では今回もこの秋に観た映画から。
『彼岸花』
勿論、何回か観てるんだけどね。
有馬稲子が凛としていい。
山本富士子が伸び伸びとして気持ちいい。
久我美子も綺麗だ。
浪花千栄子も上手いもんだ。
でもそれ以上に佐分利信がいい。
とにかく佐分利信の顔がいい。
佐田啓二の顔もいい。
二枚目なのに見飽きない。
そして例によって中村伸郎と北竜二である。
この二人が出てくるシーンは、僕にとって小津作品を見る楽しみの一つだ。
一週間里帰りをしたとすると、そのうちの一晩だけ必ず飲みに誘ってくれる近所のオッちゃんたちみたいなもんだ。
女優もいいが、男優もいい。
結局、いい映画だ。
身も蓋もない感想だが。
これは初見。
『インディ・ジョーンズ レイダース失われたアーク』
なんとなく観ておいた方がいいのかな、と思って。
『オーシャンズ13』
アル・パチーノ、いいなあ。
そして、やっぱりアンディ・ガルシアは水口君と似てる。
ということで『女王陛下の007』
タイトルは知ってたけど、こういうボンドもいたんだね。
ジョージ・レーゼンビーっていうんだね。
あなたの名誉のために言っておくと、このジャケットの絵よりは実物の方がカッコいいよ。
また007観ちゃったよ、M。
それにしてもやけに男ばっかり見てるなあ。