前回は、都立高校入試で数学の共通問題に対応するための試験場での手順について書きました。
いわば平均点を超えるための手順でしたが、今回は都立西高校の問題を例にとって自校作成問題について考察することにします。
令和3年度問題をざっと見てみるとさすがに都立御三家と言われる西高だけあって良問(やや難問系)が出題されているとの印象でした。
とは言え本番では前回までに記述した解答手順が原則であることに違いはありません。
まずは解答用紙と問題をざっくり見てみます。
解答用紙を見るだけで問いが14問あることがわかる。
例によって解答時間は40分(=50-5×2)。ざっくり1問当たり3分弱。
全問正解を狙える場合は、記述式に時間がとられるのでそれ以外の問は、検算も含めてできる限り時間を短縮するつもりで解く必要がある。
ただ、現実的には予想平均点60点を超える程度で確実にとることを心がけて。むろん数学が得意な受験生は90点前後を狙うのもよいが、いずれにしても早く捨て問を見つけ、確実に点数を確保するために解いた問題は再検討、再再検討して確実に取るという原則は同じ。
今回は実際に問題を見ながらマーキング+書き込み例を挙げてみました。
[1]・・・小問5題。解答時間14分、配点25点
できるだけ短時間で解いて他に回す。毎年同じような傾向なので点の取りどころ。
→問3△、その他は〇。
※読み違いでポイントの書き込みをミスっていることもあるので、解答の際、再度読み直すこと。
※確率が楽勝な受験生は全問〇。手を付けた問題は確実に取ること。
※問題自体の難度はやや高め。おおむね癖のある難問ではなく良問が多い。
※普段から図形と関数のマスターに力を入れると数学の合格ラインは十分クリアー可能。
[2]・・・2次関数+図形の基礎。小問3題。解答時間8.4分、配点25点。
レベルはやや高め。関数は解法パターンが限られているため確実に取れる単元。
→問1(2)△(筆記に時間がかかりそう)、その他は〇。
[1}と同様にマーキング、ポイントの書き込みを行う。
読んですぐにわかる式、座標などは時間の余裕があれば書き込みます。
とりあえず[1]と[2]が取れれば50点。ここまで25分かけてもOK。
試験中は配点が不明で[2]問1(2)は時間がかかりそうなので無理に解かず後回しにするのがよいでしょう。
(つづく)











