正月に交通事故に遭遇して以来、しばらく遠征旅行を控えていましたが、9月の連休で3泊4日の撮影旅行に行きました。

目的地は北陸。

2年前の山口遠征旅行で天気が悪く一切観光できなかったという悔しい思いをした経験から、いつかはリベンジしようと機会を伺がっていたのでした。


2年前の山口旅行のときは、会社終わりに徹夜で車を走らせて、次の日の昼に北陸を通過するという強行軍でしたが、今の会社の仕事量ではそこまで体力は温存できないので、丸一日を移動日にあて、2日目の朝に第一目的地の東尋坊に到着。

予報では天気は晴れのはずでしたが、北陸地方のみ雲がかかっていて、虹まで出現。


kumori

半分あきらめ気分で、昼ごろまで時間をつぶしていると、突然雲が晴れて晴天に変わりました。

急いでカメラ機材と、この日のために用意した30mの命綱をもって海岸に飛び出し、撮影開始。


一般の観光客が行かないような、崖っぷちギリギリからの迫力ある写真が撮れました。


sandanniwa


toujinnbou

東尋坊だけで一日は写真を取っていられそうだったのですが、すでに半日時間を無駄にしているので、急いで次の目的地に向かいます。


matusima

場所は東尋坊に程近い越前松島。

見事な景勝地なのですが、東尋坊の名声に隠れてしまってこちらは穴場スポットになってしまっています。

こういった穴場スポットの観光開発も写真家の役目なのでしょうね...


その後は次の目的地、能登半島に移動したのですが、着いた頃にはもう夕方になっていたので、夕日スポットで日没を待ちました。


meotoiwa

そして次の日...朝から天気は曇り模様。

一日かけて能登一週旅行~といきたかったのですが、どんよりした天気ではいい写真が期待できないので、曇りでも撮れる被写体がないか探してみると、一箇所だけありました。

8月に開洞したばかりの、青の洞窟。


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正直青くはなかったのですが、海食洞という珍しい形式の洞窟さそうで一見の価値はありました。

この日は結局一日中曇り模様で、撮れた写真はこの洞窟と、見附島の夜景のみ。


gunkan

能登の魅力の、ほんのさわりの部分だけを体験したに過ぎませんけど、まだまだ開発の余地がある場所だということがわかりました。

房総半島、三浦半島、伊豆半島と近場の半島はことごとく攻略してしまったので、これからしばらくは能登が主戦場(?)となるかもしれません。

その次の日はまた丸一日を移動日に費やし、全4日の旅が終わったのでした。


写真家にとって秋は一番の掻き入れ時、この旅で車中泊を解禁したのと、休養期間中に新機材を調達したので、これから本格的に活動を再開しようと決めたのでした。


4月に片道切符の出向になって以来、心身共に一杯一杯でしばらくの間だ撮影旅行を休止していましたが、ついに先週末思い立って草津まで行って来ました。

きっかけは単に、夏に使い損なった夏休みが余っていたから...
新人ともなると、年休も夏休みもなかなか取り難くて、気づくと夏の終わり(というか)秋まで無休で働いていたのでした。

旅は9月の終わりの土、日、月の3日間。
今までのように会社帰りに徹夜で運転して目的地に向かう、等と言うことは窓際サラリーマンにはできず、早起きして高速で草津に向かいました。

目的地は今まで、毎年のように行っている草津白根山。
ここの峠の眺めは日本とは思えないくらいの絶景で、紅葉が始まる今の時期が一番の見頃となっているのでした。

$タカのブログ-山田峠

朝のうちは天気が良くて、久々に天気運に恵まれたと思いきや、昼頃に白根山の山頂に登った頃には辺り一面雲の中に入ってしまいました。

天気運の悪さはこれまでにも経験済みなので、今回は天気が悪かったときの目的地として、草津の隣り、長野原町に向かいます。
ここは民主党政権時代、仕分けの目玉事業として中止された八ッ場ダムの建設場所となっています。
政権が変わって再び建設が再開され、風光明媚な吾妻渓谷がダムに沈んでしまうと言うことで、今の内に最後の景色を撮っておきたかったのでした。

そして目的の長野原町に着くと...何と天気は晴れ。
しかも長野原町には今まで無かった観光用の橋も架けられています。
この橋から望む長野原町の眺望がまた綺麗だったので、一時間ほど撮影に没頭してました。
(実は電車が通るのを待っていたら一時間経ってしまったのですけど。)

$タカのブログ-雛見沢

その後、ダムの底(になる部分)に降りて、しばらくの間散策。
何気ない風景でも何となく憂愁の美しさを感じるのでした。

$タカのブログ-あがつま

湖底を散策した後、はメインの吾妻渓谷に行ったのですが、この頃にはもう日没時間で下見だけして、車中泊場所の草津に舞い戻ったのでした。


そして2日目。
前日の撮影の時に、隣で撮っていた地元のカメラマンから、芳ヶ平からの朝陽が綺麗だと言う情報を聞いていたので、あさの4時に目覚め、一路白根山を目指します。
そして5時頃に撮影場所に着くと。
何と眼下に雲海が広がっています。

$タカのブログ-雲海

白根山を含む上信越高原がぽっかり雲から出ていて後は雲の下。
水平線が見えるほどの巨大な雲海で群馬県全域を覆うくらいの広さです。
しばらくすると雲海から日が昇り始めます。

$タカのブログ-日の出

実はここで、一つミスをしているのですが、それは来るのが遅れたこと。
朝4時の出発ではだいぶ遅くて、着いた頃には道は路上駐車で一杯、仕方なく1km離れたスキー場に車を止めて30分歩いて撮影ポイントを探すという有様だったのでした。
朝陽の白根山を攻めるなら朝の3時には着いていなければいけないと言うことを学んだのでした。
多分こんな見事な雲海に巡り会えるのは10年に一度くらいでしょうけど...

気を取り直して、朝陽撮影組が一通り帰った後、朝陽に照らされる芳ヶ平と白根山を撮影。

$タカのブログ-逆光

$タカのブログ-草津氏らね

こちらもまた言葉にできないくらいの絶景。
現実の景色とは思えない様な世界でした。
自然の地に入るといつも思うのですが、世界は本来美しいのだと再認識させられました。
ただこんな景色を見てしまうと、いつもの日常に戻るのが嫌になってしまいそうです。
写真を見返すことでこの自然の地に心だけは舞い戻れるのがせめてもの救いと言ったところでしょうか。

芳ヶ平を撮り終えた後は、昨日のリベンジで白根山山頂に挑戦。

$タカのブログ-おあま

この日は一日中好天に恵まれ、カルデラ湖も草津の温泉色に輝いていました。
山頂で晴れ日に会うのは実に3年ぶり、久々に天気運に恵まれ写真の神様に祝福された旅だったのでした。

そして旅の3日目は移動日だけで費やして、久々の遠征旅行は終了。
サラリーマン稼業では色々あってもそれは副業での話、僕の本業は写真家なのだと自分に言い聞かせて、またいつもの日常に戻っていくのでした。

この週末、伊豆の河津町で桜が見頃だという情報を聞きつけ、急遽会社を休みにして伊豆旅行にいきました。

出発は金曜の夜、徹夜で車を飛ばして朝の8時に河津町到着。
あと3時間くらい早く着いたら、伊豆東海岸からの日の出が見れたかもしれないのですけど、伊豆までは以外に遠くて8時到着が限界時間でした。

土曜の天気予報は一日中晴れということになっていましたが、実際には晴れ率5割くらい。
東の空は晴れてますけど西の空は曇っている(天城山に雲が停滞している?)ので午前中はあまり撮影には向きません。

そこで午前中は、正月の伊豆旅行の時に来た佐ヶ野川渓谷に際訪問。
正月旅行の時は秘境の滝を発見しておきながら、たどり着けなかったと言う悔しい思いをしたので、今回はこの日のために用意したゴム製のオーバーオールを(正式名はウェーダー)着込こんで川を遡上して滝つぼに到着。

$タカのブログ-さがのがわ

周囲を柱状節理という溶岩石に囲まれた見事な滝ではありますが、観光開発されてないので名前がありません。
名前が無いのなら勝手につけてしまおうということで、佐ケ野川大瀧と命名することにしました。
今回手に入れたウェーダーがあれば、川の中から撮影するという新たなスタイルが可能にるので、表現の幅が一つ広がりました。

佐ヶ野川渓谷から桜祭り会場まで戻った頃にはもう日は傾き始め、撮影に向く時間帯になっていました。

$タカのブログ-かわつがわ

天城山を入れた定番のアングルは撮れませんでしたけど、春真っ盛りの雰囲気は何とか撮り収めました。
去年は一日中曇っていて一枚も撮影できなかったので少しは報われたかも。

その後、屋台村で遅い朝食と昼食をとり、夜になってから少しだけ夜景撮影。

$タカのブログ-よるのかわつがわ

河津川は、川の片側しかライトアップしていないので、誰が撮っても同じような場所から同じような構図の写真が出来上がります。
自分だけの特別な一枚、いわゆる”お宝写真”を撮ろうと思ったらもう一工夫必要になるのですが、今回は天気が今ひとつだったので、お宝写真に挑むのは来年までお預けにしておきます(実は構想は練っています)。

その後、次の日の撮影に備えて下田まで移動し、道の駅で車中泊。
旅行第2日目は場所を南伊豆町に移して、もう一つの河津桜の名所、青野川の撮影に挑んだのですが、予報に反して天気は曇り模様。
曇りでも桜の写真が撮れないわけではないのですが、前日からの疲労が溜まっていたので無理せずに昼間はゆっくり過ごして夜からのリベンジに賭けます。

そして夜...
18時から河津桜のライトアップが始まり、さらに川には祈り星という青色の発光体が流されます。

$タカのブログ-あまのがわ

何でも東京ホタルと言うイベントで使われた発光体らしく、星の流れる川はさながら地上に降りた天の川の様でした。
あまりの幻想的な景色に会場からは歓声が上がったほどです。
中には本家の河津川より綺麗じゃないかと言っていた人も居ましたけど、確かにこの光景は想像を超えるくらいの美しさでした。

今回の旅も天気が今ひとつで思ったほどの写真が撮れなかったのですけど、最後の最後で少しは挽回できた...かもしれません。
そして次の日は、有給の月曜になるのですが、やはり天気は悪いままと言うことでそのまま帰途に着いたのでした。
ちなみに帰りは13時間もかかってしまい、改めて伊豆の遠さを思い知らされたのでした。

この旅でもう桜は見てしまいましたけど、茨城では梅が徐々に咲き始めているので、これからは梅に桜に藤にと春の花を探して近場を探索してみたいと思います。