週末、秩父の氷柱を見に小旅行いってきました。

前回の旅も秩父の氷柱目的でしたが、今回は場所が違って尾ノ内渓谷になります。
こちらの氷柱は、観光目的のために現地の人が水をかけて作った人工氷柱。
存在自体は以前から知っていましたが、人工ということでありがた味が今ひとつ...なので今まで敬遠してました。
ただ今年から、尾ノ内氷柱でもライトアップをはじめたという情報があったので、昼景と夜景両方足せば行く価値あるかな?と決意し行ってきました。

行き先が前回と同じ秩父ということで旅の行程もほぼ同じ。
金曜の夜に出発し、夜間移動で土曜の朝に到着。
8時頃駐車場に着いて、そこから凍った坂道を15分ほど歩くと氷柱を見学する吊り橋に出ます。

当日は土曜で混雑が予想されましたが、8時頃はまだ見物客は2人だけ。
その2人も10分くらいで帰ってしまったので(寒さのため?)しばらくの間景色を独り占めしてました。

$タカのブログ-こおりのあお

9時過ぎになると、観光バスが乗り付けてくるのか、見物客が増え始めて吊り橋の上を渡りたがっています。
それを見込んでか、係りの人が吊り橋の上をガスバーナーで燃やして(!?)橋の上の氷を溶かし、10時半に橋が開通。

$タカのブログ-ガスバーナーおじさん

間近で見る氷の造型はまるで芸術作品のように見事でした。
人工の氷柱なのである意味芸術作品と言えなくもないですが。

$タカのブログ-森の巨人

その後また元の位置に戻って氷柱の岸壁を見てみると、朝とは色が変わってます。
どうやら太陽の角度の違いで微妙に色が変化する様で、何時間居ても見飽きません。

$タカのブログ-太陽光が混じって

結局氷点下の中、8時から昼の1時まで写真を撮り続けていました。
その後一旦駐車場に戻って、ライトアップが始まる夜まで仮眠。
夜からは待望のライトアップを見に行きます。
現地では、ライトアップが始まる一時間前から写真客の場所取りが始まっていて、昼以上の盛況ぶりでした。

$タカのブログ-氷の城

三十槌の氷柱もそうでしたが、ライトアップの色が時間によって七色に変化するので、夜の景色も何時間でも見ていられます。遠目で見ているので、氷柱というより氷のお城と言った感じでしょうか。

$タカのブログ-七色の城

結局夜の部も4時間撮影に没頭し、昼夜合わせて9時間同じ景色を撮っていたのでした。
多分朝8時に来て夜8時に帰ったのは僕一人くらいではないでしょうか。
人工氷柱ということで、今まで敬遠していましたが、こんなに見応えがあるのならもっと早くに来ても良かったかもしれません。

その後、この日は伊勢崎市近くの道の駅で車中泊して、次の日余力があれば日光辺りを攻めてみようと計画してましたが、思いの外体力が消耗していたのと、スタッドレスタイヤ無しでいろは坂を登るのは危険(チェーンはありますけど)と判断して、結局そのまま茨城に戻ったのでした。

やはり冬景色を撮るにはそれなりの装備は必要だと言うことを思い知らされました。
今年の冬景色はもう終盤なので、来年はタイヤとか、防寒服とか色々揃えて撮影に望もうと決意したのでした。
冬の季節は被写体が少なくて写真家にとっては閑散期とも呼べる季節なのですが、覚悟を決めて寒冷地まで足を踏み入れれば、冬場にしか見ることのできない絶景が広がっていたりします。
将来的に写真家だけで食べていこうと思ったら、そこまで表現の幅を広げないとやっていけない...ということで冬場の絶景を求めて埼玉県の奥地の奥秩父まで行ってきました。

出発は例によって金曜の夜、この日は会社の新年会があって多少出遅れ、秩父に着いたのは8時頃。
事前の調査で氷柱の見学時間が9時からになっていたので朝食を食べたりしながら時間調整して、9時丁度に見学場所の駐車場に到着。
駐車スペースが少ないので一番乗りを目指しましたが実際は三番手でした。
そして着いた早々、駐車場から記念の一枚。

$タカのブログ-荒川のせせらぎ

約30mほどの切り立った崖から、何千本という氷柱が何層にもわたって生えています。
正に冬場しか見れない絶景。
遥々遠くまで来た甲斐がありました。
ちなみに下を流れる川は東京にまで流れ出ている荒川です。都会の真ん中を流れる川がこんな秘境にまで繋がっているとは想像しがたいですね。

その後撮影用装備を整えて川べりまで下って撮影開始。
氷点下の中、寒さを忘れて2時間くらい写真を撮り続けました。

先ずは一番有名な氷柱ポイント。
岩清水が凍ってできる天然の氷柱で、寒さの度合いにより氷柱の成長具合が毎年変わります。
今年の冬は寒さが厳しいので良く成長した方でしょうか(?)

$タカのブログ-天然氷

こちらは地元の人が水をかけて作った人口氷柱ポイント。
さっき駐車場から見えたのは実は人口氷柱でした。

$タカのブログ-豊作のつらら

おまけのミニ氷柱ポイント、多分天然。

$タカのブログ-つらら石のようなつらら

昼間の氷柱を一通り撮り終わった後は、一旦車に戻って6時間ほど仮眠...起きたらもう夜になっていました!!
夜からはカラフルなLED照明で氷柱を照らすライトアップイベントがります。
こちらの方が有名なのか、夜になってから見物客の数がずっと増しました。

昼の間十分体が休まったので、夜からは3時間の間ぶっ通しで撮影。
先ずはメインの天然氷柱ポイント。
色がカラフルに変わるので、何時間でも楽しめます。

$タカのブログ-結局白がきれいかな
$タカのブログ-緑色は背景が入る
$タカのブログ-赤白日の丸カラー
$タカのブログ-冷ややかな青

今年からは人口氷柱ポイントのライトアップもあって、こちらもまたカラフルに色づいています。

$タカのブログ-山奥のエレクトリカルパレード

最後は朝一番で撮った駐車場からのアングル。

$タカのブログ-本当の荒川土手

結局午後8時に照明が消えるまでずっと撮り続けていたのでした。
撮影が終わって三脚を畳もうと思ったら凍りついてカチカチになっていたので、夜の冷え込みはマイナス10℃近くまで行っていたみたいです。
その寒さに耐えながら撮った写真は、宝石にも匹敵する貴重な宝物なのでした。

そしてその日の夜、道の駅で何度も仮眠しながら次の日の目的地、宇都宮まで移動しました。
宇都宮にはその昔、大谷石という建材用の石を採石していた巨大地下空洞があり、新しく買った広角レンズで撮りまくろうと意気込んでいたのですが...
現地に着くと何と閉館していました!!ホームページにすら告知が無かったのに~

$タカのブログ-いつまで続くか臨時休館

震災のため臨時休業しますという張り紙がありましたが、どうやら再開しないでそのまま閉館してしまった様です。
同じく現地まで来て引き返す車が何台かあったので、これから行く人は注意した方がいいでしょう。

ちなみに以前撮った写真はこんな感じでした。
$タカのブログ-異世界に繋がる地下大空洞

地下空洞が無いとなると、ほかに行く場所も決めてないので、近くの大谷公園で平和観音の巨大石像だけとって、早々に帰ることにし今回の旅は終了したのでした。

$タカのブログ-正式名称は平和観音、大谷観音ではありません

もう少し事前調査しておけば、奥日光辺りまで行けたと思うのですが、前々日からの強行軍で体力が相当減っていたので、実際にはこれが限界だったかも知れません。
今回の旅で冬用の靴とか、タイヤチェーンとか冬用装備は一通り揃えてあるので、次回は奥日光かもしくは奥秩父辺りに再挑戦したいと思います。
表現の幅を広げるために。
前回、伊豆旅行の帰りに房総からの夕日が撮れなかったのが心残りだったので、3連休の初日にふらっと房総に行ってきました。

房総は半島になっているので、夕日が海に落ちる言わば夕日ポイントが何ヶ所かあるのですけど、今回は木更津の江川海岸をピンポイントで攻めてみました。
前回来た時に場所の下見は済ませてあったので、着いた早々影開始。

$タカのブログ-焼酎のCMで見たような光景

夕日や日の出を撮るときは、単に太陽を撮るだけではなく、何かに引っ掛けるのがポイントとなるのですけど、今回は江川海岸特有の海に伸びる電線に太陽を引っ掛けてみました。
ちなみにこの電線は沖合い1kmの地点にある密漁監視小屋に電気を送っている電線です。
そうとは知らずに景色だけ見たら、現実離れした幻想的な風景でもあります。

日が沈んだ直後の時間帯は世界から影が無くなる、いわゆるゴールデンアワーとなります。
この時間帯もまた幻想的な風景が取れるシャッターチャンス。

$タカのブログ-日没直後のゴールデンアワー

日の入りから30分位すると、今度は残照により空が青くなる、いわるゆマジックアワーの時間帯。
夜景中心で撮影している僕にとっては一番貴重な時間帯でもあります。
この日の江川海岸は風速10m以上の暴風状態だったので、風の影響が少ないアクアラインに場所を移して撮影。

$タカのブログ-魔法使いのマジックアワー

アクアラインでは風は微風状態になっていて、うっすらと富士山のシルエットも見える撮影日和でした。
富士山まで見渡せて風が少ないというのは、東京湾では年に10回あるかないかの奇跡です。
夕日の写真一枚撮れれば良いくらいの思いで来たので少し得した気分でした。

その後木更津市内の眺望を夜の間撮っていたのですけど、思ったほどでもなかったので割愛。
一路茨城に向かうのですが、途中で天気を調べたら次の日も晴れ。
もしかしたら日の出が撮れるかもしてないと思い立ち、去年から狙っていた福島県いわき市の日の出ポイントに向かいます。

福島と茨城は隣同士なのですぐ着くだろうと軽い気持ちで向かったのですが、千葉からの移動だと8時間もかかってしまい、結局徹夜状態で撮影開始となりました。

着いたのは朝の6時頃で、その時にはもう空はうっすら明るくなっている、いわゆるブルーアワー状態でした。

$タカのブログ-朝の魔法ブルーアワー

その後日の出ポイントを探して海岸を歩き回っていると、地元のカメラマンが二人ばかり三脚を立てていたのでその場所に便乗させてもらって日の出を待ちます。

そして日の出時刻...
岩と岩との間から昨日見送ったばかりの太陽が再び顔を出しました。

$タカのブログ-昨日の太陽もうお目見え

お正月の真鶴海岸を彷彿とさせますが、こちらの方は写真客が少ないので場所を移動しながら色々なアングルで撮影できます。
鳥居に太陽を引っ掛けたり。

$タカのブログ-太陽に前景を重ねる引っかけ

来年の年賀状用に縦位置での撮影もしておきました。

$タカのブログ-再来年の年賀状完成

太陽が顔を出してから登りきるまで、あっという間の時間でしたが、気分的には一時間近く撮っていたような感覚でした。
その後北茨城まで戻って、昼景写真を撮ろうとしたのですけど、西の空から分厚い雲が押し寄せてきて、撮影は途中で終了、帰途に着いたのでした。

年末年始の旅では9日間かけて撮れた日の出は2回、夕日は1回でしたから、今回は小旅行とはいえ日の出と夕日が両方見れる濃厚な旅だったのでした。
冬の時期は被写体が少なくて写真家にとって閑散期とも言える季節なので、これからも機会があれば、日の出&夕日を精力的に狙ってみたいと思います。