから、もう少し評価されてもいいのではないでしょうか。
せめて観光パンフレットくらいには載せてあげても...

その後、例によって夕日撮影のために西伊豆方向に向かったのですが、この日は西側の空に雲がかかっていて、夕日は絶望的な状態でした。

当初の目的の滝が発見できず、夕日も見れずでは物足りないので、夜景撮影でリベンジしようと夜からは熱海海岸まで移動。
海岸で年中やっているライトアップを撮影。
熱海海岸に来るのはこれで6回目くらいなので、今回は志向を変えて、釣り人しか入っていかないような防波堤からの撮影に挑みました。

$タカのブログ-テトラは危ない

いつもの親水公園からの風景も良いですけど、防波堤側もなかなかの景観です。
当日は風が穏やかだったので幸いでしたが、強風の日に防波堤に入るのは危険なので念のため...
防波堤の後は、るるぶの観光ガイドを頼りに熱海城からの眺望を見に行きます。

$タカのブログ-パスタはナポリタン

高台から見ると平地とはまた違った風景で新たな発見でした。
観光ガイドによると、東洋のナポリと呼ばれる夜景のメッカだそうです。
ナポリには行ったこと無いのですけど、この夜景は間違いなく世界7大夜景相当でしょう。

熱海の夜景を一通り撮った後、一旦伊東まで南下して、マクドナルドのWiFiを使って情報収集。
昼間見つけられなかった佐ヶ野川渓谷を探すと...ありました。
場所は下流も下流、河津川との接続口付近でした。
しかし例の滝はいくら検索かけても出てきません。
結局最後は自分の足で稼ぐしかないということを思い知り、次の日に向けて気合を入れたのでした。

第5日目終わり、後編に続く。
先週の金曜日、横浜で「みなとみらいオフィスビル全館点灯」のイベントがあったのでわざわざ会社を休みにして行って来ました。
このイベント、一年に一度だけ開催されるという超レアなイベントなので毎年行くことにしているのですが、去年は天気が雨模様ということでパスし今年2年ぶりの挑戦となりました。

当日の天気は朝方晴れ模様、せっかくの休みなので早朝、大洗海岸の日の出ポイントに行って、お正月の初日の出用に調達した望遠レンズの試し撮りをしてきました。

$タカのブログ-鳥居

水平線に雲がかかっていて、日の出写真としては失敗なのですけど、レンズの性能はまずまずといったところでしょうか。
これでようやく日の出撮影器材がそろったので、あとは正月晴れるのを期待するばかりです。

大洗海岸を撮影した後、昼頃に茨城を出発し3時頃横浜到着。
茨城は晴れていたのですが、横浜は残念ながら曇り模様となっていました。
晴れていれば夕日が落ちる方向に、富士山とみなとみらいを望める良い撮影ポイントがあったのですけど、曇り模様ということで定番の大桟橋埠頭からの撮影を試みました。
しかし大桟橋についてみたらびっくり!!タイタニック号にも匹敵する超巨大船が接岸して、みなとみらいを望めるスペースはわずかしかなく、3時だというのに場所がほとんど埋まっています。
結局タイタニック号(のような船)の係留ロープの間からみなとみらいを望むことになりました。

4時を過ぎたくらいからオフィスビルの明かりが徐々に増え始め、
$タカのブログ-くもり


5時くらいになると完全に全館点灯状態になりました。
$タカのブログ-一斉点灯

全館点灯は9時くらいまで続くので、この後場所を変えながらいろいろな角度でとり続けることになる...のですがその前に、大桟橋を塞いでいたタイタニック号(のような船)の写真を一枚。

$タカのブログ-炊いたニック


後で調べたら「飛鳥Ⅱ」という豪華客船だということが分かりました。
何でも最低料金で一部屋一泊10万円だとか...
庶民には高見の花ですけど年に一回くらい特別な日に、高級ホテルの代わりに宿泊するなら有りかもしれません。多分そういう需要があるのでこの時期横浜に停泊しているのでしょうけど。

その後は場所を移動しながら9時まで写真を撮り続けました。
一昨年来た時は、山下公園方向にマリンタワーまで抜けていったので今年は横浜駅方向に向かってみることにしました。

先ずは大桟橋を出たところの像の鼻パーク。

$タカのブログ-象の鼻

コスモワールドからの広角撮影。

$タカのブログ-コスモわーる

微妙に全館点灯していないドコモタワー。

$タカのブログ-何処もタワー

横浜美術館とオフィスビル。

$タカのブログ-美術館公園

ランドマークタワーを地下から天辺まで望みます。

$タカのブログ-ランド間

最後は日本丸越のオフィスビル。

$タカのブログ-日本丸

9時を過ぎるとオフィスビルの明かりが徐々に消え始めてイベントは終了。
天気が今一つだったのが少々心残りですけど、後の楽しみは来年までとっておくことにします。

その後は一旦実家に帰り、2日ほど滞在してスカイツリーのクリスマス限定ライトアップを撮影してきました。

浅草からのスカイツリー。クリスマスツリーに見立てた緑色バージョン。
$タカのブログ-スカイ津

水道橋からの眺望。
$タカのブログ-春日通

そして12月24日の連休最終日は、茨城に戻って袋田の滝のライトアップを撮りに行きました。

$タカのブログ-袋田

去年から照明が紫色のLEDに代わっていて幻想的な雰囲気を醸し出しています。
時期的にカップルが多いかな?と思ったら案外空いていて、絶好の撮影日和でした。
都会でイルミネーション見るのもいいですけど、人混みを避けて田舎でひっそり過ごすクリスマスというのも案外ありかもしれません。
もちろん撮影目的なら...ですけど。